夢玄館へようこそ

2015年04月28日

桜雲便りNo.28:キンギョ姫の秘め事

朝からウ~ウ~と消防車のサイレンが……昨日、駅で火災予防のポスターを見たばかりです。平成27年度の全国統一防火標語はコチラです。


『無防備な 心に火災が かくれんぼ』


火災を家裁なんて考えたワタクシ……不倫していて奥さん(ダンナさん)には絶対バレていないと油断していたら、家裁から離婚調停の呼び出し……みたいな「ハートに火をつけて」な発想になってしまった!! 過去の『火のしまつ 君がしなくて 誰がする』や『火は消した? いつも心に きいてみて』の標語にも不倫のニオイを勝手に感じとり「火のないところに煙はたたないわ」と井戸端会議やメロドラマ大好きおばちゃんになってしまいます。火事も不倫もまわりを巻き込んで大きな被害になる可能性が……GWでヒャッハー♪になる時期ですから、浮気にも火気にも冗談抜きで注意しないといけないですね。



さてさて、昨日から水生大海さんの『夢玄館へようこそ』を読んでいます。昭和45年に出来た古いアパートをリノベーション、ショッピングモール(言葉だけ)となった『夢玄館』に、入院中の伯母のピンチヒッターとして管理人を任された主人公花純は現在無職の25歳。のほほんとOLをして暮らしたい、と思っています。しかし、夢玄館の住人は自営業者で、儲けが少なかったり、何らかの想いを抱えていたり……自分が好きだから続けていけるショップのオーナーばかり。彼らの夢に振り回されるのはイヤだ!と思いながらも、夢玄館の住人とかかわることで少しずつ考えにも変化が起こってきます。……が、もう読み始めから「リノベーションってなに?」です(◎-◎;)


リノベーションとは「中古住宅に対して、機能・価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修を行うこと」だそうです。リフォームとは違うらしい……文庫表紙が古い木造アパートみたいで、普通に生活している人たちのなにげない日常のほっこり物語かと思ったら、ミステリー仕立ての連作短編集で(あと一話で読み終わりますが、放火犯の話もありました)どの話もラストが結構ええっ!でしたした←ワタシ的には(;^_^A



登場人物のひとりに夢玄館の一階でカフェを経営している蒼井さんという男性の話の回に、リナリアという花が出てきます。「莉菜・莉亜」で双子の姉妹の名前のようだ……と脳内変換してしまいました。奥さんの名前が実姫(みき)で、姫が入ったこの花が好きだったというエピソードだったのですが、この漢字を名前に使うのって勇気がいると思ってしまう……!


少し前に海蘭(ウンランと読みます。カイランで検索すると野菜が出てきます)について検索した時に(海の蘭ってナニ?と思ったので)姫金魚草を知りましたが、横文字だとイメージがやっばり違いますね。


http://www.hana300.com/rinari.html


リンク先の「ヒポシルタ」も見てください~花の形って本当に不思議です(^.^)



それでは……今回はタイトルと内容がほとんど一致していませんが(笑)「戸締り用心、火の用心!!」で仕事に行ってきま~す(・ω・)ノ




rohengram799 at 09:35|この記事のURLComments(8)
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