四季

2021年03月30日

華節雲便りNo.23:地球人

「真赭」という言葉が某漫画作品の二次創作に出て来て、はて、なんぞや?となりました。「真朱」とも書くようで読み方は「まそお(ほ)」など。

https://sho.goroh.net/masoo/

https://blog.goo.ne.jp/moonie-moonie/e/dc9320133bfb5232b5a510e72fa19ab7

色彩表現もたくさんあって、車の色などもたくさん……事件の目撃者になった時に何色っていうのか難しいなぁ…などと考えたりします。車種もわからない私ですけど(´-ω-`)


*****


読売新聞 四季でモーレンカンプふゆこさんという方を知りました。(3/24)


「我」ひとつ提げてはるばる青き踏む


1960年代にひとりアメリカに渡り、ついでオランダへ……。異国で生活しながら母国語を忘れないようにするってとても大変なことだと思います。「青き踏む」…… 好きな季語のひとつです。


https://blog.goo.ne.jp/rokumonsendesu/e/1ee49d1588310a743f3f8297a8f7e33d



「地球人」と答えて胸の燃ゆるなり祖国と引きかえに得し答えゆえ


この短歌が一番心に残りました。


*****


今日の桜〜お香もサクラ サク🌸

https://www.kohgen.com/i/3638708000000


どうぞよい1日を♪(o・ω・)ノ))




rohengram799 at 08:00コメント(0) 

2020年12月06日

天泉雲便りNo.4:仲のよろしも 😃🍒😃

鳥も木もお互いの名を知らぬまま春夏秋冬仲のよろしも    



11月20日読売新聞の長谷川櫂さんによる「四季」・ 藤島秀憲歌集『短歌日記2019 オナカシロコ』より。



冬の日を浴びる木に、きょうも鳥が来て遊んでいった。どこでも見かける当たり前のこと。しかし、そんな当たり前が、かけがえのないことに思える瞬間がある。戦争や争いの絶えない人間界に長く住んでいると。歌集『オナカシロコ』から。




この「オナカシロコ」は「お腹が白い猫」のことらしいです。最初「オカシナコ(おかしな子)」と読んでしまった(;´д`)


https://fragie.exblog.jp/31897332/




*****


12月になりました。先月から引き続き天泉雲便りとして更新していきたいと思いますので、またどうぞよろしくお願いいたします ヽ(〃´∀`〃)ノ




rohengram799 at 09:25コメント(4) 

2020年01月24日

献春雲便りNo.24:ミッケ! そして神戸

読売新聞の四季に掲載されている俳句が気になって、それらの俳句が載っている『歌詩句文集301』を検索しても見つからない! なんで〜!? と思って、作者のひとり「石川凍夜」さんを検索してそこからようやく糸口を発見しました。


https://kanchu-haiku.typepad.jp/blog/2020/01/%E5%8D%81%E4%BA%94%E5%8F%A5%E6%8A%84%E5%87%BA301301-vol2-%E3%83%80%E3%83%80%E3%83%80%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC.html

↑ から ↓ こちらに (*≧∇≦)ノ

https://workshop301.amebaownd.com/



興味のない方にはどうでもいいことでしょうが(;^_^A


あと、こちらは神戸の今と昔。今も大変な方々が多いと思いますが、切り絵と写真だけでも神戸って昔からハイカラな場所だったということがわかりました。
http://bibou726-49.jugem.jp/?eid=287&PHPSESSID=hdp2ua55v77rro3jkd7ftvt8e5


日本真珠会館! こんな建物が神戸にあることも知りませんでした。
https://japan-pearl.com/smarts/index/21/


ウチのまわりもずいぶん変わりました。引っ越してからの風景をずっと写真に残しておけばよかったかなぁ、なんて思うことがあります。



今回のタイトルは『ミッケ!』(*)とクールファイブの名曲『そして神戸』からですが、私は『東京砂漠』の方が好きな歌です🎤
https://sp.uta-net.com/movie/91246/



(*)https://www.shogakukan.co.jp/pr/mikke/sp.html




rohengram799 at 00:10コメント(2) 

2019年04月15日

春愁雲便りNo.14:三角定規

今日は風が強くて、桜吹雪がマンションの中庭で乱舞していました。ウチは6階なんですが、それより上に舞い上がっていたような………! だんだんと葉桜になってきましたが、それもまた風情があるのが桜ですね。


花より団子、どんな言いますが、こちらには季節感のある落雁がたくさん〜 食べなくても見て楽しめます😋


【甘春堂 お菓子コレクション】
http://shop.kanshundo.co.jp/smartphone/list.html?category_code=ct-higashi




2018年2月15日付読売新聞の「四季」にあった短歌に三角定規が出てきました。社会人になってからはほとんど使うことがなくなったものの1つですわ。
 
「なぜ泣きしか今もわからずきらきらと三角定規は光をとほす」 (松原あけみ)


子どものころ、筆箱(ペンケース)には必ず三角定規が入っていた。その三角定規と結びつく涙の記憶があるのだろうか。涙の向こうに三角定規がきらめいていたか。涙の理由はさまざまだが、理由のない涙もさまざま。歌集『海盆』から。(長谷川櫂)



他人からしたら「それのどこに泣く理由が?」ってこと、そして自分でも「なんで?」なことがあってもイイじゃないか〜! で青い三角定規の♪太陽がくれた季節 を思い出したりして……いろいろあって再結成は夢となりましたが、これからも青春を語る一曲なのは間違いないでしょう(*´ー`*)

https://sp.uta-net.com/movie/2928/



三角定規📐のまるい穴の他、文房具のトリビアはコチラから。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amor1029.exblog.jp/amp/1541082/%3Fusqp%3Dmq331AQPCAEoAZgB8euTzpXn3_Ri




他の『海盆』からの短歌はこちらのブログ記事でも紹介されていました。句集のタイトルはこの句からだったのですね。

海盆は海の平らなところなりくぢらも載せむ月夜ものせむ

http://lavender11.hatenablog.com/entry/2019/01/19/102238




松原あけみさんの短歌にはこんな昔話風(?)なものもありました。


「狐顔の人に道を訊かれたり峠のむかうですと答へて」



キツネ目の男ではなく、キツネ顔の人。キレイな女性だったのかしら? キツネが化けて人間世界に来たけれど、迷子になってしまった。親切な人が帰り道を教えてくれた(о´∀`о) そんなメルヘンだったらいいな、な短歌。春宵のホラーテイストに読めなくもないけど、なんとなく気分はメルヘン♪


それでは、皆さま、よい夢を……おやすみなさいませ😴






rohengram799 at 23:00コメント(4) 

2018年07月27日

炎昼雲便りNo.11:四つの石

『”心”と書きていずれの面も交わらぬしずかなりけりあるべきこころ』(道淵悦子)



読売新聞朝刊「四季」(6/19)で紹介されていました。長谷川櫂さんの〈心という漢字、四つの面が互いに交わることもなければ、触れ合うことさえない。それぞれの面が静かな「間」を置いて佇んでいる。石庭の砂の上に置かれた四つの石のように。もともとは心は心臓の形を表す。歌集『空のようなめの』から。〉という文章とともにしみじみ味わいました。



「必」の字は四つの石に斜めの線が・・・心に傷をつけねばならぬほどの重大さを含んだものが「必要」なのかしら? 文字のバランスの不思議さ、美しさを考えましたわ。



「心」というと、土方さんのこの句(というよりヒトリゴトっぽい)を思い出します。



『差し向かう心は清き水鏡』




台風の進路が気になります。皆さま、どうぞお気をつけ下さい!



rohengram799 at 23:07コメント(6) 
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