坂東玉三郎

2019年06月20日

林鐘雲便りNo.18:Memory 〜 甘い囁き

メモリー 月明りの中
美しく去った過ぎし日を思う
忘れない その幸せの日々
思い出よ 還れ



劇団四季の「Cats」一度でいいから観たかったわ……田舎の子の私には、ミュージカルはテレビの舞台中継でたまに見るものでした。日曜日の昼間とか夜とか、結構楽しみでした。玉三郎さんを知ったのも「オセロ」を見たのがきっかけだったわ。母がデスデモーナ役の玉さんを見て「あの人、男だから」と言った時のショーゲキ(;・∀・) 話の内容は覚えていないけれど「天守物語」も美しかった(*´ω`*)





あなたの思い出は愛する本のよう

たえることなく繙(ひもと)かれ 

閉じることは決してない
 



「あなたの思い出は愛する本のよう」………アルベール・サマン(*)の詩の一節らしいです。なんて美しい表現なのかしら!と、この詩を全部読みたかったのに、見つからなかった。この人の本自体、古本屋で探すレベルらしい。



「愛する人」に「本」という単語が並ぶと「甘い囁き」という歌を思い出す♪(/ω\*) 私が最初にこの歌を聴いたのは、たしか高1くらい。安奈淳さんと鳳蘭さんでした。(宝塚を知らない人にはダレ?の世界でスミマセン!)


https://sp.uta-net.com/movie/154161/




パローレの意味はコチラで。このブログの前日の記事にあるアラン・ドロンの色気が……スゴい(〃 ̄ー ̄〃)


https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/s-il-vous-plait/entry-11535681316.html%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAeTkyfmhq5byMg%253D%253D



(※)
http://www.kamit.jp/15_kosho/46_jardin/jardin.htm




rohengram799 at 10:12|PermalinkComments(2)

2012年05月01日

第751号:鏡よ、鏡…

「鏡よ、鏡、この店で一番儲けるのはだぁれ?」……そうたずねて「オマエ以外のヤツ」と返事をされたかどうかわかりませんが(--;)男子トイレに設置してある鏡が割られるという、とんでもない出来事が最近ございました…ヒビが入ったとかではなくて、長方形の鏡の右側が半円形に欠けていました。何をやったんだ!?(((・・;)
ケガ人はなかったようなので、それだけはよかったです。


鏡といえば…作家に泉鏡花っていますよね?お耽美系というか幻想的な作品の…私、ずっと女性だと思っていたのですが、Wikipediaで調べたら「本名は鏡太郎」とあり…なぬ!?(゜□゜)とショーゲキでありました。晩年の写真は若い頃はカッコよかったかも~な感じでしたが、私はずっと映画『外科室』の玉三郎さまのような容姿だと思っていました…イヤだわ、ハズカシ~(~_~;)白状しますと『草迷宮』は久世光彦さんの作品だと思っていました。下の子がいたので「ねぇ、泉鏡花が男だって知ってた?」ときいたら「誰、それ?」と言われました('~`;)


この鏡太郎サン(笑)スゴい潔癖症だったそうですね。畳に手をつくのもイヤだし、お燗は熱々でないとダメ、鶏肉もよく火を通さないと食べられないとか…。うさぎグッズが大好き♪という一面がまたラブリーなんですが(((^_^;)


こちらは別の本(平松洋子「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」)から知りましたが、蛇が大嫌いだったそうで……「チョコレートは蛇の味がする」っていうのは…あのぉ~どこからそんな発想が(((・・;)そのわりに『蛇くひ』なんて作品を書いたりしている…やはり一筋縄ではいかないのが物書きですな!!


『蛇くひ』は知りませんが、やはり幽玄・耽美系の赤江瀑さんの『罪喰い』は読んだことがあります(^.^)赤江先生は『海峡』『八雲が殺した』で泉鏡花文学賞を受賞しています。


今日も曇り空ですが、晴れた日には公園のベンチで読書などしたいなぁ~皆さまもさわやかな5月を過ごされますように~(^o^)




rohengram799 at 11:48|PermalinkComments(15)