南の哀愁

2011年05月19日

第491号:風は南から

『さつきまつ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする』


古今和歌集の夏の歌、よみびとしらず…なのがまたなんともノスタルジーでありますね(*^^*)


5月が盛りの花、橘。その香りをかいだら、ふと、昔なじみのあの人の袖の香りを思い出したよ…この和歌から「橘の花は昔を思い起こす」情緒があるということになり、これ以後の和歌にかなり多くの「橘」が歌われるようになったとか。今も昔もこういう部分は変わらないですね。


今日「橘」を思いついたのは、立ち話をしていたらウナギの匂いがして「そういえば昔はウナギが大好きだったなぁ…」と思い出したから、なんて恐ろしくシベリアな理由ではなく(いくら私でもそれはないです!)「ゲッキツ(月橘)」というジャスミンに似た花が沖縄で咲くことを知ったからです。沖縄名は「ギンギチ」「ギギチ」「ギキチャー」というらしいですが、奄美大島とか温かい地方で咲くみたいですよ。

満月の時期に月のついた名前に出逢うのはなんか嬉しいです♪でも「つきたちばな」とか読まないんだ~といささか不満(-.-)「げっさく」とかあの白い花には似合わない気がします。

このところ『南の哀愁』(私は宝塚の舞台は見ていないです)な話題が続いているので、マッチの『情熱☆熱風■せれなーで』をタイトルにしようかとも思ったのですが(((^^;)


東日本にもっと活気があふれるように、自分のパワーがおちないように九州男児・長渕剛さんの歌に願いを込めてみました(^з^)-☆(みんな笑顔の魔法がつかえるといいな~ははっ!!)

rohengram799 at 14:17|この記事のURLComments(14)
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