大試験

2020年01月18日

献春雲便りNo.18:400 と600

今日はセンター試験!(今年が最後) 寒い中、受験生の皆さま、ご家族の皆さま、関係者の皆さま、大変だと思います。私も某大学を受験した日は雪はやんでいましたが、あちこち雪かきしたい後の雪の山があって、受験会場まで行くのに苦労した記憶があります。頑張って下さい!



私は知りませんでしたが、桜の開花予想に「400度の法則」「600度の法則」なるものがあるのですね。

東京のさくらを基準として、2月1日からの平均気温の合計が400℃を超えると開花の目安になるというもの。「毎日の平均気温」です。

600度の法則は、東京のさくらを基準として、2月1日からの最高温度の合計が600℃を超えると開花の目安になるというもの。こちらは毎日の「最高気温」。


毎日、足していくだけなのでやっている人は多いのでしょうか? 勉強も毎日の積み重ねで、サクラ咲く🌸になるんだろうなぁ、と、もう勉強する気力もなくなったナマケモノの私は思ったのでした。

ちょっと笑ってしまった大試験の俳句をひとつ。


どこよりも厠の温し大試験 国見敏子


いつ頃の作品かわからないのですが、今なら暖房つき便座であったかい〜!って感じですかね? 他の時代なら、緊張した受験生たちでトイレが長蛇の列!視たいな感じでしょうか?

rohengram799 at 00:05|この記事のURLComments(7)

2015年02月14日

氷雲便りNo.6:大試験

『母情より父情がかなし大試験』(田島澪)


明治の始めには進級試験を「小試験」卒業試験を「大試験」と言ったようでこの季語が生まれたようです。でも現代では入試ですよね、きっと。なんだろう、母親ほど口うるさく言わないけれど、本当はスゴく心配している父親の姿が浮かんできます。 でもうまく言葉にして伝えられないオヤジ……うう、その心情を思うと切なく哀しい(´;ω;`)……子どもの試験の時刻になったらドキドキしていそう!!



『入学試験子ら消ゴムをあらくつかふ』(長谷川素逝)


自分の県立高校入試は3月中旬だったので、新聞に千葉の公立高校入試問題と解答の別刷りがあってちょっとビックリしてしまいました(;^_^A この俳句を読んで「ウワァ、間違えたぁ~!!」と焦って用紙が破れるのではないかというくらい、ゴシゴシとやった昔を思い出しました(笑)



国語の問題に原田マハさんの『斉唱』があり「ああ今っぽい!!」って思いましたわ。私はこの作品を知らないので、どの作品集に収められているんだろ?と検索していたら『星がひとつほしいとの祈り』の中の一編でした。本屋でタイトルだけで恋愛物だと思って敬遠していたのですが、違った~!
「斉唱」はトキのお話のようです。


原田さんは鶴とかトキとか、大きい鳥がすごく好きなんだそうです。佐渡島に行って「トキを田んぼに戻す会」で話をいろいろ聞いたそうです。平和と鎮魂の想いを込めた作品だそうです。今度探してみようと思います。



もう必死に勉強することもないワタクシですが、本を読むことだけは続けていこうと思っています。今日読んだ『ランチのアッコちゃん』(柚木麻子)読みやすくて面白かったです!! あと大阪を舞台にしたアンソロジー『大阪ラビリンス』から岩坂恵子さんの「おたふく」を読みました。きつねうどんが食べたくなりました←食べ物ばかりだった……( ̄▽ ̄;)



皆さまも♪あったかいんだからぁ~(笑)な出来事を楽しんで下さい(´ー`)ノ




rohengram799 at 18:01|この記事のURLComments(10)

2011年02月26日

ひつじ雲便り390:キミにエールを!!

ひつじ雲便りも390になり、Thank youでありますが(おやぢ復活!)今朝の新聞には試験に挑む弟へのエールのような一句がありました。


『大試験弟に貸す腕時計』(村上尚子)


「大試験」って春の季語なんだそうですね。試験に親が付き添う場面もニュースで見たりしますが、コレはお兄ちゃんなのかお姉ちゃんなのか~付き添うなんて考えもしないだろうから(笑)自分が持っていて合格した縁起の良い腕時計を「頑張れ!!」の気持ちを込めて渡したに違いない~ほほえましいです!!


きっと普段はケンカばかりなんだろうけど、やっぱり心配なんだろうなぁ…と勝手にドラマを造り上げ、ひとり盛り上がるワタクシの受験の思い出は…大学受験の時に泊まった場所が西新宿のン!?なホテルで、部屋が『予期せぬ出来事』という名前だったことでしょうか(((^_^;)


これから「大試験」の皆さま、手渡す腕時計はありませんが、アナタの頑張りが報われることを、青空の飛行機をながめながら祈っています。体調管理も気をつけて~(^-^)v



rohengram799 at 08:07|この記事のURLComments(14)
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