小正月

2018年10月06日

稲熟雲便りNo.9:成木責

『成木責(なりきぜめ)』という句集があるときいた時に、おやぢなワタクシの脳内を駆けめぐったのは、SM俳句なのかしら・・・?でした。本当に失礼、バカでごめんなさい!です m(_ _;m)三(m;_ _)m



http://furansudo.ocnk.net/phone/product/2409





「成木責」は小正月の行事で、果樹(特に柿)にその年の豊穣を約束させる木占い、おまじないのようなもの。鉈、鎌などを持った男が「なるかならぬか、ならぬは切る」と果樹を責め立てます。果樹に代わって木の上の男が「なります」と約束するという・・・パターンはいくつかあるようで、樹のかげにかくれている人が返事をするとか、傷口に塩ならぬ小豆汁をぬるとか地域によりビミョーに違うようです。収穫を終えた柿の木にポツンと一つだけ残された、木守り柿は知っていましたけど(ミカンとかもある)、こういうのもあったのですね。ヨーロッパにも似た風習があるそうです。豊かな実りは安定した生活につながりますもんね。




今は使わないのかもしれませんが「柿博打」という季語もあるそうです。 柿の種の数の丁半(偶数か奇数か)で勝負を決める。種の数は割ってみなければわからないから博打に使えたんですね。季語になるくらいだから、日常茶飯事だったのかも ヾ(@゜▽゜@)ノ   


             
rohengram799 at 00:40|PermalinkComments(2)

2017年12月05日

暮歳雲便りNo.5:削り飾り

冬はホラーと時代小説を読みたくなるワタクシ、この前はお初の作家さん、早見俊さんの『濡れ衣の女
大江戸人情見立て帖』を読みました。


http://www.shinchosha.co.jp/sp/book/138979/



刀の話は父が好きだったので、ウンウンと懐かしく思う部分もありましたが、全体的に扱っている人情は悪くないのに、後半バタバタと結論を急いでいる感じがして、イマイチ情緒がなかったです。池波先生だったらまだ違ったはず、とか思ってしまいました。また主人公の奥さんの名前が「郁恵」なので、渡辺徹・榊原郁恵夫妻で映像が浮かんできてしまうことも(^o^;)



江戸の風習などを描いている場面がいくつかあるのですが、その中に気になるものがありました。小正月の風景です。



『今日は十五日とあって、柳の枝の茎を削ってちりちり房のようにした削り掛けを軒先に吊るして縁起物としている民家が目立った。』(p10)



削り掛け? かつお節やカンナくずが浮かんできました~わからないことは調べないと!で検索したら、ありました!


https://ameblo.jp/tsutsumi-musubi/entry-11749261921.html



餅花(繭玉)はありますが、コレは初めて見ました。クルクルが縦ロールみたいにオシャレ! 時代小説を読む楽しみは、こんなところにもありますね(*´∀`)♪







rohengram799 at 09:47|PermalinkComments(4)

2013年01月14日

くじら雲便りNo.14:市と南

お昼前から雪になりました~寒いよぉ~いくら『脂肪という名の服を着て』のワタクシでもペラい半袖シャツで店内と外を往復するのはツラいですわ(-_-;)


今日は「小正月」という認識でいいのかしらん?どんどん焼き(とウチの田舎では言っている)もこの天気ではどうなるのか…書き初めを燃やして火の粉が高く舞うと字が上手い、上達すると言われましたが、書き初めをしなかった私は燃やすものなどなく…繭玉の形にしたお餅がこんがり焼けるのを待っておりました(笑)


《小正月》
http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/syougatu/syousai/kosyougatu01.html


さてさて…鏡開きも終わりましたが、鏡餅のお供えに《串柿》というものがあるのを初めて知りました!!橙(だいだい)と一緒に鏡餅に添えるとか。 鏡餅を三種の神器の「鏡」、橙を「玉」、串柿を「剣」に見立てているらしいとのことですが、これは関東近辺では聞いたことも見たこともない…和歌山のかつらぎ町が有名らしいので近畿地方では当たり前なのかしら皆さまの地方ではいかがでしょう?


《串柿》は文字通り一つの串に柿を刺します!その数は10個。両端に2個ずつ、中央に6個。「いつもニコニコ仲睦まじく」と2個2個6つの語呂合わせ(*^^*)だそうです。1月は睦月、新しい年もみんな楽しく笑顔で!!の願いが込められているのですね。


「柿」は「嘉来」とも書いておめでたい、嬉しい、楽しいことがやってくる、かき集めるで縁起物なのだと再認識した私~「そうだ、この前“柿”が題名についていた時代小説を買ったはず~ソレを読もう!!」と積ん読コレクションから引っ張りだしました。が!『柿の実が熟すまで』というタイトルだと思って買った本のはずなのに、何か違う……木の横にあるのが「市」ではなく「南」だ…柿じゃない!楠(クスノキ)じゃん!!表紙を見ると、女性の着物は柿色っぽいがちゃんと楠の木の紫黒の実も葉と一緒に描いてあるじゃないかぁ~思い込みってコワイ( ̄▽ ̄;)


正しいタイトルは『楠の実(くすのみ)が熟すまで』でした('~`;)

雪合戦が出来そうなくらい雪が積もってきました。皆さま、どうぞお気をつけて!!



rohengram799 at 14:04|PermalinkComments(16)TrackBack(0)
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