吉屋信子

2023年09月03日

からあい雲便りNo.2:月と世界とエトワール

こんにちは🐥

雨の月曜日です。少し気温が下がりましたが、明日はまた晴れて暑くなるとか……洗濯は明日にしようと決めたワタクシです😅



【月と世界とエトワール】
https://bookwalker.jp/de507b4114-ca0b-4091-8106-43257c7eb574/

この漫画は読んだことはないのですが(4巻で完結しているらしい)学校特有のシステム?名称?にあらら(⁠✿⁠☉⁠。⁠☉⁠)!となったのでメモメモ〜『マリア様がみてる』や吉屋信子作品の世界だわぁ😆😆😆


エンゲージ🐦
作曲科の生徒と声楽科の生徒がお互いに相手を認め合ってパートナーとなること。
作曲科の生徒がこの人だ!と思った声楽科の生徒のために曲を作ってお揃いの指輪を交換して成立するらしい。
エンゲージ後はもうパートナーがいます😊ということ示すために指輪を常につける。
エンゲージをすると特別の練習棟が与えられるなどさまざまな優遇が受けられる。


歌姫 (えとわーる)🐦
声楽科の学生で優秀な学生に与えられる称号。
エトワールはフランス語で「星」の意味。
学期に一度ある試験に合格するか作曲科の学生から歌唱力を認められ、相方としてエンゲージを申し込まれるのが条件。
騎士以外の伴奏で歌を唄うことは禁止。


騎士 (しゅゔぁりえ)🐦
作曲科の学生で学業成績優秀、また声楽科の学生とエンゲージをしたものに与えられる称号。
自分のパートナーのために作曲をしたり、舞台の伴奏をする。自身の歌姫以外のために伴奏をすることは禁止。


パートナーチェンジとか出来ないんでしょうねぇ〜それにより揉めたりするのかしらん?

なんか『オル窓』がこういう設定だったら、みんなユリウスとエンゲージを希望しそう(笑) 



✤2023/9/6
下書きのまま未公開だったことに気がつきました(;´∀`)



rohengram799 at 17:30コメント(0) 

2023年02月27日

萌揺雲便りNo.15∶月曜日の「きゅうどう」者

こんにちは🐥

この1週間ばかりは自分的にはいろんなことがあり、昨晩は8時前には布団に入ってしまいました。年明けから2週間くらいでアップダウンを繰り返しているような気がします。皆さまはお変わりないでしょうか?


◆弓道
https://www.pixiv.net/artworks/105436483
コチラの漫画を読み、たしかに〜!とその違いを知りたくなり検索したりして(笑)

https://suizanmiyabi.com/kyugucolumn/kyudougu02_17.html

↑ 書かれていた足袋についての文章に

足袋を選ぶ際の基本として、滑るものを選ぶようにいたします。(略)弓道で構える際に、まず初めに足踏みという動作を行いますが、この足踏みの際に足が滑ってしまう方がいらっしゃいます。これは足袋のせいではなく、足踏みの方法に問題がある可能性がございます。…… に笑ってしまいました😆 よいものを身につける、使用すると違いはあるでしょうが、それは基礎がしっかりしていればこそ、ですよねぇ。


◆「暴風雨の薔薇」という吉屋信子さんの作品があるようです。タイトルが「ベルばら」っぽくてドキドキする😍 ヅカばらは何度も再演されていますが、オスカルさまが猿之助歌舞伎のようにペガサス宙乗りの舞台もあったと知り、画像を見てドヒャー(@_@;)となりました。気になる方は「オスカル ペガサス」等で検索を〜!

◆なぜ亡者? 「亡」の読み方について
https://ameblo.jp/seijihys/entry-12782991818.html


◆沢野ひとしさん
私が好きだったジェンヌさんが「シアターガイド」という演劇雑誌にエッセイを連載していた時のイラストを描いて下さった時に初めて知った御方😅 
https://note.com/delicious_web/m/mb1807614b893

◆猫の日は過ぎましたが(ΦωΦ)
「おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った    世界ことわざ紀行」
https://books.rakuten.co.jp/rb/17347648/
なんてインパクトのあるタイトルなんでしょうか😱

◆「目」の話👀
身体全体を左右に分けると右は陽、左は陰の性質で、中でも左目は「聖なる目」と呼ばれ、特別な意味を持つとか。また右目から出る涙は嬉しい時や感動した時に出る涙、左目から出る涙はネガティブな感情を排出し化する涙……という話をスビリチュアル系雑誌(漫画()で読んでほ~!となり、目について調べたりして😅

「眼病平癒ご利益のお寺」
https://hakataboy.com/temple/bunrui/bunrui.php?key=39
「青い目と黒い目」 見え方の違いなど
https://www.irinakaganka.jp/blog/%E7%9B%AE%E3%81%AE%E9%9B%91%E5%AD%A6/10004.html

◆フランス料理のサイエンス
https://note.com/rapitasu
料理はやはり科学だったか!! 知識と愛情があれば無敵かもしれないщ⁠(⁠゜⁠ロ⁠゜⁠щ⁠)


✱    ✱    ✱


春はうすい金いろ秋は琥珀いろ歳月は花蜜の壜にとろけたり


松本典子さん(同姓同名のアイドルがいましたね😄)の歌集『せかいの影絵』から。
https://tankakenkyu.shop-pro.jp/?pid=172493818

新聞で読んで綺麗な短歌だなぁと思いました。「いろ」が平仮名なのもイイ🥰
ノドの調子がよくない時にはハチミツがいいと聞きますが、いろいろなものをギュッと詰め込んだものをやさしく溶かして甘くのみ込ませてくれるからなんでしょうか〜そんな精神的作用もあるのかも?なんて思ったワタクシです。


2月は逃げる、イヤイヤ毎月毎年、逃げ足が速くなっているような……😓 明日は多分、更新出来ないので1日早く〆のご挨拶を〜今月もお付き合いいただき、ありがとうございました。少しでもムフ(*´艸`*)となる記事があったら嬉しいのです。 

ではでは、また来月もマイペースな戯れ言、備忘録ブログになると思いますが、お時間がありましたらよろしくお願いいたします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾



rohengram799 at 09:30コメント(4) 

2021年08月31日

金涼雲便りNo.27:八月尽 〜 夏の終わり

うたかたの海辺の恋や八月尽 吉屋信子


「ひと夏の経験」も「真夏の大冒険」もなかった……まぁ8月に限らず毎月こんな感じだし、気がつけばまた1年が終わる(ーдー) …… のだと思います。皆さまにはどんな1ヶ月だったでしょうか?


最近とてもポテトサラダが食べたい気分なのですが、じゃがいもはあるのに自分で作る気力がなく……早く使わないと芽が出てしまう! 以前ポテトサラダにみかんをいれる、という短歌の記事を書いたと思いますが、柿を入れるという人もいるようです。ちょっとかための柿で、なかなか美味しかったとか。ポテサラに入れるとしたらやはりリンゴでは?と思うのだけれど。


今月もお付き合いいただきありがとうございました。来月もまたよろしくお願いいたします。皆さま、ご自愛下さいませ。



rohengram799 at 19:50コメント(4) 

2017年08月07日

竹春雲便りNo.7:アカシアの雨。・゜゜(ノД`)

♪アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい・・・
 


西田佐知子さんが歌っていましたね~『アカシアの雨がやむとき』って、わからない人の方が多いのかも(^o^;)



吉屋信子さんの『花物語』の下巻の最初が「アカシヤ」だったのですが、その内容がこの唄を思い出させたのですわ。


女学校の英語教師になった新庄さんと久しぶりに再会した主人公は、彼女が教師を辞めたと聞いて驚きます。その理由をきくと・・・受け持ちクラスに、大人になるまで対して物怖じしない子がいて、その子が怖い。反対に、美しい顔と姿の子にはときめき、完璧にエコヒイキするように。このキレイな子に対しての語りはこちらもちょっとひいてしまうくらいでしたわ。




「なにゆえとなくおのずと止まった歩みを、そのままにわたしはじいっと立ち止まって丘さんの机のそばに立ちました。机にいまさしむかって、なめらかな洋紙のうえに象牙のペン軸をにぎって走らせるそのこまやかに美しい指の主を見つめましたの――ふくよかな頬は、次からつぎへとつづり字をおもい出す努力にか、やや上気してうすあかく、なおさらにかわいらしいその顔を、紙の面ちかくむけて前へかがむと、うしろの襟足があらわに美しいほそい襟首に、純白のえりにかさなる濃紫の銘仙の背にすらっとお垂髪がふわりとけむるように流れおちるそのすえに、薄茶色の光沢のよいリボンが、ふくらんですっきりむすんで椅子の背にさわって、その下に海老茶の袴の腰に、絹のレースのもようが白く浮いて・・・もう、わたしすっかり見とれておもわず、うっとりして、書き取りの句を読みちがえたほど・・・」



オイオイ・・・女子高の男性教師かよ!とツッコミを入れたくなります!



無視されがちになったもう一人のを子はいたたまれなくなって、学校をやめて田舎に帰ることを告げに悪天候の中、先生のところに来るのですが、会いもしない。彼女らが語る一言一言がとてもせつないのです。大人のようにみえても、やっぱり心はまだまだ幼いです。綺麗なクラスメイトに彼女も憧れていました。だから先生を恨み、呪ってきたのだと。



「先生、どうぞおゆるしくださいまし、許してくださいませ。」なんて謝らなくてもいいのに~!



「私は先生のお憎しみを受けて、私の好きな丘さんは先生に愛されていらっしゃるこの両端に別れた悲しい差別は、私を今日までどんなに泣かせたことでしょう。」


彼女は田舎に変える前に、お詫びをしたかったのてす。イヤイヤ、あなたは悪くなってないでしょ、あからさまなエコヒイキをする教師の方がひどいでしょ!と思ったのですが、彼女は北海道の十勝平野へ帰ってしまいます。その一月後に教師は彼女のもとに行くのですが・・・母親から聞かされたのは「都は気が狂いました、ふびんな子でございます」との言葉。


母親に彼女に涙を流して詫びたとしても、輝かしい若い娘さんの毎日は閉ざされてしまったのです。虚ろな眸には何も映らない。尊敬すべき教師を呪うほどの嫉妬心が、自分でも恐ろしくいやになってしまった・・・このあたりはまさに乙女です。それに対して「ああ、もうアカシヤの花が咲く頃ーあの牧場のほとりへ私は我が罪のあがないにもう一度行きたい!」って・・・単なる自己満足でしょ、教師を辞めたって、あなたの罪は消えないでしょう、イヤな女だ(`Δ´)と思ってムカムカしましたわ。




♪夜が明ける 日がのぼる
 朝の光のその中で
 冷たくなったわたしを見つけて
 あの人は
 涙を流してくれるでしょうか・・・



壊れてしまった心のどこかに、大好きな同級生の姿があるのではないかなぁ・・・エコヒイキの教師は来なくてもいいのよ、想う人に来てほしいのよ・・・やっぱりこの歌がうかんでしまうワタクシなのでした。





rohengram799 at 16:50コメント(2) 

2017年07月25日

蘭月雲便りNo.11:涙そうそう~花物語

ずいぶん前に買った吉屋信子さんの『花物語』、読み始めるまでも時間がかかりましたが、ようやく上巻を読み終わりました。「女学生のバイブル」と呼ばれベストセラーになった、短編集です。どの話のタイトルも植物にちなんでいます。



「釣鐘草」は両親が亡くなり、幼い弟と親戚の家にあずけられた姉の手紙形式の作品なのですが、姉弟が寄り添いながら、お互いをいたわりあって暮らす姿がなんともかなしく・・・かわいく健気な弟を流行り病で亡くすことになった姉の悲嘆と決意。



「けれども、思えば不幸の中にも丈のびて育てられ、弟逝きし後に一人残る悲しい自分にも、やはりこの世に努むべき使命が与えられているのだと思いました。親身の弟を失った私は、この上は広い世の中の子供たちを弟として、心から愛して教えてゆきたい、その職に身も魂も捧げて一生を清く送りたい、ただその一つの希望が私の心を励ます光であり力でございました。」そして続く「弟は形として世になくとも常に不滅の幻影となって私の心を鞭打ち励ましてくれるのでございます。」に「涙そうそう」の♪いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ・・・を思い出しました ρ(・・、)



今日は三浦しをんさんの『政と源(まさとげん)』を詠んだのですが、元銀行員の国政とつまみ簪職人の源二郎は幼なじみで年齢は73歳。水路のある下町で正反対の性格ながらパワフルに暮らしています。が、やはり死について考えたりするもので・・・。



「死んだ人間が行くのは死後の世界なんかじゃなく、親しいひとの記憶のなかじゃないかってことだ。親父もおふくろもきょうだいも師匠もかみさんも、みんな俺のなかに入ってきた。たとえばおまえがさきに死んでも、俺が死ぬまで、おまえは俺の記憶の中にいるだろう」


源さんのいい台詞に「その説でいくと、ボケないように願わないとな」と返す政。まだ彼らの年齢には届かないワタクシですが、ウンウンと老化現象のあれこれにうなづきながら(笑)サクサク読んでしまいました!



肉体はなくなってものこるもの、のこせるものはたくさんあるんですよねぇ・・・。




来週はもう8月、ますます暑くなりそう~皆さまもお身体に気をつけて下さいませ♪(o・ω・)ノ))







rohengram799 at 12:58コメント(4) 
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