峠うどん物語

2014年11月02日

琥珀雲便りNo.2:ママコノシリヌグイ(゜д゜)

昨日は『峠うどん物語』(重松清)を読みました。そんなに厚くないのに上下にしたのは「峠」だから('_'?)重松作品なので『一杯のかけそば』みたいな話かと思っていたらちょっと違いました。


峠にうどん屋がありました。そのうどん屋の傍に市営斎場ができてしまった…! うどん屋の名前は「長寿庵」……いくらなんでもこれはマズイと「峠うどん」に店名を変更。店のお客さんは、うどんだけを楽しみにやってくる“通”から、いつしか道向かいの斎場の通夜ぶるまいほどには親しくない、精進落としほどには関係が薄い……そんな喪服の方々が一献のお酒を求め、一杯のうどんを求めてやってくるようになったのでした。


無口なガンコ職人のおじいちゃん、明るく世話焼きのおばぁちゃん。後継ぎは今のところいません。お手伝いに来てくれる孫娘のよっちゃんの両親は学校の先生で、高齢のふたりのこと、高校受験前の娘のことを心配しています。週一回手伝いとはいえ「人の生き死に」を間近で感じるわけで……霊柩車の運転手さん、おじいちゃんの親友、よっちゃんの同級生の話など……よっちゃんの知ったかぶりな態度や発言にまだまだ子どもだなと思ったりする、かつての女の子だったおやぢなワタクシがいます。しかし、重松さんはなんでこんなに多感な少年少女の気持ちを繊細に描けるのか……本当に不思議。



さてさて……今日は休みなワタクシ(お仕事の方々、申し訳ありません!)朝から洗濯をして久しぶりにゆっくり新聞に目を通すといろんな話題が!! 紫綬褒章に桑田佳祐さん\(◎o◎)/  「クマリ」というネパールの少女神を取材した本に興味を持ったり、地方版には「イシミカワ」というお皿にブドウを盛ったような実の紹介があったので、カラーで見てみたいなぁ、と検索したら……なぁに、これは?な植物名に気持ちが揺らぐ……「ママコノシリヌグイ」って「オオイヌノフグリ」よりインパクトがある( ̄O ̄;


ママコノシリヌグイには、茎にびっしりと下向きの刺があります。ママハハがこれで連れ子(ままこ)の尻をこれで拭いて虐めをするたとえで付けられたそうです。昔は木の葉やフキの葉が使われたといいますがが、こんなトゲの多い植物で……という発想がコワイ((((;゜Д゜))) 下記サイトでイシミカワの画像も見ることができます。

"石見川(イシミカワ)" https://www.hana300.com/isimik.html


なんか座っていると、お尻がモゾモゾしてしまう……皆さまはハレバレとしたステキな1日をお過ごし下さいませ( ̄▽ ̄;)





rohengram799 at 09:16コメント(10) 
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