和名

2017年03月22日

春光雲便りNo.18:ブルー

東京では昨日、桜の開花宣言がありましたね。もうそんな季節になったのか~という感じです。1ヶ月経つのが早い!


春はいろんな花が咲き、心浮き立ちますね。薔薇を育てている方も多いでしょう。明治時代、多くの薔薇が外国から輸入されるようになり、外国語の名前は日本に馴染まないと思ったのか、和名をつけて販売されていたそうです。しかし、勝手に命名された和名も入り乱れて混乱状態に・・・。昭和20年には帝国ばら協会の宣言で和名をつけることは中止され、輸入した薔薇については必ず原名を使用することが決められたそうです。


日本人がどんな名前をつけていたのか、気にはなりますが、もっと気になるのは「帝国ばら協会」なるものの存在!スゴいな(((^^;) 関西にも同じようなだんたいがあったようです。会誌とか見てみたいですね。



また、春の花と言えばチューリップ🌷でしょうか、以前テレビでゴム手袋を花瓶がわりにしてリボンで口をしばり、吊るして飾る、という斬新なアイデアを放送していましたが、チューリップと言えば矢張オランダ!
専用花瓶がありました~画像をご覧下さいませ。


【チューリップ専用花瓶】
pointfleuri.la.coocan.jp/sub5.html



また、デルフトブルーというヒヤシンスが蜂蜜みたいな匂いがする!というので検索していたら、これは綺麗な青い焼き物の名前からだとわかりました。

【デルフトブルー】
www.delftblue.jp/history.html



この文字を見ると「デブ」「太るとブルー」に脳内で変化されて困ってしまいます・・・青い食器は食欲を抑えるとか聞きましたが、本当かしらん?



こちらのブログでオランダの雰囲気をどうぞ(*^^*)

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/miyumoco/3405838




rohengram799 at 09:52コメント(6) 

2010年11月26日

第341号:『ぶたのまんじゅう』と呼ばないで…食べ物じゃないんだから(ToT)

いくつかある誕生花の本の中から選んだ花は『シクラメン』です♪


ホームセンターのチラシには、お馴染みの赤やピンクの他に青紫のものまであってびっくりしました。花びらのかたちも、ワサワサたくさんあるのもあって「ホントにシクラメン?」と思ったり…チューリップも八重とかあるから不思議ではないのでしょうけど、あまり手をくわえるのは…と複雑(-_-)


シクラメンは、 地中海地方原産ときいて、なんとなく意外。そして和名のは「豚の饅頭」と「篝火草(かがりびばな)」はあまりにも印象が違いすぎ!!


『豚の饅頭』は、ある植物学者が、シクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になることから命名)を日本語に翻訳した名前だそうです。


『篝火花』はシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が、「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎氏が名づけたそうです。球根と花を見て名づけているために、全然違う和名になったのですね(笑)


今は『シクラメン』をみんな使っていますが、こちらだとはなやかなドレスを着たヨーロッパのお姫さまが、軽やかにダンスしているみたい!


篝火花だと、どこか妖しげ~黒衣の伯爵夫人や、紅い唇の和服美人を思いうかべますね。私的にはもちろん、こちらの方が好みです(^o^)v




rohengram799 at 10:14コメント(7) 
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