夢の碑

2012年01月10日

第667号:天に向かい 祈り続けて 珠となる 葱の姿を尊しと思う

藍川京先生のブログでネギを箸にして食べる「ネギそば」があることを知りました。テレビで放送されていたのですね。

ネギといえば深谷ネギだった私ですが、ご当地キャラに「ヨネギーズ」なる夫婦もいて~米子とネギは結び付かなかったので、なんか新鮮!!

https://www.city.yonago.lg.jp/7414.htm


たしか木原敏江さんの漫画「夢の碑シリーズ」に“根来”という言葉があったと思い、辞書で調べて見たけれど見当たらず~かわりに中部地方以西の方言で「根際はそば、かたわらという意味」だと知りました。シリーズの中でパラパラとにしか読んでいないのですが(風恋記まではきちんと読んだ!)意味としてはあっているような~。お庭番のように帝の側にいた女の子が「自分は根来だから最期まで側にいなくては」と言っていた気がするので…古本屋で探して読んでみようっと♪


そして「祈ぎ掛く/祈ぎ懸く」(ねぎ・かく)という言葉もはじめて知りました。神仏に祈願をかけるという意味で、「祈ぎ掛くる比叡(ひえ)の社(やしろ)のゆふだすき草のかき葉もことやめてきけ」という神楽歌もあるそうです。


「ネギ」と聞くと「値切る」とか風邪をひいてノドが痛い時に首にまいたとか(切ったものをタオルに入れて)そんなことしか連想しなかったワタクシですが、うーん、勉強になりましたわφ(..)


今度、ネギ畑を見かける機会があったら「自然界に祈りを捧げるお坊さまの集団だわ」と思わず目頭をあつくしてしまうかもしれません( ̄▽ ̄;)


追記
木原敏江さんの漫画のネギは禰宜の意味だったようです😅



rohengram799 at 12:48コメント(12) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ