季語

2018年10月06日

稲熟雲便りNo.9:成木責

『成木責(なりきぜめ)』という句集があるときいた時に、おやぢなワタクシの脳内を駆けめぐったのは、SM俳句なのかしら・・・?でした。本当に失礼、バカでごめんなさい!です m(_ _;m)三(m;_ _)m



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「成木責」は小正月の行事で、果樹(特に柿)にその年の豊穣を約束させる木占い、おまじないのようなもの。鉈、鎌などを持った男が「なるかならぬか、ならぬは切る」と果樹を責め立てます。果樹に代わって木の上の男が「なります」と約束するという・・・パターンはいくつかあるようで、樹のかげにかくれている人が返事をするとか、傷口に塩ならぬ小豆汁をぬるとか地域によりビミョーに違うようです。収穫を終えた柿の木にポツンと一つだけ残された、木守り柿は知っていましたけど(ミカンとかもある)、こういうのもあったのですね。ヨーロッパにも似た風習があるそうです。豊かな実りは安定した生活につながりますもんね。




今は使わないのかもしれませんが「柿博打」という季語もあるそうです。 柿の種の数の丁半(偶数か奇数か)で勝負を決める。種の数は割ってみなければわからないから博打に使えたんですね。季語になるくらいだから、日常茶飯事だったのかも ヾ(@゜▽゜@)ノ   


             
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2018年09月23日

菊咲雲便りNo.13:おかれきし

少し前の新聞、読者投稿の文芸欄に「お彼岸」を「おかれきし」とよんだ孫が内定をもらった、ということを詠んだ歌が載っていました。なんというか・・・(´-ω-`)



「さびしさは秋の彼岸のみづすまし」(飯田龍太)

秋の彼岸が季語(ただの彼岸は春の季語)ですが、
みづすましは、夏の季語。季語が二つある季重りというヤツですが、そんなことを言うのは不粋でしょうねぇ。みづすまし以外のナニモノにもこのさびしさ、侘しさや切なさは出せない気がします。



「梨腹も牡丹餅腹も彼岸かな 」( 正岡子規)


この子規の俳句、好きです(*´∀`)




気温の変化が大きいです。皆さま、ご自愛下さいませ。



rohengram799 at 17:28|この記事のURLComments(4)

2018年09月13日

菊咲雲便りNo.7:秋の・・・

下書き記事がたくさんあるので、少しずつ整理しているけれど、よくわからないもの多くて(^^;)(;^^) この「ブルーエルフィン」もタイトルは忘れたけれど、読んだ本の中に出てきて気になり調べたのだと思います。


http://www.teych.com/11ghana-14.html



俳句には秋の蝶(あきのちょう)」という季語があります。そのまま「秋に見かける蝶」のことで類義語・類語に「秋蝶」「しじみ蝶」などがあるとか。
他にも「秋の蚊」や「秋の蝿」「秋の蝉」なども。なんとなく「秋の」とつくと、夕暮れ時のもの悲しさ、心細さを感じますね。


「秋の蚊のよろよろと来て人を刺す」


正岡子規の俳句です。「秋の蚊」には「残る蚊」「別れ蚊」「蚊の名残」といった類語がありました。長く病床にいた子規の句だと思うと、ヨロヨロしながらも、命を繋げようとする姿が(本能なんでしょうが)とても尊いものに思えてきます。



今年は暑すぎたからか、蚊に刺されてカユイ!と思った記憶がないワタクシです。セミの鳴き声もあまり聞かなかったな( ´~`)


rohengram799 at 16:27|この記事のURLComments(0)

2018年05月15日

若夏雲便りNo.17:お花畑

アタマがお花畑ヾ(@゜▽゜@)ノ・・・というと、チューリップやら薔薇やら百合やらとにかく季節感なくハデハデなイメージで、季節でいったら春!!(木の芽時なんて言葉もあるし)だと思うのですが、俳句の世界では夏の季語になるそうです。一面の菜の花やれんげ畑ではなく、高山植物が咲き乱れる様子が「お花畑」! 高山植物というとホタルブクロが一番最初に浮かんでしまう、知識のないワタクシ(;^o^)



ただ「花畑」だと秋の花々だそうな。コレは江戸時代の季語を解説をした本に書かれているのだそうです。新しい行事にあわせて季語も増えていると思いましたが、江戸の美意識も続いているのですねぇ。




この前、双頭の蓮の写真を見ました。蓮の種類もたくさんありますが、欲まみれなワタクシ、時には清々しい気持ちになりたくて(笑)ながめています。

【蓮の種類】

http://kusahato.web.fc2.com/hanafolder/hasu/hasu.html



今日も暑くなりそうですが、よい一日を(*・ω・)ノ


rohengram799 at 09:20|この記事のURLComments(2)

2018年05月02日

若夏雲便りNo.3:若夏

今月の「若夏雲便り」の「若夏(わかなつ)」、この言葉は俳句の季語にもなっています。もちろん、若夏雲なんていう気象用語はありません(;^∀^)


http://www.longtail.co.jp/~fmmitaka/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20080708&tit=%8E%E1%89%C4&tit2=%8BG%8C%EA%82%AA%8E%E1%89%C4%82%CC


https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/ryukyu-rin/entry-12157578565.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEYASgB



この夏の高校野球大会は第100回!おなじみのテレ朝日番組の高校野球応援ソングが嵐が歌う「夏疾風(はやて)」に決まった、という話を読んだ時に、コレもいいかな~と思ったのですが。夏疾風は夏らしくまぶしく吹き抜ける力強い風を意味します。「春疾風」しか知らなかったので、はじめて聞いた時には「ほー!」と思いました。





毎日暑いけれど、まだ晩春(のはず)。こんな句がありました。能村さんは千葉・市川市にお住まいの俳人です。


『春の暮老人と逢ふそれが父』(能村研三)


父の老いた姿に衝撃を受けた息子の気持ち、と考えるのが妥当でしょうが、私はパステルカラーのイラストが浮かんできました。春の黄昏は秋の黄昏と空気感が違って、霞んだ雰囲気、妖しさがあるような。「それが父」という事実だけでなく、何十年後の自分の姿を見たかもしれないし・・・。


「春の暮」には春の夕方という意味がメインだと思いますが、春という季節の終わりの意味も。次の句は人生の春、若かりし日々をあらわしている?と考えるとまたなんともいえない気持ちになります(笑)


『先人は必死に春を惜しみけり』(相生垣瓜人)



・相生垣 瓜人(あいおいがき かじん、1898年(明治31年)8月14日- 1985年(昭和60年) 2月7日)は俳人。

rohengram799 at 09:00|この記事のURLComments(2)
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