川柳
2022年08月27日
夕菅雲便りNo.12:「ハジキナンバ」をほおばって ლ(・﹏・ლ)
おはようございます٩(ˊロˋ*)و
昨日はまたへんな天気でしたね。出掛けている時に雷雨にあわなくてよかったですが、朝刊・地方版ににあった『地球というハザードマップ上に住む』(市原市 伊藤正さん・選者は江畑哲男さん)という川柳のとおりのような……。
さてさて、東京新聞に『わたしの絵本』という読者が考えたストーリーのアイデアをイラストレーターがビジュアル化する絵物語のコーナーがあります。
【私の絵本 東京新聞】
https://www.tokyo-np.co.jp/f/300novel
8/21付の「ハジキナンバ」!ポップコーンにこんな呼び方があるとは(´⊙ω⊙`)! ハジキよりチャカの方が比較的新しい隠語らしいですがまたとうもろこしの呼び方も様々あるのですね。
【「とうもろこし」を何と呼ぶ? 各地で違うとうもろこしの呼び方】
https://tenki.jp/suppl/romisan/2019/07/11/29244.html
諸越(モロコシ)というお菓子(※)もありますが、やっぱりこの歌を思い出すおやぢなのでした(◉‿◉)
【ポップコーンをほおばって】
https://www.uta-net.com/song/10043/
(※) https://sweetsvillage.com/blog/wagashi/morokoshi/
昨日はまたへんな天気でしたね。出掛けている時に雷雨にあわなくてよかったですが、朝刊・地方版ににあった『地球というハザードマップ上に住む』(市原市 伊藤正さん・選者は江畑哲男さん)という川柳のとおりのような……。
さてさて、東京新聞に『わたしの絵本』という読者が考えたストーリーのアイデアをイラストレーターがビジュアル化する絵物語のコーナーがあります。
【私の絵本 東京新聞】
https://www.tokyo-np.co.jp/f/300novel
8/21付の「ハジキナンバ」!ポップコーンにこんな呼び方があるとは(´⊙ω⊙`)! ハジキよりチャカの方が比較的新しい隠語らしいですがまたとうもろこしの呼び方も様々あるのですね。
【「とうもろこし」を何と呼ぶ? 各地で違うとうもろこしの呼び方】
https://tenki.jp/suppl/romisan/2019/07/11/29244.html
諸越(モロコシ)というお菓子(※)もありますが、やっぱりこの歌を思い出すおやぢなのでした(◉‿◉)
【ポップコーンをほおばって】
https://www.uta-net.com/song/10043/
(※) https://sweetsvillage.com/blog/wagashi/morokoshi/
rohengram799 at 07:05|Permalink│Comments(0)
2022年07月27日
涼天雲便りNo.13:一つだけ……
昨日は雨の中でも蝉が煩く鳴いていましたわ。こちらの「暑中見舞い」のイラストが風情があって素敵だったのでご覧下さい(◍•ᴗ•◍)
https://ameblo.jp/kame-kyu/entry-12754926925.html
『生きるかなしみ』というアンソロジーに川柳作家の時実新子さんの「わたしのアンドレ」というエッセイがあり、それを読み返しながら、この人の川柳って知らないかも…と今頃思ったワタクシ、好きな作品をいくつかご紹介。いつものように「おやぢのつぶやき」がセットになっています٩(♡ε♡ )۶
〈百合みだら五つひらいてみなみだら〉
五つという数字はなんだろ?と思った時に北村峰子さんの「熱帯夜抱かれて五感とりもどす」を思い出して「五感」のことなのかも、と。純潔の象徴にも使われる百合とその香りとみだらの取り合わせにクラクラしますわ。
〈悪い男と心ひとつに薔薇を見た〉
「薔薇を天井から吊るし、その下での話は秘密にしたというローマ時代の逸話がある。『薔薇の下で』が『秘密に』という意味にもなった」……コレを思い出しました〜ワケありな密会かしら…ドキドキ🌹
〈一つだけ言葉惜しめばまた逢える〉
友だち以上恋人未満な関係なのか、もし「好き」と言ってしまったら今の関係が壊れてしまいそうで結局言えなくて「じゃまた」とか言って手を振るのかなぁ、と。男女間ではなく、殿方ふたりの姿が浮かんでしまうのは貴腐人のサガでしょうか?(笑)
〈女かなリンゴがあれば爪立てん〉
リンゴがある…殿方の喉仏に喰らいつく妖艶な美女を想像してしまいます。おとなしく食べられて下さいな🍎
〈もしかして椿は男かもしれぬ〉
「老いながら椿となつて踊りけり」( 三橋鷹女)は女性のイメージだけれど。椿はお寺によく似合うと思う。そしてお坊さんの墨染めの衣に赤い椿も白い椿も似合うと思う。
【生きるかなしみ】
https://ddnavi.com/book/4480029435/
【時実新子】
https://www.artm.pref.hyogo.jp/bungaku/jousetsu/authors/a108/
https://ameblo.jp/kame-kyu/entry-12754926925.html
『生きるかなしみ』というアンソロジーに川柳作家の時実新子さんの「わたしのアンドレ」というエッセイがあり、それを読み返しながら、この人の川柳って知らないかも…と今頃思ったワタクシ、好きな作品をいくつかご紹介。いつものように「おやぢのつぶやき」がセットになっています٩(♡ε♡ )۶
〈百合みだら五つひらいてみなみだら〉
五つという数字はなんだろ?と思った時に北村峰子さんの「熱帯夜抱かれて五感とりもどす」を思い出して「五感」のことなのかも、と。純潔の象徴にも使われる百合とその香りとみだらの取り合わせにクラクラしますわ。
〈悪い男と心ひとつに薔薇を見た〉
「薔薇を天井から吊るし、その下での話は秘密にしたというローマ時代の逸話がある。『薔薇の下で』が『秘密に』という意味にもなった」……コレを思い出しました〜ワケありな密会かしら…ドキドキ🌹
〈一つだけ言葉惜しめばまた逢える〉
友だち以上恋人未満な関係なのか、もし「好き」と言ってしまったら今の関係が壊れてしまいそうで結局言えなくて「じゃまた」とか言って手を振るのかなぁ、と。男女間ではなく、殿方ふたりの姿が浮かんでしまうのは貴腐人のサガでしょうか?(笑)
〈女かなリンゴがあれば爪立てん〉
リンゴがある…殿方の喉仏に喰らいつく妖艶な美女を想像してしまいます。おとなしく食べられて下さいな🍎
〈もしかして椿は男かもしれぬ〉
「老いながら椿となつて踊りけり」( 三橋鷹女)は女性のイメージだけれど。椿はお寺によく似合うと思う。そしてお坊さんの墨染めの衣に赤い椿も白い椿も似合うと思う。
【生きるかなしみ】
https://ddnavi.com/book/4480029435/
【時実新子】
https://www.artm.pref.hyogo.jp/bungaku/jousetsu/authors/a108/
rohengram799 at 10:30|Permalink│Comments(6)
2022年01月12日
麗春雲便りNo.11: 白 と 黒
雪はすっかり溶けましたが、今日は冷たい風が強く吹いています。なんとなく日は長くなってきましたけどね〜やはり季節は「冬」🐧 テレビで「逆さ滝」について話していました。日本海から吹きつける強風により滝の流れが上空に吹き上げられる様子はこの時期ならでは……こちらのブログ記事には「波の花」も。
https://www.seisyunsanka.com/entry/2018/02/23/233022
冬にしか見られない光景なので、季語になっているのかな?と思いましたが「凍滝」しか見つからなかった〜ちなみ「滝」だけだと夏の季語。
月光の凍滝に刻蒼みけり 富川明子(*)
美しい一句ですね✨
俳句と言えば「クロヌリハイク」というのがありました。新聞や雑誌から必要な文字を切り抜いて脅迫文を……と連想してしまった (; ̄ー ̄A
https://www.ehime-np.co.jp/online/information/kuronuri_haiku/index.html
こちらは今日の『よみうり川柳』から。
【米兵がくれた「まんえん」お年玉 】
全く嬉しくない「お年玉」ですわ (´д`|||)
皆さま、どうぞご自愛下さいませ。
(*) https://fragie.exblog.jp/24885623/
https://www.seisyunsanka.com/entry/2018/02/23/233022
冬にしか見られない光景なので、季語になっているのかな?と思いましたが「凍滝」しか見つからなかった〜ちなみ「滝」だけだと夏の季語。
月光の凍滝に刻蒼みけり 富川明子(*)
美しい一句ですね✨
俳句と言えば「クロヌリハイク」というのがありました。新聞や雑誌から必要な文字を切り抜いて脅迫文を……と連想してしまった (; ̄ー ̄A
https://www.ehime-np.co.jp/online/information/kuronuri_haiku/index.html
こちらは今日の『よみうり川柳』から。
【米兵がくれた「まんえん」お年玉 】
全く嬉しくない「お年玉」ですわ (´д`|||)
皆さま、どうぞご自愛下さいませ。
(*) https://fragie.exblog.jp/24885623/
rohengram799 at 16:35|Permalink│Comments(2)
2022年01月07日
麗春雲便りNo.6:ねぎ
手を入れて水の厚しよ冬泉 小川軽舟
水の厚し …… 冬の泉の下に眠るものの豊かさを感じるような句だな、と私は思ったのですが、皆さまはいかがでしょうか? しかし、昨日の雪はあんなに降るとは思いませんでした。 いつも以上にそろりそろり……と歩くことになり、疲れてしまいました(; ̄ー ̄A
*****
「ネギ」と聞いて浮かぶのは「葱」か「禰宜」か「根木」か……。
「根木打」という遊びが昔、あったそうです。「ねぎうち」ではなく「ねっきうち」と読むそうです。冬の季語になっていました。30〜50センチくらいの先の尖った木の棒や(または尖らせる)釘などを交互に地面に投げて打ち込む。相手のものを打ち倒して自分のものが地面に立ったら 勝ち!という遊びのようです。ちょっとメンコを連想しますね。
柳田国男の『こども風土記』にある「念木・ねんがら」とかの話がそうかな、と思います。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/53809_49722.html
*****
嘘つきのまんまで終わる葱の白 金築雨学(*)
なんとなく味わい深い川柳でありますね〜意味深長だわぁ。
江戸千住葱で作る「根深汁」も味わい深いことでしょう。
https://intojapanwaraku.com/gourmet/79641/
冬には池波正太郎の時代小説がよく似合う気がする! でも私が読んでいるのは村山由佳さんの『はつ恋』なのでした(笑)
https://ddnavi.com/review/885491/a/
(*)
http://daenizumi.blogspot.com/2020/10/blog-post_30.html?m=1
水の厚し …… 冬の泉の下に眠るものの豊かさを感じるような句だな、と私は思ったのですが、皆さまはいかがでしょうか? しかし、昨日の雪はあんなに降るとは思いませんでした。 いつも以上にそろりそろり……と歩くことになり、疲れてしまいました(; ̄ー ̄A
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「ネギ」と聞いて浮かぶのは「葱」か「禰宜」か「根木」か……。
「根木打」という遊びが昔、あったそうです。「ねぎうち」ではなく「ねっきうち」と読むそうです。冬の季語になっていました。30〜50センチくらいの先の尖った木の棒や(または尖らせる)釘などを交互に地面に投げて打ち込む。相手のものを打ち倒して自分のものが地面に立ったら 勝ち!という遊びのようです。ちょっとメンコを連想しますね。
柳田国男の『こども風土記』にある「念木・ねんがら」とかの話がそうかな、と思います。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/53809_49722.html
*****
嘘つきのまんまで終わる葱の白 金築雨学(*)
なんとなく味わい深い川柳でありますね〜意味深長だわぁ。
江戸千住葱で作る「根深汁」も味わい深いことでしょう。
https://intojapanwaraku.com/gourmet/79641/
冬には池波正太郎の時代小説がよく似合う気がする! でも私が読んでいるのは村山由佳さんの『はつ恋』なのでした(笑)
https://ddnavi.com/review/885491/a/
(*)
http://daenizumi.blogspot.com/2020/10/blog-post_30.html?m=1
rohengram799 at 14:20|Permalink│Comments(4)
2021年09月09日
鹿火雲便りNo.7:重陽の節句
よし分った君はつくつく法師である
池田澄子さん(*)は変わった句を詠む方だけれど、結構好きです(笑) つくつく法師、どういう意味でそう思ったのか、気になります。
【セミの4コマ漫画】
http://www.moae.jp/comic/otonanosonnayatsu/1273/1
*****
今日は重陽の節句ですね。昨日の読売新聞の編集手帳から……前後の文章は略しています。
◆著者『はじめての江戸川柳』(平凡社新書)から秋の句を引く。〈重陽はなんにも立てぬ節句なり〉。重陽の節句は9月9日である。菊の節句ともいう。高い所へ上り、菊酒を飲んで祝うものとされていた。◆さてこの川柳の何がおかしいか? 正月は門松、3月は雛人形、5月は鯉のぼり、7月は笹竹と”立てる“ものがあるのに、重陽だけは杯に菊の花を浮かべ、ただ飲んでいるばかりということだろうか。◆とはいえ、高い場所とは近隣の山や丘の上なのだそうである。健康的に足腰を動かしたすえ、見晴らしを楽しみながらの菊酒だったらしい。
夜に満ちていく月を眺めながら酒を飲むのだとずっと思っていたけれど、昼酒(朝酒かも?)だったか! 🍶
【はじめての江戸川柳】
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b163573.html
(*)『池田澄子の百句』
https://ht-kuri.at.webry.info/201409/article_4.html
池田澄子さん(*)は変わった句を詠む方だけれど、結構好きです(笑) つくつく法師、どういう意味でそう思ったのか、気になります。
【セミの4コマ漫画】
http://www.moae.jp/comic/otonanosonnayatsu/1273/1
*****
今日は重陽の節句ですね。昨日の読売新聞の編集手帳から……前後の文章は略しています。
◆著者『はじめての江戸川柳』(平凡社新書)から秋の句を引く。〈重陽はなんにも立てぬ節句なり〉。重陽の節句は9月9日である。菊の節句ともいう。高い所へ上り、菊酒を飲んで祝うものとされていた。◆さてこの川柳の何がおかしいか? 正月は門松、3月は雛人形、5月は鯉のぼり、7月は笹竹と”立てる“ものがあるのに、重陽だけは杯に菊の花を浮かべ、ただ飲んでいるばかりということだろうか。◆とはいえ、高い場所とは近隣の山や丘の上なのだそうである。健康的に足腰を動かしたすえ、見晴らしを楽しみながらの菊酒だったらしい。
夜に満ちていく月を眺めながら酒を飲むのだとずっと思っていたけれど、昼酒(朝酒かも?)だったか! 🍶
【はじめての江戸川柳】
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b163573.html
(*)『池田澄子の百句』
https://ht-kuri.at.webry.info/201409/article_4.html
rohengram799 at 10:35|Permalink│Comments(4)