安
2015年12月15日
色雲便りNo.9:安分守己
『今年の漢字』が決まりましたね。私は例年通り「漢字の日」の12日発表だったと思っていたので、実は土曜日は午後から「あれヾ(゜0゜*)ノ?まだなの?」とモヤモヤしていました……はずかし~!!
今年の漢字は『安』。この一字から連想する言葉はいろいろあるでしょうね。安の字がはいる四字熟語というと『家内安全』が真っ先に浮かぶのですが(笑)『安分守己(あんぶんしゅき)』という言葉がありました。
自分の分(身分・限界)をわきまえて、高望みをせずに本分を守る生き方をすること。自分の分際や限界に満足することができ、実際以上の生き方を求めずに、自分の現状を守ること。仏教でいう『知足(満足を知ること)』の意味。『分に安んじ、己を守る』と書き下すことも。類義語には『
知足安分(ちそくあんぶ』など。ちょっと「国防」にについても考えてしまう言葉ですね。
慣用句なども時代につれて意味が「イヤ、違うだろ?」の意味が主導権を握ってしまい、そのままの意味になってしまうのかな……というのがありますが、こちらの川柳には発せられた言葉に込められた無数の想いを探りながら、知って受け止めようとする母子の情を感じます。
「ああ」だけの言葉に込める母がいる (千葉市 鈴木千尋さん)
皆さまには満ち足りた安息の「ああ」がこぼれる毎日でありますように。
今年の漢字は『安』。この一字から連想する言葉はいろいろあるでしょうね。安の字がはいる四字熟語というと『家内安全』が真っ先に浮かぶのですが(笑)『安分守己(あんぶんしゅき)』という言葉がありました。
自分の分(身分・限界)をわきまえて、高望みをせずに本分を守る生き方をすること。自分の分際や限界に満足することができ、実際以上の生き方を求めずに、自分の現状を守ること。仏教でいう『知足(満足を知ること)』の意味。『分に安んじ、己を守る』と書き下すことも。類義語には『
知足安分(ちそくあんぶ』など。ちょっと「国防」にについても考えてしまう言葉ですね。
慣用句なども時代につれて意味が「イヤ、違うだろ?」の意味が主導権を握ってしまい、そのままの意味になってしまうのかな……というのがありますが、こちらの川柳には発せられた言葉に込められた無数の想いを探りながら、知って受け止めようとする母子の情を感じます。
「ああ」だけの言葉に込める母がいる (千葉市 鈴木千尋さん)
皆さまには満ち足りた安息の「ああ」がこぼれる毎日でありますように。