喪中ハガキ

2010年12月28日

第370号:友からの、そして友への「手紙」

皆さま、すでに年賀状は投函されていると思いますが…私は(--;)


いろいろな事が、年々ルーズになってきている私…絶対血液型占いはハズレだろ!?と思うA型です(笑)


この前の新聞に、学生時代の旧友5人の喪中ハガキが届き、遠方の友人に電話をかけた…という投書がありました。


毎年、手紙のやり取りはしていたけれど、電話は5年ぶり…懐かしい声、元気な声を期待していたら、電話には奥様が。


しばらく話をした後、おもいもよらぬ言葉が耳に届きます。


「実は夫は3年前に他界しました」


…あれは…毎年届いていたあの手紙は…一体?


それは、奥様がパソコンでダンナ様のかわりに書いていた手紙でした。


年齢も80歳近いのですから、自筆から印字になったとしても、それほど違和感はなかったのでしょう。


何より奥様の「悲報を知らせれば、学生時代からの心のつながりが途絶えてしまう」という強い想いが文面に込められていたに違いありません。


奥様はいつも届いていた郵便物や、ダンナ様あての荷物などが少なくなったことでも寂しさを実感し、同時にダンナ様自身がまわりの関わりのあった方々の記憶から消えてしまうこともこわかったのでしょう。


肉体の死と忘れ去られる二度目の死、ダンナ様をそんなかなしい状況におきたくはなかったでしょうし、お友達の心も大切にしたかったんだろうなぁ…と思いました。


「自分をだましていたのか」「自分はバカにされた」などと思うことなく、奥様のいたわりに感謝して、投書されたご友人もまた素晴らしい方だと思いました。


この方の一文により、たくさんの人々の中に「お友だち」は存在するのですから。


皆さまの記憶の中で生きる愛しい方々のご冥福をお祈りします。不快な表現があったらごめんなさい。



rohengram799 at 00:03コメント(11)トラックバック(0) 
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