彼の世

2016年05月02日

香雲便りNo.2:初昔

『彼の世にて揃ふちちはは初昔』(佐藤博美)


世間さまはゴールデンウィーク……田舎に帰り、お墓参りに行かれる方も多いでしょうか? 「初昔」が季語だというのはわかりましたが、初彼岸みたいな意味かしらと思いながらも、きちんと意味を把握しようと検索。画面に表れたのはしたらお茶の写真……(´・ω・`)?



「初昔」は茶摘みの最初の日に摘んだ葉茶で製した上等の抹茶の銘のひとつ。白みを帯びた茶。徳川将軍家で後昔(あとむかし)とともに愛飲された。後昔より古くから製せられていたことによる名前らしいです。「昔」を「廿一日」の合字とし,旧暦3月21日,あるいは八十八夜を含む前後21日のうち,初昔は前10日に,後昔は後10日に摘んで製した茶などと言われているようです。


江戸時代初期(1697年)に刊行された『本朝食鑑』にもこのふたつの銘柄が記載されているそうで、これらの他『本朝食鑑』には「伊昔(いのむかし)」とか「鷹の爪」といった名も見られるとか。


季語としては「元日に前年をさしていう語。旧年(ふるとし)」になります。新しい年になると、いつもいた人がいないという淋しさが一気に押し寄せてきますが、お茶のことを知るとふたり揃ってこたつに入り、まったりとくつろいでいる様子がうかんできてて、ホッとするような、少しかなしみが癒されるような気がしました。



お茶と言いますと、今はペットボトルのお茶を買って駅弁と一緒に(笑)ですが、私が子どもの頃はあのフニャフニャしたプラスチック容器(?)のお茶でした。その前の陶器のヤツは見たこともないのですが、コレクションされている方もいるみたいですね。《駅弁資料集》というサイトにこのお茶容器についての記事がありました。そうそう、コレ!と懐かしかったです。

http://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/ebryokucha.htm



桜餅の時期は過ぎ、今は柏餅にお茶でしょうか? ああ、まったりしたい!と思いながら、仕事に行ってきます(・ω・)ノ






rohengram799 at 11:25|PermalinkComments(10)
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