平田俊子

2021年12月17日

古暦雲便りNo.11:ピアス と ネックレス

日付は忘れてしまいましたが、読売新聞の「こどもの詩」にあったトキメキのある作品。


水のピアス 二瓶 千尋(横浜市・美しが丘西小2年)

おふろで見つけたきれいなピアス
いっしゅんだけキラッと光る
水のしずくでつくられた
金でもぎんでもルビーでもない
せかいに一つだけ 水のピアス


小2でピアスを連想するとはオシャレさんなのかな? それとも今の子は当たり前なのかしら(´∀`;)


シャンプーのあと、耳から落ちるしずくを鏡で見て。

平田俊子さんのこの俳句もいろんなドラマが浮かんできますねぇ。


こちらはチューリップの『くちづけのネックレス』 という歌。

【くちづけのネックレス】
https://sp.uta-net.com/movie/130412/

あの『ぼくがつくった愛のうた』を歌っていたラブリーなチューリップが、こんな歌を(o゚Д゚ノ)ノ とちょっとビックリしたのですが、1986年にサン・ジョルディの日イメージソング(こんなのがあったのも知らなかった)だったのも驚きました。サンジョルディの日(*)って本と薔薇を贈る日だと思っていたけれど、その先に進むためのイベントなのかしら (〃艸〃)

【ぼくがつくった愛のうた】
https://sp.uta-net.com/song/4132/



また寒い週末になりそうですね。どうぞ皆さま、あたたかくしてお過ごし下さいませ ♪(o・ω・)ノ))


(*)http://www.ajac.ne.jp/stjordi.html




rohengram799 at 08:30|この記事のURLComments(2)

2020年08月26日

親月雲便りNo.14:歩き神 寝る悪魔

「歩き神」という言葉を知りました。人をそぞろ歩きや旅にさそう神のことだそうな。いくらか暑さがやわらいで、空も高くなり、少しずつ秋の気配もしてきたので、これからがこの神さまの出番でしょうか?


さてさて、月曜日の読売新聞 こどもの詩 ですが、詩よりも選者のコメントがひゃーΣ(・ω・ノ)ノ でありました。タイトルは『弟』で、 小学3年生の男の子(だと思う)の作品。


弟は人形を抱いてねてます

きっとさみしいんだと思います

次の日

弟はわるいことをしました



選者の平田俊子さんのコメント

「悪魔の人形と寝たのでしょうか。」



ぎゃー ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル




平田俊子さんて「あなたはキツネになってわたしを食らえ」という詩の人らしい……なんとなく納得(^o^;)


http://www.haizara.net/~shimirin/on/akiko_02/poem_hyo.php?p=7



rohengram799 at 08:10|この記事のURLComments(4)

2019年01月21日

萌月雲便りNo.21:キツネとうさぎ

今年のセンター試験も終わりましたね。私には全く縁のない世界ですが、1日目の国語の問題だけは見ています(笑) 2日目の理数系なんて見向きも来ませんわ。


今年は現代文というか小説が 『花の精 』でした。(まだ読んでいない)
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/139008/123750/90566181


で、古文?でいいのかな、『玉水物語』というキツネの物語でした。今はネットですぐ現代文が出てくるので有り難い。読んだらとてもよかったです~いじらしいキツネに涙(´;ω;`)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013653/explanation/otogi_01


どころかでタヌキは道路で轢かれているのを見るけど、キツネは見たことがない、と書いてあった気がするけれど、言われてみれば確かに……鹿がぶつかった、とかは聞いたことがあるけど、キツネはないなぁ。


♪男はオオカミなのよ~気をつけなさい~

ピンクレディはこう歌っていましたが、イヤイヤ、キツネもやるときゃやりますぜ!な、なんとも色彩があざやかで色っぽい詩がありました。週のはじめから、テンションがあがるおやぢの朝( 〃▽〃)


『うさぎ 』 平田俊子


あなたはキツネになってわたしを食らえ。雪のなかでぴょんぴょんはねるわたしを見つけ、血走った目で追ってこい。

わたしは逃げる。あなたに追いかけられるため。
時々ふりむき、あなたの姿を確かめ、ぴょんとはねる、ぴょんとはねる。心臓が高鳴る。耳がぴんと立つ。うれしい。あなたがわたしをほしがるなんて。こんなにもいっしんにおってくるなんて。

あなたの足音、あなたの鼓動、あなたのうなり声をわたしの耳は聞く。高まる体温、高まる食欲、飛び散る汗をわたしの耳は聞く。

あなたは決してあきらめるな。足の皮がめくれようと、切り株でつまずこうと、立ち上がりわたしを追ってこい。わたしの肉のうまさを思え。三日ぶりにありつく獲物の味を思え。わたしの肉はすこぶる美味だ。

冬山である。
一面の雪である。
徹底的にふたりきりである。

わたしは逃げる。あなたは追いかけろ。きっとわたしはあなたにつかまる。泣きながら笑い、笑いながら泣いて、やがてあなたに追いつかれてしまう。あなたはわたしに飛びかかる。あたたかな腕。激しい鼓動。ほとばしる汗。耳にかかる息。待っていたよ、この時をずっと、
もう一千年も昔から。

あなたはわたしの首を思いきり咬むがいい。そこがわたしの弱点だ。
白い毛が舞う。赤い血がしたたる。雪がよごれる。空が近い。
ふたつのまなこに虹をうつして、薄笑いしてわたしは絶へる。
待っていたよ。この時をずっと。



行間とか違うかも(汗) 『ターミナル』(1997年)から。平田俊子さんは昭和30年(1955年)生まれ、島根県出身の方です。

こちらも参考にした詩のサイトです。
http://www.haizara.net/~shimirin/on/akiko_02/index.php

rohengram799 at 08:21|この記事のURLComments(4)
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