埋火

2010年12月11日

第354号:埋火

『埋火や忘れてならぬことひとつ』


新聞で見つけた一句~字面をそのまま受けとれば、たき火などの火の後始末をきちんとしましょうね!!という小さい子どもに言い聞かせるような感じ。


でも、おやぢ半分な私の場合(笑)恋心にきちんとケジメをつけないとあとからトンでもないことになるからね!!という意味深な句にたちまち「へんし~ん」!!


『ラストクリスマス』というタイトルの話を書いたことがありますが、これはまさに埋火の物語でありました(笑)


主人公はすでに既婚者ではありますが、男子校の学園祭で『サロメ』をやるような美形。


ひょんなことから当時使用した真紅の口紅が出てきて、よみがえる記憶。


ヨカナーンの首のモデルになった先輩とは、なんとも微妙な距離の間柄。今でも彼の真意はわからず。


後夜祭で燃やしたはずの『彼』は、都合よく某喫茶店に飾られ(試作品があった)クリスマスのひとつきほど前に「再会」してしまいます。


一緒に自分の気持ちにもケリをつけたはずなのに…火の始末はしたはずなのに…ああっ!!


貴腐人好みのお約束な展開と言わないで…仕方ないのよ~だって自分が読みたいものしか書かないから( ̄▽ ̄;)


そういえば、立原正秋さんの小説で『埋火』ってありませんでしたっけ!?


皆さま~、もしかしたら自覚のないまま、くすぶり続けている恋の炎が心のどこかにありませんか~ニヤリ( ̄ー ̄)



rohengram799 at 10:16|PermalinkComments(8)
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