小川糸

2015年08月04日

海雲便りNo.1:……(;´д`)ゞ!

8月も「Oh!モーレツ!!」な猛暑炸裂ですね……夏将軍、ハリキリ過ぎです!ワタクシはこの前、仕事とはいえ立体駐車場を2往復してグッタリでありました。午後3時と午後6時、優雅なティータイムにはほど遠かったです。



暑い時期の挙式・披露宴は夕方から……というのが多いみたいですが、渡辺淳子さんの『結婚家族』を読みました。結婚を機に思いがけぬ「家族」の問題が発生することも……な7つの短編集です。


その中で「敬遠しないで」はかつて高校球児だった仲間の結婚披露宴に出ている彼が主人公で、この野球部OB会には「3つの掟」がありました。ひとつは結婚式に部の同級生全員を招待すること。ふたつめは監督に直々に結婚を報告し、もちろん式にご招待!! 最後は監督に結婚式で祝辞をもらうお礼として謝金を包むというもの。イヤだわ~イヤだわ~!!と思いながら読みました。いかにも野球部、運動部、と思うのは偏見かしら……。主人公はいろんな意味で掟を破っているので、オメデタイ席でも落ち着きません。ラストはちょっとうまくまとまり過ぎな気はしましたけど(;^_^) 最後の2作品「当家の跡継ぎ」「くされ縁」はう~ん、と考えさせられる作品でした。今は小川糸さんの『リボン』を読んでいます。鳥がたくさん出てきます!



今月はタイトルだけでもちょっと涼しくと「海」をいれて「海雲(かいうん)便り」にしてみました。開運に繋がるような前向きな話を書いていけたらよいのですが、今月もゆるゆる更新になりそうです。またのんびりお付き合い下さい。どうぞ皆さま、暑い夏をお身体に気をつけてお過ごし下さいませ。



*コメントのお返事は気長にお待ち下さいm(__)m





rohengram799 at 11:37|PermalinkComments(12)

2015年04月18日

桜雲便りNo.19:シモフリのコドウ

今日はまた風が強くてヒンヤリしていますね。


以前読んだ『君と過ごす季節 春から夏へ、12の暦物語』に続き『君と過ごす季節 秋から冬へ、12の暦物語』を読んでいます。せめて立夏まで待てなかったのか?と思う方はいないと思いますが(笑)最初の「立秋」(内田春菊)でもう……早めに読んでよかった!!と思いました。だって内容が……ものすごくイラッとする女の子が出てくるので、厳しい残暑にジメジメと不快指数100%みたいな気分になったので、本当の日付付近にあわせて読んでいたら窓から本を投げ捨てていたことでしょう(`Δ´)


他の作品は「処暑」(平松洋子)「白露」(柚木麻子)「秋分」(山崎ナオコーラ)「寒露」(小野寺史宜)「霜降」(小川糸)「立冬」(東直子)「小雪」(東山彰良)「大雪」(小澤征良)「冬至」(蜂飼耳)「小寒」(飛鳥井千砂)「大寒」(穂高明)となっています。



小川糸さんのシモフリ……ではなくソウコウまで読みました。「霜降」は10月23日頃で、この頃に霜が降り始めると言われています。秋の季語で、この日から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼ぶそうです。立冬過ぎたらなんて呼ぶのかしら?単なる北風?


「魚の霜降(しもふり)」という言葉があり、ナニかしら?と思ったら、調理する際に余計な臭みの原因となる鱗や内臓、血や脂の汚れを除く為に熱湯で臭みを抜く作業(切り身などの上から熱湯をかけ回す)だとか……魚の表面に火が通り蛋白質や脂肪分が白く凝固した見た目が、地面に霜が降りたようなので「霜降」…… 料理用語も日本語は美しいですね←ものしらずなの
をごまかしています(;^_^A



さてさて、話を小川糸さんの『霜降』にもどしますが、この作品に香川の豊島美術館という場所が登場しました。海に面した松林にひっそりある小さな美術館。そしてここには「心臓音のアーカイブ」があります。クリスチャン・ボルタンスキーという人が、人々が生きた証として「心臓音を収集するプロジェクト」を2008年から展開しているそうです。これまでに集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館。施設内にはインスタレーション(*)が展示されている「ハートルーム」、希望者の心臓音を採録する「レコーディングルーム」、世界中から集められた心臓音をパソコンで検索して聴くことができる「リスニングルーム」の3つの部屋で構成されているそうで、採録された心臓音は自身のメッセージとともにアーカイブ化され、作品の一部に……。録音した自分の心臓音のCDブックレットも作ることができるとか。



(*)Installation
美術用語としては…据え付け、取付け、設置の意味から転じ、展示空間を含めて作品とみなす手法を指す。彫刻の延長として捉えられたり、音や光といった物体に依拠しない素材を活かした作品や、観客を内部に取り込むタイプの作品などに適用される。



横文字ばかりでクラクラしますが、これってどうなんですかね? 全く知らない人が自分の心臓音を聴いている……医者でもないのに……自分は知らない人の心臓音を聴いてみたいか? そんなことを考えたことがないからワカラナイ……自分の身内や恋人の心臓音を聴きたいか? これも考えたことがないからワカラナイ……。


肉体はないのに音だけってなんか怖い……映像でもなく写真でもなく音声や歌声でもない……う~ん、なんとも言いがたいゲイジュツですな( ̄~ ̄;)



もし「自分の心臓音のCD」を持っている方がいらしたら、どんな気持ちなのかおたずねしたい……そして美術館や香川、四国には行ってみたいです!!



追記:心臓の音アーカイブ

https://trip-nomad.com/trip/japan/teshima-boltanski/





rohengram799 at 19:55|PermalinkComments(8)

2012年12月11日

サバ雲便りNo.43:職業「カタツムリ」σ(^_^;)?

冬晴れではありますが、乾燥していますね~夜中あたりからノドがイガイガし始めました。皆さまもお気をつけ下さいませ。


前から読みたかった『食堂かたつむり』(小川糸)を買いました!なぜか『かもめ食堂』と言いたくなってしまうのですが…そして作者の小川糸さんも、母が若い娘さん時代、洋裁道具などを買っていたお店が「小川毛糸店」だと言っていたことを思い出し…(((^^;)昔ながらのお店で、私も若い娘さん時代にレース編みの材料一式買いにいきましたが…今は田舎の物入れにあるたくさんの紙袋のどれかに押し込まれているでしょう(--;)


まだ読みはじめたばかりなので、恋人に家財道具一式を持ち逃げされ(おばあちゃんの形見の糠床はあった!!)ショックで声を失った倫子ちゃんが故郷に帰ったくらいです。食堂を開くために今、頑張っています!!本当に自分のやりたいことが見つかったら、出来ない…なんてことは考えなくてガンガン前向きに行動できちゃうんだな~って思いました。


あと『津軽百年食堂』(森沢明夫)も買いました!ついでにマンガ『深夜食堂』も買うか~なんて考えるくらい《食堂》という言葉に哀愁を感じています。田舎には何軒か食堂がありましたが、今は一軒のみ…まぁコテコテの身体にはあまり優しくない濃い味付けなのですが(-.-)あとデパートの食堂も懐かしい!!『孤独のグルメ』のゴロ~さんみたいに、はじめてのお店でも気負いなく入れたら…あちこちの食堂でオムライスとか天丼とか食べてみたいっ!!


もうひとつの憧れは食堂車です。列車での優雅な長い旅をより贅沢なものにしてくれる食堂車~『銀河鉄道999』にもありましたよね。お金持ちの象徴のような気がするビンボーライフまっしぐらな私。持ち上品な紳士・淑女の皆さま方がいて…ちょっと事件が起きそうな(2時間ドラマ見すぎ!!)一度はのんびり旅してみたいです。駅弁もまたいいのですけれどf(^^;


タイトルはワタクシの耳に聞こえたのと(;o;)のんびりマイペースで自分だけの「大切なかなしみ」を背負って生きていきたいなぁ…という願望からです。o@(・_・)@o。




rohengram799 at 14:10|PermalinkComments(11)
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