山口青邨

2021年01月01日

初空雲便りNo.1:新春万福 2021

初空の藍と茜と満たしあふ  山口青邨




明けましておめでとうございます🎍

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

おだやかで楽しいことがいっぱいの1年になりますように🐙



🐮 🐮 🐮 🐮 🐮


年末にツヨちゃんが結婚💒のニュースが! ビックリしましたが、よかったです。嬉しい! ウチの二男も昨年結婚しました。長男もようやく(同じ市内ですが)ひとり暮らしを始めました。なんとなく一段落したような……そのせいか、夏の間に減った体重も確実に戻ってきました(笑)


この年末年始から旦那さんとふたりきりの生活になったワケですが、お互いケンカする気力も体力も年々低下してきているので、のんびりまったりと過ごしていきたいと思います。


なかなか皆さまのブログにご挨拶に伺えず申し訳ありません <(_ _*)>


今年はもう少し本を読んだりブログ以外のシュミの書き物なども増やしていけたらいいなと思っております。


rohengram799 at 00:00|PermalinkComments(12)

2018年10月22日

稲熟雲便りNo.23:地名論

『地名論』 大岡 信


水道管はうたえよ
御茶の水は流れて
鵠沼に溜り
荻窪に落ち
奥入瀬で輝け
サッポロ
バルパライソ
トンブクトゥーは
耳の中で
爾垂れのように延びつづけよ
奇体にも懐かしい名前をもった
すべての土地の精霊よ
時間の列柱となって
おれを包んでくれ
おお 見知らぬ土地を限りなく
数えあげることは
どうして人をこのように
音楽の房でいっぱいにするのか
燃えあがるカーテンの上で
煙が風に
形をあたえるように
名前は土地に
波動をあたえる
土地の名前はたぶん
光でできている
外国なまりがベニスといえば
しらみの混ったベッドの下で
暗い水が囁くだけだが
おお ヴェネーツィア
故郷を離れた赤毛の娘が
叫べば みよ
広場の石に光が溢れ
風は鳩を受胎する
おお
それみよ
瀬田の唐橋
雪駄のからかさ
東京は
いつも
曇り




バルパライソはチリにあり、日本語に訳すと「天国の谷」だそう。世界遺産になっていました。

https://worldheritagesite.xyz/valparaiso/


トンプクトゥーはマリ共和国の世界遺産。

https://worldheritagesite.xyz/timbuktu/



作者の大岡信さんはすでに鬼籍に入られていますが
(1931~2017)「土地の名前はたぶん光でできている」って、なんて素晴らしい! 私がこのように詩を知るきっかけになったのは、山口青邨の

「みちのくの淋代の浜若布寄す」

という俳句。「淋代(さびしろ)」という青森県の地名の由来が気になって検索していた時に「地名論」という言葉も目に入ったのです。淋代は枯れた草原という意味で、淋代海岸から三沢飛行場にかけての一帯はかつて馬の放牧場があったくらい、大草原だったそうです。地元の人によるとワカメどころか何もないとか(^^;)(;^^)


サッポロの地名由来はコチラで。

http://hokkaido-syuryo.com/study_item/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D/


詩の最後の「東京はいつも曇り」なんとなく納得してしまいました。♪東京砂漠 のイメージが抜けないのかも。



rohengram799 at 10:55|PermalinkComments(2)

2016年08月13日

乗雲便りNo.13:猫も杓子も ゞ(^o^ゝ)≡(/^_^)/"

テレビ番組の『プレバト』、この前の俳句のお題は「盆踊り」だったそうですね。あの先生の講評や添削はう~ん、そうか?というのも多いのですが(私的には)(;^_^A いろんな捉え方があってオモシロイです。



『月とるごと種まくごとく踊りけり』(山口青邨)


徳島市の阿波おどりがはじまりましたね! 男踊りは半天を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣をしりからげに着て踊る阿波おどりがあり、うちわや手ぬぐいなどを使っていることが多いです。女踊りは女物の浴衣に編笠を深くかぶって、草履ではなく下駄を履くのが特徴的。「艶っぽく上品に踊る」とありました(笑)


『踊りゆく踊りの指のさす方へ』(橋本多佳子)


「踊り」は俳句では盆踊りのこで、秋の季語になるのですが、この句を読むとあちらから戻ってきたご先祖さまが一緒に踊って楽しくなって、アラ、私の身内はどこいったのかしら?と思って指差す方に進んでいくようにも思えるし、もうお別れですよ、名残惜しいですがあちらがあなたのいく場所です、と言われているように感じたり……。「方へ」は「かたへ」と読むそうです。



日本三大盆踊りというのがあって、阿波おどりの他に、西馬音内盆踊り(秋田県雄勝郡羽後町西馬音内で行われる盆踊り)と郡上八幡盆踊りのことをいうみたいです。


岐阜県郡上市で開催される郡上八幡盆踊りは、毎年7月中旬から9月上旬まで述べ32夜!開催! 中でも8月13日から16日は午後8時に始まり明け方まで夜通し踊り続ける徹夜踊りは大変盛り上がるそう。


郡上おどりの曲名は「かわさき」「春駒」「三百」「ヤッチク」「古調かわさき」「げんげんばらばら」とか10曲あるらしいのですが、その中で気になる「猫の子」……なんだろう(´・ω・`)?


♪ヤアヨーホーイヤーヨーイ
猫の子がよかろ(猫の子がよかろ)
猫でしやわせ コラねずみょ取る
(ねずみょ取るノーねずみょ取る 猫でしやわせ コラねずみょ取る)

というお囃子からはじまるらしい。


歌詞ですが 「破れ褌 将棋の駒よ 角と思えば コラ金が出た」「夕んべ夜這人(よばいにん)が 猫踏みころいた 猫で返しゃれ コラ熊笹で」「夕んべ夜這人(よばいと)が 二階から落ちて 猫の鳴き真似 コラして逃げた」……おやぢ心をくすぐるフレーズがたくさんありました(笑) 祭りの夜はやはり男女の出逢いの場だったのですね。他の曲の歌詞もだいたいこんな感じでした。

http://senshoan.main.jp/minyou/gujoodori-word.htm



私の今住んでいるところも以前は夏祭りを開催していたのですが、昨年からいろんな事情により秋祭りになりました。祭りというよりフリーマーケットみたいな感じですかね~? 昔ながらの町内会の盆踊り大会というのはなくなってしまいました。浴衣姿の中学生女子たちがキャーキャー言いながら男子グループにちょっかいを出す様子を見るのが「おおっ( 〃▽〃)青春してるね!」で楽しかったのに……残念(゜゜;)\(--;)






rohengram799 at 17:16|PermalinkComments(12)

2013年11月12日

わた雲便りNo.12:鶴の子と鶴のこと

『口重き男いきなり鶴のこと』(蟻塚尚孝)


おしゃべりという次元をはるかに越えたみのナントカさんにはあり得ない場面ですな(゜ロ゜)やはりこのイメージは高倉健さんですわ~縄のれんの飲み屋で、世話になっているオヤジさんと向かい合ってちびちびと酒を飲んでいる姿が浮かぶわぁ。北国で見た丹頂鶴の話をボソッとする健さん、たまりません!『新日本紀行』のテーマ曲が聞こえる←(*^)/☆(+。+*)……無口なヤロ~が急に饒舌になった話題が『プリキュア』とかだったら、ちょっとひいてしまうかも( ̄▽ ̄;)


「凍鶴」(いてづる)という言葉・冬の季語があるのですね。ツルが片足で立ち、長い首を後方にまげて翼の間にはさみ、みじろぎもせずうずくまる姿……孤高を形にしたらこんな姿になるのでしょうか?山口青邨の凍鶴の句、好きです。

《凍鶴の一歩を賭けて立ちつくす》





さて、鶴はおめでたい・長寿の象徴でもありますが、皆さまは「つるのこ」「鶴の子餅」は食べたことはありますか?「すあま」と似ているような違うような~というより、すあまという名前の食べ物を認識したのもかなり大人になってからなのですが「もうすぐ七五三だよな~」と思っていたところに、鶴の俳句を見つけて「そう言えば‘つるのこ’ってあったよね?」で懐かしくなり、調べてみました(^o^)


http://www.sueki.jp/01/01-0011.htm


つるのこを食べたら、お肌がツルツルに……なったらいいな(^.^))






rohengram799 at 20:50|PermalinkComments(10)
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