向日葵の迷路
2015年03月15日
咲雲便りNo.15:ヒマワリとサクラソウ
今日は季節はずれですが『向日葵の迷路』という朝倉卓弥さんの短編集を読んでいます。表題作はよくあるパターンの話だなぁ…と思いました。すみません、個人の感想なので(-o-;) 次の『ヨーグルト下さい』はちょっとホラーで深夜のコンビニにチャイムを鳴らすことなく入店し「ヨーグルト下さい」という謎すぎる女性が登場します。オチとしてはやっぱりそうでしたか……な展開なんですが「ロングブーツの中身はどこまであったのだろう」と主人公が考えるラストがなんかツボに入ってしまいました(^^;)))
曇り空でもなんとなく春めいた空気を感じますが、『江戸遊覧花暦(江戸名所花暦)』という文政10年(1827)刊の本は、春夏秋冬それぞれの風情を楽しみ味わおうとする人のための「江戸名所案内記」だったそうです。春はウグイス・梅・桜、夏は藤・つつじ・ホタル…など計43項目について、訪れるべき名所の由来や鑑賞の手引き等が詳しく記されているそうです。お花見の名所はもちろん、紅葉狩や枯野の名所まで四季折々の行楽スポットが紹介されているそうな。ナゼか『吉原細見(よしわらさいけん)』(江戸の吉原遊廓についてのガイドブック。一般的な体裁は店ごとに遊女の名を記したもの)を思い出してしまった!!←私はマンガで知ったので、もちろん実物は見たことないです~どこかにあるのかしら? しかし、ガイドブックとか番付とか好きですよね(^◇^)
今の荒川区尾久はサクラソウが一面朱を敷き詰めたように咲いていたよう。 所の名産は白魚(しらうお)。 サクラソウの花見客はこの二つを「紅白の土産物」と称して風流を競ったそうです(*´∀`)♪
一説によると鷹狩りに出かけた徳川家康が野に咲くサクラソウの美しさを愛で、江戸城へ持ち帰って以来、この花への関心が急速に高まったとか。
サクラソウは300ほどの園芸品種があるそうですが、半数は江戸時代に改良されたものだといいますから、江戸時代は花に対する思い入れというかより美しく、自分好みのものを……という愛好家が多かったのでしょうか? それだけのんびりしていたのかもしれないですね。古くから名所と言われたエリアも急激な都市化と乱獲などにより絶滅し、埼玉の田島ヶ原のみに自生しているそうで、公園があるみたいです。
サクラソウに似た花にはミチノクコザクラがあります。北陸への旅もいいけど東北への旅もいつか実現させたいものです。
《サクラソウ》
このサイトからミチノクコザクラも見られます。
http://www.hana300.com/sakuso.html
曇り空でもなんとなく春めいた空気を感じますが、『江戸遊覧花暦(江戸名所花暦)』という文政10年(1827)刊の本は、春夏秋冬それぞれの風情を楽しみ味わおうとする人のための「江戸名所案内記」だったそうです。春はウグイス・梅・桜、夏は藤・つつじ・ホタル…など計43項目について、訪れるべき名所の由来や鑑賞の手引き等が詳しく記されているそうです。お花見の名所はもちろん、紅葉狩や枯野の名所まで四季折々の行楽スポットが紹介されているそうな。ナゼか『吉原細見(よしわらさいけん)』(江戸の吉原遊廓についてのガイドブック。一般的な体裁は店ごとに遊女の名を記したもの)を思い出してしまった!!←私はマンガで知ったので、もちろん実物は見たことないです~どこかにあるのかしら? しかし、ガイドブックとか番付とか好きですよね(^◇^)
今の荒川区尾久はサクラソウが一面朱を敷き詰めたように咲いていたよう。 所の名産は白魚(しらうお)。 サクラソウの花見客はこの二つを「紅白の土産物」と称して風流を競ったそうです(*´∀`)♪
一説によると鷹狩りに出かけた徳川家康が野に咲くサクラソウの美しさを愛で、江戸城へ持ち帰って以来、この花への関心が急速に高まったとか。
サクラソウは300ほどの園芸品種があるそうですが、半数は江戸時代に改良されたものだといいますから、江戸時代は花に対する思い入れというかより美しく、自分好みのものを……という愛好家が多かったのでしょうか? それだけのんびりしていたのかもしれないですね。古くから名所と言われたエリアも急激な都市化と乱獲などにより絶滅し、埼玉の田島ヶ原のみに自生しているそうで、公園があるみたいです。
サクラソウに似た花にはミチノクコザクラがあります。北陸への旅もいいけど東北への旅もいつか実現させたいものです。
《サクラソウ》
このサイトからミチノクコザクラも見られます。
http://www.hana300.com/sakuso.html