備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

ようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることをチマチマと書いています。

タグ:川原泉

『長く黒い髪と、重い十二単の下で、紫式部はどのような欲望をたぎらせていたのか。源氏物語の中に、そのヒントは隠されています。一つ一つの欲望をつまびらかにすることによって、源氏物語と紫式部とは、私達にとってより身近なものになるのではないかと、私は思っています。』


酒井順子さんの『紫式部の欲望』をイッキ読みしました! 源氏物語は大和和紀さんの漫画も途中で人物の区別がつかなくなり読むのをやめてしまい、宝塚の舞台も観たことがなく、昔見たテレビでは赤鼻の末摘花と生き霊の六条御息所しか記憶になく……それに名前だけ知っていても女だと思っていた人が男だったり……(((^^;) 


源氏物語は長保3年(1001年)には、ある程度完成したと言われる小説。全54帖に及び、文字数は約100万(400字詰め原稿用紙で約2400枚)の大長編。70年間にも渡るストーリーには、約500名の人物と約800首の和歌が登場……紫式部が才女だったとわかりますわ。


私は酒井さんの本を文庫で買ったのですが、200ページくらいで読みやすく、登場人物の性格も当時の風習・風俗などわかりやすく書かれていたし、巻末に簡単なあらすじや相関図もあって大変助かりました! 紫式部も今の私たち(?)と変わらぬ妄想をたくましくして「秘密をばらしたい」「ブスを笑いたい」「専業主婦になりたい」など、物語の中で日々の暮らしのストレスを物語にして発散していたのだと思える笑えるエッセイでした。解説は三浦しをんさん。「本書を読むとうなずきすぎて首がむち打ちになる。」……確かに! 学校の授業でもコチラを教材にしたらいいのに……と思いましたわ。


学校でちょっと思い出したことがあります。川原泉さんの漫画に『笑う大天使(ミカエル)』というお嬢様学校が舞台の作品があります。昭和60年代ですよ、昔話が好きですみません! 主役は巨大な猫をかぶった3人の娘さん(笑) 源氏物語を読んでレポート提出しなさい!という話があるのですが、架空のプレイボーイ(これも懐かしい響きがあるなぁ)光の君に腹を立てまくり、それぞれの印象は《知的ブレーキのあまり利かない性格か或いはブレーキ自体が存在しない質(たち)の「歩く煩悩様」の典型的な例》《性的衝動の赴くまま他を顧みる事無く自らの欲望を満足させなければ気が済まない「性衝動人」》《独りよがりの悩みで周囲の人々を不幸に巻き込むだけでなくさらにその執着心と多情さで不幸を拡大させるという「増殖ワラジムシ」》とかなり辛辣! 今の女子高生だったら光源氏にどんなキツい言葉を浴びせるのかしら? それともただギャハハ(o^ O^)シ彡☆と笑い飛ばすのかしら?



同じ望みでも「希望」というと清らかな関係、「欲望」というとドロドロなお肉の関係なイメージなんですが(あくまでおやぢなワタクシの場合)エーリッヒ・フロムという心理学者は『私たちの欲望は「外に対して願望を持つ」ということ』と言っているらしい。地位や名声、財産などを求めることは外の願望で、希望は内なるもの。紫式部には希望ではなく欲望を感じた酒井順子さんはさすが!なのかも(≧∇≦)



明後日はもう師走。気温も低くなってきました。皆さま、お身体に気をつけて下さいませ。



7月に入ってから梅雨空が続いています。むし暑い……台風の進路が気になりますが、明日5日は都合で更新出来ないかもしれないので、本日二回目の更新です(^o^;)



経済産業省は1日、2015年2月の「ロボット新戦略」(日本経済再生本部)の決定を受けて(そんなのがあったのか!)製造産業局産業機械課(そんなのが…以下略)にロボット政策室を設置したと発表した……というニュース記事を読みました。 そして「羽田空港にロボ導入」(;・ω・)


清掃ロボはフロア構造を記憶し、24時間、館内を巡回。搬送ロボは指示した届け先に荷物を運ぶ。当面は空港内で販売される酒や飲料などの移動に活用。将来は航空会社と協力し、顧客の手荷物運搬にも用途を広げたいそうです。人が行う重い荷物の上げ下ろしで、腰にかかる負担を軽減する重作業支援ロボも導入とか…9月からを予定しているようです。なんだろう……サービス産業向けロボット開発がまだまだピンとこないし、なんか漠然とした怖さを感じるのは私の意識や知識が遅れているからかしら……。


『ブレーメンⅡ(ツー)』という川原泉さんのマンガがあるんですが……時は西暦2306年。少子化と宇宙進出によって人類はかつてない人手不足になり、対策としてバイオテクノロジーで知性を高められた働く動物たち「ブレーメン」が生み出されるのです。大型輸送船「ブレーメンII」は、ブレーメン達を船内全ての乗務員として雇用した画期的な宇宙船だったのです……! 


平然とした態度で挨拶をすませたものの、やはり抵抗があるキラ・ナルセ船長。船内を案内する甲板長のマエダくんは「こんな立派な職場で働けて嬉しくて仕方ない」というセーラー服が似合うカエルくんです!! 一流企業に就職出来て「だから我々は本当にラッキーなんです」とピカピカの職場で働けるのは自分たちが初めてだと。「他の仲間は大抵地球から遠く離れた場所で働いています」それは辺境惑星の鉱山、未開発星域の開拓要員だったり、植民地最前線でベース・キャンプの建設作業だったり……「条件が悪く、危険険を伴い、地味で忍耐力のいる辛くて厳しい重労働……そう人間の嫌がる仕事なのです。自分たちの身勝手さに「急に人間でいることが申し訳なった」く感じる船長。航海中もやっぱりいろんな差別や偏見があって……羽田での清掃ロボの話題にこの作品を思い出してしまいました。あ、全体的にどシリアスではなくお笑い要素もたくさんありますので、機会があれば読んで下さいませ。



そしてこの前、初野晴さんの『わたしのノーマジーン』を読んだのですが、舞台は終末思想にとらわれた荒れた世界。8歳くらいの知能を持ちしゃべることが出来るおサルさんがシズカという女性と暮らしはじめます。物語後半に介護ロボット開発に関わったという男性が出てきます。彼は「人間のいうことを聞かないロボット」の開発を命じられたのです。患者が暴れたり反社会的な行動を取った場合を想定して、無理矢理押さえつける機構を持つタイプ……。彼は謎解きの役割を果たすので、それが開発されたのか、どうなったかは未読の方の楽しみを奪ってしまうので書きませんが、こちらもう~んと考えてしまいました。ロボットをどんな目的で使うかは人間の意思なんですよね。


自分の知らないところで、ロボット以外にたくさんの研究がされていて、気がついたら「えっ( ; ゜Д゜)」なんてことがたくさんあるんだろうなぁと思いました。


ちなみに私が小さい頃欲しかったのは、パーマンのコピーロボットです←古いなぁ……ロボコンも懐かしい。皆さま、よい1日になりますように(´∇`)




昨日はまた雨の1日、そして帰り道はまた風が強くて傘が久々におチョコ状態になり焦りましたわ(;´д`) この前の経験を生かし(?)中古で買った『阿弥陀堂だより』(南木佳士)をポッケに入れていましたがやはり濡れました……なぜカバンにしまわないのか、自分でもよくわかりません(-_-;)



自宅にすぐ帰ればいいのに、本屋に立ち寄り……乾ルカさんの『森に願いを』を探しにいったのに(なんかのレビューを読んでおもしろそうだったので)見つからず、新刊コーナーで目についた『グリムの森へ』を買ってしまいました。←これはちゃんとカバンにしまった(笑)


有名なグリム童話を原書に基づいた話8人の女性作家が再話という……買わずにいられない一冊!! 「ブレーメンの音楽隊」は高村薫さん「カエルの王様、そして忠臣ハインリッヒ」と「兄さんと妹」は松本侑子さん「いばら姫」は阿川佐和子さん「ラプンツェル」と「ヘンゼルとグレーテル」は大庭みな子さん「めっけ鳥」は津島佑子さん「赤ずきんちゃん」と「つぐみひげの王様」は中沢けいさん「星の銀貨」は木崎さと子さん……そして「青髭」が皆川博子さん~(≧▽≦)


まだ読みかけのものが何冊かあって、パラパラしただけですが、当時の挿し絵もたくさんあって物語がまた一段と楽しくなりそうです。また明治時代に日本語に訳された『おほかみ』が収録されています。



「おおかみ=赤ずきんちゃん」だったワタクシでしたが、『おおかみと七匹の子やぎ』でした。そして鳥獣戯画みたいな挿し絵と言ったらオーバーですが、ヤギのお母さん、着物姿です( ; ゜Д゜)ちょっとしなをつくっていて、常磐津のお師匠さんのような立ち姿です。子やぎたちも着物姿ですが、おおかみさんも……子ヤギたちを食べるために寸足らずの着物姿で戸を叩いている絵が……ギャグ漫画かと思ってしまうくらいにスゴいです( ̄▽ ̄;)


文章も「お母さんヤギ」ではありません……物語は「むかし、一匹の年とった女羊(めひつじ)があって、七匹の子供を可愛がって育てていた。」で始まります。おおかみが子やぎたちをのみ込んだことを知った場面の描写はこんな感じです。


《アーそのとき、羊のおっかさんは、子供たちをくはれて、どんなに泣いたらう、どんなにかなしかったらう。このお話を聞くみなさんには、このときの女羊の心を察することが出来ますか。》



おやぢなワタクシは「女ギツネにダンナさんを食われて、奥さんはどんなに泣いたろう」とヘンなお修羅場を想像してしまいました……羊のおっかさん、許して下さいっ!! でも声に出したとしても、へんな抑揚をつけて、綾小路きみまろみたいに読んでしまいそう(* ̄∇ ̄*)


この『おほかみ』は電子書籍で読めるみたいなので、検索してぜひともご覧下さいませ。




本の森に入り込むとに潜んでいた危険で怪しい心理がチラリ……垣間見えてしまうかも(^o^;)………ちなみに今回のタイトルは川原泉さんの漫画『森には心理が落ちている』からいただきました(´∇`) どうぞ皆さま、夢がモリモリの楽しい1日にして下さいねっ♪




クリスマス~皆さまはいかがお過ごしですか? ワタクシはダンナと映画『バンクーバーの朝日』を見てまいりました。あらすじなどはコチラで。


http://mens-full-life.com/entame/movie/vancouver/

《公式サイト》
http://www.vancouver-asahi.jp/


野球経験者が多かったので、試合とか素振りとかグラブの手入れとかの動作・仕草など嘘っぽくなかったし、川原泉さんのマンガ『甲子園の空に笑え!』を思い出す連続バンド攻撃とか、佐藤浩市さんのオヤジもよかった。ムダに女がチャラチャラ出てこなかったし。


移民というとハワイや南米のイメージしかなかったので、バンクーバーにも……と驚きました。また真珠湾攻撃後、外国にいた民間人がどんな扱いを受けたかとか、考えたことがなかった自分も恥ずかしい。


いつも映画を見た後、グッズとか買わないのですが、ボールの形の小物入れを買いました♪



昨日のクリスマスイブ、また電車が遅れたのですが、帰宅したらヒョロヒョロくんからプレゼントをもらってしまった~ロイズの生チョコ! オタ息子にはバームクーヘンを買ってきていた!! うるわしい兄弟愛…いや、弟の気づかい……オタ息子のクリスマスケーキも生チョコで、1年分のチョコを手にしたかも( ̄0 ̄;)


そして、朝起きたらテーブルに東野圭吾の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と東京ドーム天然温泉のパンフと割引券も置いてありましたの……おかーさん、ヒョロヒョロくんに何もプレゼントないんですが(((((゜゜;)



そんなワタクシのイブとクリスマス当日でありました……ペコリm(__)m



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プレゼントと小物入れ。画面を横にして見て下さい~すみません!!



明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。



元日の夜は新月でしたね。ワタクシはムーンシトラスの香りのバブを3個投入したいところをガマンして、普通に1個ポチャン!(笑)でお風呂読書を楽しんでまいりました。


昨年末から読んでいた桂文珍さんの『落語的ニッポンのすすめ』講演会などで全国各地を旅されているので、話題が豊富で読みやすく、フムフムうなずいたり、苦笑いしたり…! 新年最初の1冊は『さざなみ』(沢木凜)でしたが「情けは人のためならず」がこういう形で…みたいなちょっとかわった構成の短篇でした。


宝塚は今年100周年、ワタクシは50歳になりますが「五十にして天命を知る」なんてムリムリ~「店名を知る」というのがギリギリでしょう(/--)/ ワタクシの知りたいことは皆さまの知りたいことと大きなズレがあるような気もしますが、ここにはいつもなにか「オモロ~!」がある( ・∇・)そんなレインボーオーラあふれる(!?)《愚者の楽園》を目指していきたいと思います!!


まずは「2000記事達成」が第1目標なので(これが1950)毎日更新……ってすでに元旦の記事がないぞ(O.O;)(oo;)あとは「毎月1回は田舎に帰る」「毎月1回はおやぢ散歩」「年間読書200冊」(300はかなり大変)でしょうか~ムリだとわかっているダイエットとかは最初から除外ヾ(・◇・)ノ


皆さまにとってすばらしい1年になりますように~よい初夢をごらん下さいませ!! おやすみなさいまし(+.+)(-.-)(__)..zzZZ



*前の記事にコメントを下さった皆さま、ありがとうございます! この記事をお返事にかえさせていただきますことをお許し下さいm(__)m



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