川柳

2022年01月12日

麗春雲便りNo.11: 白 と 黒

雪はすっかり溶けましたが、今日は冷たい風が強く吹いています。なんとなく日は長くなってきましたけどね〜やはり季節は「冬」🐧 テレビで「逆さ滝」について話していました。日本海から吹きつける強風により滝の流れが上空に吹き上げられる様子はこの時期ならでは……こちらのブログ記事には「波の花」も。

https://www.seisyunsanka.com/entry/2018/02/23/233022


冬にしか見られない光景なので、季語になっているのかな?と思いましたが「凍滝」しか見つからなかった〜ちなみ「滝」だけだと夏の季語。

月光の凍滝に刻蒼みけり 富川明子(*)

美しい一句ですね✨


俳句と言えば「クロヌリハイク」というのがありました。新聞や雑誌から必要な文字を切り抜いて脅迫文を……と連想してしまった (; ̄ー ̄A

https://www.ehime-np.co.jp/online/information/kuronuri_haiku/index.html


こちらは今日の『よみうり川柳』から。

【米兵がくれた「まんえん」お年玉 】


全く嬉しくない「お年玉」ですわ (´д`|||)

皆さま、どうぞご自愛下さいませ。



(*) https://fragie.exblog.jp/24885623/



rohengram799 at 16:35|PermalinkComments(2)

2022年01月07日

麗春雲便りNo.6:ねぎ

手を入れて水の厚しよ冬泉 小川軽舟


水の厚し …… 冬の泉の下に眠るものの豊かさを感じるような句だな、と私は思ったのですが、皆さまはいかがでしょうか? しかし、昨日の雪はあんなに降るとは思いませんでした。 いつも以上にそろりそろり……と歩くことになり、疲れてしまいました(; ̄ー ̄A

*****

「ネギ」と聞いて浮かぶのは「葱」か「禰宜」か「根木」か……。

「根木打」という遊びが昔、あったそうです。「ねぎうち」ではなく「ねっきうち」と読むそうです。冬の季語になっていました。30〜50センチくらいの先の尖った木の棒や(または尖らせる)釘などを交互に地面に投げて打ち込む。相手のものを打ち倒して自分のものが地面に立ったら 勝ち!という遊びのようです。ちょっとメンコを連想しますね。

柳田国男の『こども風土記』にある「念木・ねんがら」とかの話がそうかな、と思います。 
https://www.aozora.gr.jp/cards/001566/files/53809_49722.html

*****           

嘘つきのまんまで終わる葱の白 金築雨学(*)

なんとなく味わい深い川柳でありますね〜意味深長だわぁ。


江戸千住葱で作る「根深汁」も味わい深いことでしょう。
https://intojapanwaraku.com/gourmet/79641/


冬には池波正太郎の時代小説がよく似合う気がする! でも私が読んでいるのは村山由佳さんの『はつ恋』なのでした(笑)

https://ddnavi.com/review/885491/a/




(*)
http://daenizumi.blogspot.com/2020/10/blog-post_30.html?m=1


rohengram799 at 14:20|PermalinkComments(4)

2021年09月09日

鹿火雲便りNo.7:重陽の節句

よし分った君はつくつく法師である


池田澄子さん(*)は変わった句を詠む方だけれど、結構好きです(笑) つくつく法師、どういう意味でそう思ったのか、気になります。

【セミの4コマ漫画】
http://www.moae.jp/comic/otonanosonnayatsu/1273/1


*****


今日は重陽の節句ですね。昨日の読売新聞の編集手帳から……前後の文章は略しています。


◆著者『はじめての江戸川柳』(平凡社新書)から秋の句を引く。〈重陽はなんにも立てぬ節句なり〉。重陽の節句は9月9日である。菊の節句ともいう。高い所へ上り、菊酒を飲んで祝うものとされていた。◆さてこの川柳の何がおかしいか? 正月は門松、3月は雛人形、5月は鯉のぼり、7月は笹竹と”立てる“ものがあるのに、重陽だけは杯に菊の花を浮かべ、ただ飲んでいるばかりということだろうか。◆とはいえ、高い場所とは近隣の山や丘の上なのだそうである。健康的に足腰を動かしたすえ、見晴らしを楽しみながらの菊酒だったらしい。


夜に満ちていく月を眺めながら酒を飲むのだとずっと思っていたけれど、昼酒(朝酒かも?)だったか! 🍶


【はじめての江戸川柳】
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b163573.html




(*)『池田澄子の百句』
https://ht-kuri.at.webry.info/201409/article_4.html





rohengram799 at 10:35|PermalinkComments(4)

2021年09月08日

鹿火雲便りNo.6:蓮月尼

今日は川柳コンテストの夢をみていました……寝坊しました……(ノд`;)


富士山は初冠雪! 季節はすすんでいますね。 夏山より冬のキーンとした空気の中で見る雪の富士山がやっぱり一番好きかなぁ。全く田舎には帰っていませんが。

山梨といえば水晶も有名なのですが、黒水晶は見たことがない……というかその存在を知らなかった( ̄▽ ̄;)

【黒水晶】
https://crystal-seian.co.jp/smp/list.php?type=class&mcat=112132



さてさて、昨晩は「蓮月焼」という言葉から蓮月尼という人物を知りました。大田垣蓮月という、 幕末~明治の歌人で剃髪し蓮月尼となります。急須・茶碗などを焼いて生計を立てました。自作和歌を書きつけた陶器が「蓮月焼」と称されたそうです。贋作も出回っても、それが売れて貧しい人たちが生活できるなら……と特に対策もしなかったようで……。


作家の木内昇さんの書かれたこちらの記事を読み、蓮月尼の人生は悲しい別れの連続だったのだなと思いました。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO90485810T10C15A8TY5000/


『大田垣蓮月尼のこと』と題して上村松園が書いた文章があります。(青空文庫より全文)

毅然たる中に、つつましやかさ、優しさ、女らしさを備えていることは、日本女性の持つ美徳でありこれあってはじめて、いざという場合真の強さが発揮される。 大田垣蓮月が、維新の混乱期にあって女ながら日本のゆくべき道を極めてあやまらなかったことは、自ずから皇国護持の精神を発揮したものといってよい。 しかも、内に滔々たる勤皇の大志に燃えながら、その行いは極めて女らしく、名利を求めず、富貴を望まず、自詠の歌を書き、陶器を焼いて生活の資に充あて、他に齎もたらすところ厚く、自らは乏しくつつましく暮し、謙虚さは失わなかった姿こそ、まことに日本女性の鑑かがみであり、私達にこの厳しい時局下ゆくべき道を示してくれているように思える。 尼は当時京都に集まる勤皇の志士から慈母のごとく慕われたが、自らは聊いささかも表立つことはなく、あくまで女らしい床しさに終始した。あの毅然たる中に持ちつづけた女らしい床しさこそ、私達が学ばなければならないものである。 戦局の険しさが加わると共に、険しさ、とげとげしさが深くなる人の心に和やかさを贈ることこそ、女性本来の生き方であり、かくてこそ、はじめて女性として皇国護持の道に徹し得るのではないかと思う。 (昭和二十年)


【記念碑】
https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/ki073.html

【蓮月焼 画像】
https://search.yahoo.co.jp/image/search?ei=UTF-8&p=%E8%93%AE%E6%9C%88%E7%84%BC



週末くらいから救急車のサイレンが毎日聞こえます。体調を崩している方が増えているのでしょうか? 皆さまもどうぞご自愛下さいませ。




rohengram799 at 09:40|PermalinkComments(2)

2021年01月15日

初空雲便りNo.13:「実」は……

おはようございます(o´Д`o)ノ゙ 昨日は昼間暖かかったですね。今日はまた寒空になってしまうようです。気温の変化が大きいので体調管理が難しい…!



本当なら今日は宮中歌会始。コロナの影響で延期になってしまいました。

今年のお題は「実」。歌に詠む場合は「実」の文字が詠み込まれていればokで「実験」「果実」のような熟語にしても「実る」のように訓読しても差し支えないとのことでした。

「実」というと源実朝を連想します。どんな歌を詠んだか全く記憶にはないけれど、歌集を出した雅なそして暗殺された気の毒な将軍さまという認識(;^_^A


昨年は皇后陛下のビックリするような言葉で始まった御歌とか、眞子さまのあの胡散臭いヤツを連想させる御歌とかありましたけど(^^;)(;^^) 今年の一般入選者10人は最年少は新潟市の高校2年生、最年長は80歳の方だそうで……どんな作品なのかなぁ。


過去のお題と御歌↓
https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html#odai-03



こちらはぐっとくだけて(笑)うんうん、わかる〜!と共感してしまう川柳がたくさんのサイトです。皆さまも投稿してみては!? _〆(゚▽゚*)

https://marusenryu.com/




ではでは、皆さま、おだやかで楽しい金曜日をお過ごし下さいませヾ(´ー`)ノ



rohengram799 at 06:50|PermalinkComments(4)
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