大根

2020年10月07日

大月雲便りNo.3:大根

人生が空しくなれば豆を煮て大根を煮てやり過ごしたり 関谷啓子



掃除、洗濯、料理。日常生活の決まりごと(ルーチンワーク)はつまらないどころか、かえって救われることがある。一時的にも頭をカラにできる。作者の場合、人生の空しさ。歌集『最後の夏』から。




日付は忘れたけれど、最近の読売新聞の「四季」(長谷川櫂氏の解説)を読んで、大根を煮てみました。コトコト、コトコト……煮たつもりだったのに、ちょっと煮込みが足りなかったかも……もう少しやわらかい方がよかった。 半分は薄く切って味噌汁の具にしました🍴


大根は「あたらない」ので宝くじで高額当選を狙う人は食べない、とか聞いた個とがありますけど、食べても当たる人は当たるんだろうなぁ。



さてさて、今日、久しぶりに知人に手紙を書いたのですが、自分でもビックリするくらいに字が書けない! 自分の住所・氏名とかは書く機会は多いけれど、他の人の住所を書くとかここ数年、いや10年くらいはなかったので、全くダメダメで……漢字も正しいのか何度も確認してしまった。スマホで文字を打ち込むことに慣れすぎてしまったのですね。メモ書き程度でなく、ちゃんと文章を書くことをしなくては…。30代半ばくらいまでは結構、手紙も書いていたのですが……。これも老化なのかしら……。



明日はグッと気温が下がるとか。皆さま、 体調を崩されませんように。


rohengram799 at 11:55|この記事のURLComments(8)

2017年09月27日

竹酔雲便りNo.21:しりしり

『トイレのドアの取っ手にひもを付けます。便器に向かって手を合わせながら「トイレの神様、〇〇〇がなくなって困っています。探してください。出てきたらお礼にトイレ掃除をします」と唱えましょう。トイレには神様がいるので、きっと探し出してくれるでしょう。』



トイレのおまじないでは、ネガティブな感情をトイレットペーパーに書いて「水に流す」(笑)というのを聞いたことがあるけれど、コレはなんなんだ~?
そして何故これをブログの下書きに保存していたのか、わからない(;´∀`)




話は変わりますが「にんじんしりしり」という食べ物がありますよね。名前がなんとも言えない(笑)


「しりしり」

http://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/kokken_mado/37/08/



また、昔の歳時記には載っていたようですが、今はほとんど聞かない「大根配り」という季語があるそうです。「大根」が季語だと思いがちですが、違いました。歳時記って偉大な書物だと思いましたわ。そして「大根配り」という風習(?)もその時代の人のつながりややさしさを感じました。ちょっと笑えたりしますし。



「大根配り」

http://textview.jp/post/hobby/291

http://fragie.exblog.jp/28110932/



来週はもう10月とは・・・早い!
朝晩涼しくなりましたので、体調管理にお気をつけ下さいませ。





rohengram799 at 17:27|この記事のURLComments(4)

2016年08月15日

乗雲便りNo.15:オスカーさんは○○のような人だ…!

『立ち止まり犬と平和の風を嗅ぐ』(前寺滋子)


この前の発売中の『ビッグコミックオリジナル』の表紙(松村誠さんのイラスト)に「平和の俳句」が載っています。戦時中は真偽のほどはわかりませんが、飼い犬も差し出すように強制されたとか……。空の青さ、風のさわやかさ、飼い主との散歩をするおだやかな毎日を楽しんでいるワンちゃんたち、それををながめているこちらもホッコリした気持ちになります。 この句も含め、昨年1年間の作品は『金子兜太といとうせいこうが選んだ「平和の俳句」』(小学館)で読むことが出来ます。



前は夜7時でも明るいな~と思っていましたが、やはり日が短くなってきていますね。コンビニには来月から販売される、おでんの予約チラシが……(^。^;) おでんの具はちくわが大好きですが、大根も好きだぁ~!!


大根は漢字で書くと「大きな根」……根菜類の中でとにかく土の中にある根の部分が大きくなるという事でこの名前がついていますが、平安時代などは大きい根とかいて「おおね」と呼んでいたようです。大根は「古事記」や「日本書紀」にも登場しているそうで、もともと日本には自生していた植物なんですね。


平安時代や鎌倉時代の文献には女性を表す言葉として「君は大根のようだ」とか「君は大根のようだ」とという表現が出てくるらしい……。「野菊のようだ」なら嬉しいけれど、大根ですかぁ…(ー_ー;)となりますが、この当時の大根は今のようなドッシリしたものではなく、どちらかというとスラリとしていたので、形ではなく「色が白い」という褒め言葉として使っていたのでは?ということです。他に白いものはなかったのか?と考えなくもないですが、大根の白さが瑞々しくてよかったのかしらん? 私も昔は色白だった……はず……(¨;)


「千六本」ってありますが、大根を大雑把に千本以上細かくするという意味だと思っていましたが(あ、私だけ?)大根は中国語で「ローボー(蘿蔔)」といって、このローポーを糸のように、繊維のように細くするので「センローボー(繊蘿蔔)」。それが日本に入ってきて、解りやすい漢字が当てられて「千六本」となったそうです。


またカイワレダイコンは江戸時代から食べられていて、江戸幕府は「ちゃんと育てれば大根になるのに、その前に食べてしまうのは贅沢だ!」と禁止令を何度も出しているそうな~これにはちょっと笑いました(≧∇≦) 江戸城のどこかに大根畑とかあったのかしら?




日に日に足がむくんで立派なダイコンに育っているワタクシ……うまい使い道もないので、とりあえず歩いて買い物に行こうっと(O.O;)(oo;) 皆さまもお身体に気をつけて下さいませ。





rohengram799 at 13:05|この記事のURLComments(14)

2011年02月24日

ひつじ雲便り388:大根を煮る

『富むでなく貧しくもなく大根煮る』


東大阪市のおそらく主婦の方の俳句に、ささくれた心が癒されます。中流家庭なんて言葉も久しく聞きませんが(笑)そういう意味合いではなく、ただただ当たり前の日常を淡々と受け入れているのと同時に、その暮らしをとても大切にしている雰囲気がします。台所でコトコトいっているお鍋に白い湯気、食卓に誰かの姿が見えても見えなくても、あたたかさを私などは感じるのですが(笑)


仕事面で話が二転三転し、オイオイ、またかよ~(-_-)な気分が、柔らかく煮た大根のようになるとよいのですが~とりあえず行ってきます!!皆さまもお気をつけて下さいませ(((^^;)



rohengram799 at 08:50|この記事のURLComments(13)

2010年11月17日

第333号:冬は不愉快?

「不愉快だ!」

「冬かい?ふろふき大根の美味しい季節だねぇ」


《パタリロ!》のこんなやりとりを思い出してしまう、このところの寒さ!


「大根はあたらないから食べない」という、宝くじマニアの人の話を読んで、そうか!!と思ったワタクシ、食卓から大根が消えた時期がありました。


しかし、宝くじは買えども当たらず、懸賞ハガキは出してもハズレ~


家計にちっとも優しくなかったのでやめました←早く気がつけよ(笑)


大根って、日本で初めて誕生したビアホールのおつまみだったそうですね!!


「ビールの本場、ドイツのミュンヘンではラディ呼ばれる、生の大根がおつまみに出されて人気!


…というのを聞いて、日本でも大根の薄切りを出したみたいです。


ドイツの大根は辛味が強く、ビールとあうものだったらしいですが、日本のは…


苦情続出で、すぐなくなったみたいです…はは!!


今はスーパーで『辛味大根』とか置いてありますが、私がこの存在を知ったのは、例によって《美味しんぼ》でしたぁ~♪


そうそう、「ふろふき大根」の名前の由来ですが、やはりたくさんあるみたい。


漆器の乾燥室である風呂に、湿気を与えるためにお湯をわかしま~す。それがもったいないから、大根をゆでてみましたぁ~


これが有力みたい(((^^;)



rohengram799 at 11:01|この記事のURLComments(0)
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