婚礼図書

2017年04月13日

菫青雲便りNo.11:犬張子

昨日も帰宅直前に雨が降ってきました(ノ´Д`)ノ 昼間は暑いくらいだったのに、夜になったら気温は下がるし、雨だし~で、まだまだ安定しないお天気。風が強い日もあるので、桜は葉桜になりかけているものもあります。


さてさて・・・新聞に「江戸期の婚礼 開始は夜」の見出しがあり、そういえば時代劇で祝言は夜だったなぁ、と思い出しました。神前結婚は明治以後に作られたものだそうです。

お床入りの時に、隣の部屋に見届け役みたいなのが控えているという話もドラマやマンガで読んだ覚えがありますが、『婚礼図書』という江戸中期のマニュアル(笑)には初夜の添い寝監視はないけれど、別の形での報告義務があると書かれているようです。


・・・夫婦の営みの部屋に「犬張子」という犬型の箱が置かれ、「是(これ)は婚礼調(ととのう)翌朝、白紙に紅などつけなどして、舅の方に送る」などとある。ちゃんと子づくりができたか。出血やそれを象徴する紅を白紙につけて嫁の実家に送る習慣はあったというが、古文書に文字でそれがはっきり書いてあると生々しい。・・・


そ、そうなんだ・・・結婚=出産になっているのが恐ろしいなぁ・・・(;´Д`)


rohengram799 at 08:47|この記事のURLComments(4)
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