半夏生

2021年07月02日

細蟹雲便りNo.1:細蟹姫(ささがにひめ)

今日は元旦から数えて(通日というらしい)183日目なんだそうです。そして夏至から数えて11日目の半夏生。関西ではタコを食べると聞いていましたが、奈良では小麦入りの餅を食べるとか? 山梨ではお盆さんに安倍川餅をお供えすると言うし(ウチの実家では記憶にないけれど) 満一才の誕生日に餅を背負わせたり……九州では踏んだりするそうですが、日本人はやはり米の力、餅のパワー!ですな🍴

【半夏生餅】
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ha_gesshou_mochi_nara.html

【一升餅】
https://www.1-mochi.com/user_data/question.php


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今月は「細蟹雲便り」にしました。細蟹姫(ささがにひめ)は蜘蛛が糸をかけるところから織女星の異称だそうで(たなばた姫とも)、七夕🎋の7月にイイかも!と単純に思ったからです〜今月もどうぞよろしくお願いいたします ♪(o・ω・)ノ))




rohengram799 at 08:45|PermalinkComments(4)

2019年07月02日

桐月雲便りNo.1:美(味)なるもの

7月になりました。こちらは大雨というほどではなく、しとしと降ったりやんだりですが、皆さまのお住まいや知り合いの方々など大変なことはないでしょうか? どうぞお気をつけ下さい。



今日は「半夏生」ですね。新聞に「半夏水」という言葉がありました。

http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/201006280.htm



「半夏生」といえば植物もありますが、スーパーでは「タコを食べよう🐙」キャンペーン中(笑) たしかいちじくの田楽を食べる地域もあったような?


https://neirof.com/3817.html




タコといえば金原まさ子さんのこのエロい……いやセクシーな俳句でしょうか、自分の足を自分で食べる。誰かに食べられた記憶を反芻してなのかどうかはわかりませんが、こんな美しくおいしい足が欲しいものです(爆) 金原まさ子『カルナヴァル』より。
 

 わが足のああ堪えがたき美味われは蛸




金原さんの句で

 ああみんなわかものなのだ天の川  


というのもあります。七夕の絵本を検索していたら『たなばた』という私好みの本がありました。内容も書いてあるサイトがありました。えっとか、七夕伝説ってこんな話でしたっけ?(´・ω・`; ) 一番悪いのはウシじゃないのか? 私が生まれる前に出版された古い絵本、YouTubeに読み聞かせ動画もあるようです。


http://fanblogs.jp/guritogura/archive/315/0





さてさて、今月は旧暦7月の異名「桐月(とうげつ)」から「桐月雲便り」にしました。またどうぞよろしくお願いいたしますヽ(〃´∀`〃)ノ



rohengram799 at 10:28|PermalinkComments(2)

2016年07月29日

布雲便りNo.29:銷夏~狼と豚と私

新聞コラムに『銷暑』という文字がありました。最初「何だよ、タコが暑い? タコの夏? 夏至はもう過ぎただろ~今ごろ半夏生の話かよ(# ̄З ̄)」とお下品なことをブツブツ言っていたワタクシですが、漢字が「タコ」じゃないー!!(O.O;)(oo;)



「銷夏(しょうか)」は、暑さをしのぐこと。「消夏」とも書きます。元気をなくして気分がしょんぼりすることを「意気消沈」と言いますよね。「意気銷沈」とも書くとあったので、基本(?)は「銷」なのかなと……。“金属をとかす”ですから威力はスゴい……漢検1級の文字らしいです。知らなくて当たり前よね(¨;)


「銷鑠縮栗(しょうしゃくしゅくりつ)」という熟語もありました。意気がなくなり、恐れて小さくなること。「銷鑠」は金属が溶けるという意味から、意気がなくなるということのたとえ。「縮栗」は体をすくめて小さくなって恐れること。ワタクシが“タコを引き裂くような暑い夏の年は、栗の実も小さく縮こまって大きく育たない”と最初に考えたのは……ここだけの話です(◎-◎;) ちなみにタコは「蛸」と書きます……皆さん、知っていますよね。イヤね、視(思)力低下すると漢字もちゃんと読めなくて、自分に都合よく想像(妄想)力で理解しようとしてしまう……(´-ω-`)



『銷夏漫筆』という本があり、Amazonサイトでは内容がわからなくて著者の辰野隆さんの他の本を探したら『書狼書豚』というのがありました。スゴい字面だ……(^^;)(;^^)


辰野隆……たつの“たかし”ではなく“ゆたか”さんは、明治21年(1888年)生まれ。父親は日本の近代建築に多大な業績を残した建築家の辰野金吾氏(知らない…)。 谷崎潤一郎とは府立一中以来の親友で、東京大学でフランス文学の主任教授として活躍。三好達治、渡辺一夫、伊吹武彦、小林秀雄、今日出海、中島健蔵、中村光夫、森有正ら多数の俊英を育てたそうです。『文藝春秋』昭和24年6月号「天皇陛下大いに笑ふ」の企画で、徳川夢声、サトウハチローとともに昭和天皇と懇談したときの様子を再現。これが評判を呼び、部数が飛躍的に伸びるきっかけとなったそうです。また随筆家としても数多くの優れた作品を残し、昭和39年(1964年)に亡くなられました。私の生まれた年だ……52年目の感動的(?)な出逢いに筆が止まらない(゜o゜)\(-_-)



「資産を傾け、女房を質に預け、娘を郭に売ってまで欲しい本を買おうとする者、これを書痴という。次に世の中に2冊しかない本の一方を手に入れるために人を殺す手合いを書狼という。そして、世に2冊しかない本について、自分の所有する1冊を真に世界でたった1冊にするために、もう1冊の方を盗み出して燃やしてしまう輩を書豚という。」と池澤夏樹さんは著書にこのように書いているそうです。


書狼は『豪華版の醍醐味を解せぬ東夷西戎南蛮北狄の如き奴』『本は読めればよし酒は飲めればよし、といった外道』で、書豚は『世界に2冊しかない珍本を2冊とも買い取って1冊は焼捨ててしまはねば気がすまない』というような書痴・書狂のことらしい……青空文庫のサイトにありましたが、文体が昔でなんとなくニュアンスでわかる感じなんですが(; ̄ー ̄A お酒は菊正宗が大好き!みたいですね。文章に力が入っていました(≧∇≦)

http://www.aozora.gr.jp/cards/001796/files/56830_55631.html



書狼(ビブリオ・ルウ)に書豚(ビブリオ・コッション)……豚も横文字になるとカッコいいな(* ̄ー ̄)……ってバカでスミマセン!と書いた後に調べたら、COCHONは特に食用に去勢したオス豚を言うらしいです………。参考までにYahoo!知恵袋の質問と回答をどうぞ!

http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=1422275909




梅雨明けして本当に暑い(;´д`)ゞ! 皆さまもお身体に気をつけて下さい。どうぞよい週末を!!






rohengram799 at 10:06|PermalinkComments(6)

2014年06月30日

慶雲便りNo.26:ショウカ不良~6月の本棚

昨日はモノスゴイ荒れた天気でしたね…! 皆さまは大丈夫でしたか? 


今日は「夏越しの祓い」ですね。この日に飲むお酒を「銷夏酒(しょうかざけ)」と言うそうです。「銷夏」とは「夏の暑さをしのぐ」という意味で、俳句では夏の季語になります。 少し前に芭蕉の「蛸壷やはかなき夢を夏の月」という句を知ったからでしょうか……「蛸夏酒」に見えてしまい、半夏生にタコを食べるというけど……マムシだけじゃなくタコをつけた酒もあるのか!?と思ってしまいました(~_~;)


また「夏越しの節供」というのもあり、陰暦6月晦日(みそか)に河童(水神)が山から下りるとされ、人や牛・馬などの水浴・御禊(みそぎ)が行われたそうです。この日はキュウリを食べるのかしら(´・ω・`)? キュウリに味噌をつけて食べた子どもの頃が懐かしい!



さてさて、あまり本を読む気分にならなかったので、冊数が少ない「今月の本棚」です。山田詠美さんのもまだ読みかけになっています。今月はなんかテンションが低かった(-_-;)


歌野晶午さんの『春から夏、そして冬』はなんと言ったらいいのか……感想の難しい本でした。スーパーの保安責任者の中年と、万引き犯の若い女。男は彼女を警察に引き渡すどころか、お金を渡したり…別に下心があるわけではなく、交通事故で亡くなった娘と同じ年の生まれだとわかるとそうしてしまう。少しずつ家庭や娘の事故のこと、暮らしぶりなんかがわかってくるのですが、最後はもう!!(゜ロ゜ノ)ノ…『葉桜の季節に君を想うということ』の時には「やられた!」感はありましたが、おもしろかった!と素直に言えました。この作品を「後味が悪い」という感想の人もいましたが『絶望ノート』の方がそんな気持ちになったような…。


『春から夏、そして冬』時間の経過とともに「ナニ、その後出しは!」とか「これは本当?」「もしかしたら全部ウソなんじゃないの?」って……読み終わった後もグルグルしてしまう……それなら「よかった、不幸な人は誰もいなかったんだ」と思えるのに。読み終わった人と感想を伝えあうというより、それぞれの立場で議論になりそうな作品。自分にも形は違っても起こりうる心理状態っていうか……内容を詳しく書けなくてすみません(;´д`)



明日から7月、今年の後半戦です。皆さまも「夏から秋、そして冬」に向けて、心身ともにスタミナ強化してまいりましょう(*^O^*)




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rohengram799 at 15:20|PermalinkComments(12)

2014年06月21日

慶雲便りNo.17:無花果ぶらり

『倖せは ぶらり そんな 初夏の午後』(寺嶋龍)


今日は『夏至』ですね~以前、夏至にはタコやらうどんを食べるという話を書いたことがありますが(スミマセン、半夏生でした!)愛知の方では無花果田楽を食べるとか。検索したら、結構たくさんの方が作ったり食べていたりしてちょっとビックリしました。その中の1つがコチラです。


http://www.ja-aichi.or.jp/engei/recipe/03_/000229.html


また奈良県では、半夏生の時に食べる『半夏生餅』がありました。タコとかうどん、無花果も関東ではあまり聞かないのですが(私が知らないだけ?)何かワケがあるのかしらん…この時期に採れる旬のものが少ないとか('_'?)


http://www.pref.nara.jp/24593.htm



さてさて、無花果ですが、浅く三裂するものは江戸時代に日本に移入された品種で、深く五裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来したもので、伝来当時は「蓬莱柿(ほうらいし)」「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれたそうです。柿は昔からあるので、似た果物だけど“異国っぽい”でこんなネーミングになったんでしょうか? しかしだんだん「柿」の字が「姉」に見えてきて困るんですが……そしてハクサイ(単に文字からのイメージ)・カボチャ・カキの着ぐるみ三姉妹の戦隊物を想像するワタクシ……いったい誰と何のために戦うというのか( ´△`)



妄想ふわりな夏至の午後、ついでにもうひとつ。「柿花火」という季語があります。冬空に葉が散った後なお実がたくさん残り、霜で赤らんだその姿がまるで真夏に打ち上げられた花火のように見える様を言うのだそうです。艶やかな着物姿の熟女がひとりで木の上から殿方を手招きし誘惑するのは、木守柿ならぬ木守姉だから、まぁヨシとして(;・ω・)旅人が薄明かるい月夜に道に迷い、花火のように見える赤い実をたくさんつけた木をたよりに進んでいったら、ぶら下がっていたのは柿ではなくたくさんの姉さまだったら……コワイ! でも柿の実でなくても食べまくる強者だったら(;゜∀゜)………それはそれでまた……来年もたくさん実がなるだろうから、めでたし!めでたし!!になるのだろーか(ー_ー;)



皆さまはおやぢの戯言にかまわず、健全な土曜日をお過ごし下さいね(゜o゜)\(-_-)










rohengram799 at 15:15|PermalinkComments(6)