2023年07月21日

早桃雲便りNo.14:美術館DEデート🤔🤔🤔

こんにちは☀ 


「テート美術館」を「デート美術館」と読んでしまい、美術鑑賞をする大人なふたりの夏の昼下がりもいいわ、女性は着物姿をで日傘なんか以てたりして、殿方はシブい大学教授っぽい雰囲気で……と妄想の大風呂敷が拡がったところで「テート美術館」だと気がつくのでした(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠)⁠ ミレイの「オフィーリア」を所蔵しているイギリスの美術館だそうです。現在、美術展が開催中。
https://artexhibition.jp/topics/news/20230327-AEJ1298469/




『上京小説傑作選』というアンソロジーが発売されています。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784122073517

セコい私は青空文庫で読めるものがあるのでは?と収録作品をチェック! 林芙美子や坂口安吾、梶井基次郎は読めるかなぁ、と思っています🤭


稲見一良  終着駅
林芙美子  耳輪のついた馬
生方敏郎  東京初上り(抄)
司  修  赤羽モンマルトル
坂口安吾  二十一
浅川マキ  プロデューサー
富岡多恵子  十二社の瀧
重松 清  東京に門前払いをくらった彼女のために
丸谷才一  だらだら坂
梶井基次郎  橡の花



『現代短歌パスポート1』を読みました。
http://www.kankanbou.com/books/tanka/tankapassport/0575

それぞれの歌人の気にいった短歌はいくつもあるのだけれど、ひとつだけ宇都宮敦さんの歌を。

やるべきこともやりたいこともやらずにただ無駄に起きてるぜいたくな夜


ではでは、皆さま、花金をお楽しみ下さいませ💐






rohengram799 at 11:11コメント(2) 

2021年02月23日

向春雲便りNo.10:夜って知ってる? (追記あり)

子どもたちがまだ幼稚園に通っていた頃、「夜って知ってる?」と早寝早起きのニワトリさんがいろんな動物たちに質問する絵本がありました。あるものには祈りの時間、あるものには怯えて過ごす時間だったり…… 高橋真梨子さんの歌に♪夜は眠るだけのものじゃない…ってありますけど、これはちょっとアダルティな世界(*´∀`*)ポッ


【十六夜】
https://sp.uta-net.com/movie/2516/



「可惜夜(あたらよ)」という言葉を知りました。明けるのが惜しいほど美しい夜の意味で、古くは万葉集にも詠われているそうです。 だいぶ日が長くなりましたが、夏の短い夜について書かれた話も興味深かったです。

【短夜】
https://japanknowledge.com/articles/kkotoba/28.html


短夜や夢も現も同じこと 高浜虚子

短夜の雨ぱらぱらと百合畑 長谷川櫂


*****


今日は火曜日。「カレーは飲み物」って本当だったんですね (ノ゚Д゚)ノ

https://www.drincurry.com/



皆さま、楽しい祝日を🎌




【追記】
「夜って知ってる?」の絵本、タイトルが平仮名で「よるってしってる?」でした(^o^;) この本です📖

https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=2658



rohengram799 at 10:00コメント(4) 

2017年02月13日

初花雲便りNo.9:黒船屋の女が抱くモノ

今日も風が冷たかったですね。この時間になるとシンシン冷える~!という感じががしますが、帰り道は月が綺麗でした。


竹久夢二というと、気だるい感じのおねーさんの絵を描く人のイメージですが(私ですがだけ?)童話も書いていた楊です。『夜』という話は、なかなか眠らない女の子にお母さんがいろんなことを言って寝かせようとする、いつの時代もあるある!なネタでしたが、夢二らしい浪漫があるように思いました。青空文庫で無料で読めます!


夢二というと、私が思い出すのは『黒船屋の女』です。栗本薫さんの小説にこのタイトルがありますが(表紙もそう)実家にも1メートルはないかと思いますが、複製画がありました。縦長の作です。


これがまだちょうど階段の下にあって、いつも昇り降りを黒猫を抱いたアンニュイなおねーさんにチラ見されている感じでしたわ~今、思い返すと何かヘン(笑)



話は変わりますが、やっぱり青空文庫で読んだ古川ロッパさんの『甘話休題』というエッセイに「エクリヤ」というのが出てきました。ミルクホールでシベリヤの他に、

・・・エクリヤと呼ぶ、茶褐色の、南京豆の味のするもの。その茶褐色の上に、ポツポツと、赤く染めた砂糖の塊りが、三粒附いているのが、お定りだ。(だからシュウクリームにチョコレートを附けた、エクレールとは全然違う)
 丁度同じ時代に、東京市内には、パンじゅう屋というものが、方々に出来た。
 パンじゅうとは、パンと、まんじゅうを合わせたようなもので、パンのような軽い皮に包まれた餡あん入りの饅頭。それが、四個皿に盛ってあって、十銭だったと思う。
 パンじゅうの、餡の紫色が、今でも眼に浮ぶ。・・・
 

「パンじゅう」のパンのような軽い皮ってどんなものなんでしょうね? イマイチ想像出来ないのですが。


黒船屋の女が抱いているのが黒猫ではなくて、新聞紙の袋に入ったヤキイモ🍠だったら、また楽しいなぁ~なんてバカなことを考えるワタクシ、日付も変わってしまったので、もう寝ますわ~おやすみなさい😪😪😪




rohengram799 at 00:02コメント(2) 
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