怪談
2022年04月03日
喜春雲便りNo.3:異国の風
ウチの田舎では月遅れのひな祭りです。寝る前にひな人形に纏わる怪談話などを読んだりして、ヒャー!となりながら布団に入ったワタクシです(´д`|||)
こちらは怖いというよりちょっと不思議な話。
https://note.com/xxx0xxx/n/n9f059de5623f
* * * * *
今日は異国の風(?)を感じる記事をいくつか……未だにパスポートを持たないワタクシです(´ー`A;)
■サハラからの便り📨
https://hikasango.com/archives/14781862.html
気象庁の黄砂情報サイトがあるんですね。
https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/
■シカゴに留学していた方のエッセイ
電話の話が興味深かったです☎️
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17322315
■マオマオ 言葉は可愛いのに 😸
https://lama-ai.com/what-is-maomao/
■コーヒーカンタータ ルンバだけじゃなかった☕😃☀️
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.classic-suganne.com/entry/2019/10/13/213525%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
■ウクライナの伝統工芸品 🌻
https://note.com/renok1020/n/ne5c500694cab
* * * * *
花冷えの日曜日になりました。皆さま、お身体に気をつけて下さいませ。
こちらは怖いというよりちょっと不思議な話。
https://note.com/xxx0xxx/n/n9f059de5623f
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今日は異国の風(?)を感じる記事をいくつか……未だにパスポートを持たないワタクシです(´ー`A;)
■サハラからの便り📨
https://hikasango.com/archives/14781862.html
気象庁の黄砂情報サイトがあるんですね。
https://www.data.jma.go.jp/env/kosa/fcst/
■シカゴに留学していた方のエッセイ
電話の話が興味深かったです☎️
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17322315
■マオマオ 言葉は可愛いのに 😸
https://lama-ai.com/what-is-maomao/
■コーヒーカンタータ ルンバだけじゃなかった☕😃☀️
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.classic-suganne.com/entry/2019/10/13/213525%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
■ウクライナの伝統工芸品 🌻
https://note.com/renok1020/n/ne5c500694cab
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花冷えの日曜日になりました。皆さま、お身体に気をつけて下さいませ。
rohengram799 at 10:05|Permalink│Comments(2)
2022年03月04日
春和雲便りNo.4:春隣 春となり 花となり
マネキンの大胆ポーズ春隣
昨日の読売新聞・地域版よみうり文芸で秀逸に選ばれていた四街道市 大庭芳郎さんの俳句。着ている洋服も明るい色なんだろうなぁ、となんだかウキウキしてくる一句だなと思いました。
* * * * *
先月行われた千葉県公立高校入試、国語の試験問題には『手のひらの音符』が……都内の書店が「良い小説を読むと幸せな気分になれます!」という手書きPOPからどんどん人気がでた小説だとか。タイトルしか知らなかったけれど、読んでみようかなぁ📖
https://www.shinchosha.co.jp/book/120561/
* * * * *
毎朝、自分のブログやpixivなどをチェックするのですが、記事を書かずに読み専門(スキは押しまくり、コメントもちまちま書いてますが)のnoteで「noteをはじめて3周年記念!」のお知らせが……noteってやたらこういう私的にはいらないお知らせが多い(´ε`;)
noteでは主にショートショートを読んでいます。実話怪談物とか寝る前に読んで ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ! ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル!! しております。
* * * * *
明日、関東はかなりあたたかくなるようです。桜の開花予想も早くなるでしょうか?
次の更新まで少し間が空くかもしれませんが、皆さまもどうぞお身体に気をつけて、楽しい週末をお過ごし下さいませ ♪(o・ω・)ノ))
昨日の読売新聞・地域版よみうり文芸で秀逸に選ばれていた四街道市 大庭芳郎さんの俳句。着ている洋服も明るい色なんだろうなぁ、となんだかウキウキしてくる一句だなと思いました。
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先月行われた千葉県公立高校入試、国語の試験問題には『手のひらの音符』が……都内の書店が「良い小説を読むと幸せな気分になれます!」という手書きPOPからどんどん人気がでた小説だとか。タイトルしか知らなかったけれど、読んでみようかなぁ📖
https://www.shinchosha.co.jp/book/120561/
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毎朝、自分のブログやpixivなどをチェックするのですが、記事を書かずに読み専門(スキは押しまくり、コメントもちまちま書いてますが)のnoteで「noteをはじめて3周年記念!」のお知らせが……noteってやたらこういう私的にはいらないお知らせが多い(´ε`;)
noteでは主にショートショートを読んでいます。実話怪談物とか寝る前に読んで ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ! ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル!! しております。
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明日、関東はかなりあたたかくなるようです。桜の開花予想も早くなるでしょうか?
次の更新まで少し間が空くかもしれませんが、皆さまもどうぞお身体に気をつけて、楽しい週末をお過ごし下さいませ ♪(o・ω・)ノ))
rohengram799 at 16:45|Permalink│Comments(6)
2022年01月19日
麗春雲便りNo.18:綺譚 ✨
この前、久しぶりにテレビ番組でジュディオングさんを見て、ジャネット八田さんと金井克子さんを思い出したワタクシ……なんとなくお顔の雰囲気が似ている気がして……お若い方は知らない可能性大ですな(´ー`A;)
さてさて…表紙もタイトルも美しいアンソロジーを読みました。
【怪談集 花月夜綺憚】
https://ddnavi.com/book/4834250989/
昨日は満月でしたが、各作品の扉が変化していく月でこれもまた素敵な図案でした。
花衣沙久羅さんという、多分はじめて読む作家さんは『一節切』という人形が出てくる話を書かれていました。人形と怪談は切り離せないですねぇ👻
一節切とは…室町時代に伝えられたと云われる。竹の節を一つ含むことから一節切尺八と呼ばれている…そうです。尺八というと『鬼滅の刃』の岩柱の趣味でもあります。しかし、あの大きなヒメジマさんがこの一節切を持った姿を想像すると……うまい棒を持っているようにしか見えないかも(笑)
【━節切】
https://e-108.jimdofree.com/%E8%A3%BD%E5%93%81%E6%A1%88%E5%86%85/%E4%B8%80%E7%AF%80%E5%88%87/
柄もあるかもしれませんが、袋に入っていると懐剣みたい! あ、花衣沙久羅さんは普段はこのような作品を書いているようです🍒
http://sakurabooks.blog107.fc2.com/
アンソロジーはいろんな作家さんの作品を読めるので好き(*´∀`)♪ 『迷』は読んでしまったので、積ん読になっているのは『フランス怪談集』です。
【迷】
https://ddnavi.com/book/4408557080/
♪ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道 くねくね〜
イヤ、こんな話ではないのですが「まよう」という遠田やはり (^^;)(;^^)
【フランス怪談集】
表紙
https://welle.jp/works/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%80%AA%E8%AB%87%E9%9B%86/
作品
http://www.syugo.com/4th/messidor/95/bunken.php?bunken=309-46715
さてさて…表紙もタイトルも美しいアンソロジーを読みました。
【怪談集 花月夜綺憚】
https://ddnavi.com/book/4834250989/
昨日は満月でしたが、各作品の扉が変化していく月でこれもまた素敵な図案でした。
花衣沙久羅さんという、多分はじめて読む作家さんは『一節切』という人形が出てくる話を書かれていました。人形と怪談は切り離せないですねぇ👻
一節切とは…室町時代に伝えられたと云われる。竹の節を一つ含むことから一節切尺八と呼ばれている…そうです。尺八というと『鬼滅の刃』の岩柱の趣味でもあります。しかし、あの大きなヒメジマさんがこの一節切を持った姿を想像すると……うまい棒を持っているようにしか見えないかも(笑)
【━節切】
https://e-108.jimdofree.com/%E8%A3%BD%E5%93%81%E6%A1%88%E5%86%85/%E4%B8%80%E7%AF%80%E5%88%87/
柄もあるかもしれませんが、袋に入っていると懐剣みたい! あ、花衣沙久羅さんは普段はこのような作品を書いているようです🍒
http://sakurabooks.blog107.fc2.com/
アンソロジーはいろんな作家さんの作品を読めるので好き(*´∀`)♪ 『迷』は読んでしまったので、積ん読になっているのは『フランス怪談集』です。
【迷】
https://ddnavi.com/book/4408557080/
♪ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道 くねくね〜
イヤ、こんな話ではないのですが「まよう」という遠田やはり (^^;)(;^^)
【フランス怪談集】
表紙
https://welle.jp/works/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%80%AA%E8%AB%87%E9%9B%86/
作品
http://www.syugo.com/4th/messidor/95/bunken.php?bunken=309-46715
rohengram799 at 15:00|Permalink│Comments(2)
2019年01月22日
萌月雲便りNo.22:冬のオバケ
朝から消防車のサイレンが……空気がカラカラに乾燥しています。火の用心!
さてさて……キツネであれこれ調べていた時に歌舞伎の『保名』にキツネがでて来たような、と思い検索したところ、キツネよりもよく時代劇で病気のお殿様が頭に巻いているハチマキに関心がいってしまいました。この中に江戸時代以降鉢巻髪型で身分を表していたので、帽子文化が盛んにならなかった、というようなことが書いてあって、おおー!と思いました。確かに町人髷とか有ったし、女性も既婚と未婚で結い方が違ったし。
【保名】
http://mizuki-kasou.blogspot.com/2018/10/2.html?m=1
【髷について:ちょっとadult系?もアリ】
http://genkaisplash.blog137.fc2.com/blog-entry-305.html
こちらは何を調べていた時に見つけたのか忘れてしまいましたが、河鍋暁斎(1831─1889)という人が描いた絵を見ました。冬に見る幽霊画にウワァヘ(゜ο°;)ノ でしたが、わりと私好みだったのでブログに書いておこうと。地獄太夫は人気のキャラなのかな?
河鍋は幕末から明治を生きた絵師で、幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、さらに流派に捉われず様々な画法を習得。仏画から戯画まで幅広いです。埼玉に美術館があるみたいです。行ってみたい!
【河鍋暁斎:幽霊絵や地獄太夫など】
http://artmatome.com/%E6%B2%B3%E9%8D%8B%E6%9A%81%E6%96%8E%E3%80%80%E3%80%90%E7%95%A5%E6%AD%B4%E3%81%A8%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%80%91/
怪談を詠んだもので最近知った、吉井勇さんの一首。話し方が少し怯えた感じなのか、唇がちょっと震えてしまっているのか、所作が艶っぽいのか………いろんな意味でドキドキ( 〃▽〃)!
『怪談を君が口より聴くときは戀がたりよりなまめかしけれ』
【追記】
暁斎は狂斎と名乗っていたらしい。名前を変えるきっかけとなったのがコチラの一件らしい(;-ω-)ノ
https://muchasgracias908.blog.fc2.com/blog-entry-101.html?sp
さてさて……キツネであれこれ調べていた時に歌舞伎の『保名』にキツネがでて来たような、と思い検索したところ、キツネよりもよく時代劇で病気のお殿様が頭に巻いているハチマキに関心がいってしまいました。この中に江戸時代以降鉢巻髪型で身分を表していたので、帽子文化が盛んにならなかった、というようなことが書いてあって、おおー!と思いました。確かに町人髷とか有ったし、女性も既婚と未婚で結い方が違ったし。
【保名】
http://mizuki-kasou.blogspot.com/2018/10/2.html?m=1
【髷について:ちょっとadult系?もアリ】
http://genkaisplash.blog137.fc2.com/blog-entry-305.html
こちらは何を調べていた時に見つけたのか忘れてしまいましたが、河鍋暁斎(1831─1889)という人が描いた絵を見ました。冬に見る幽霊画にウワァヘ(゜ο°;)ノ でしたが、わりと私好みだったのでブログに書いておこうと。地獄太夫は人気のキャラなのかな?
河鍋は幕末から明治を生きた絵師で、幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、さらに流派に捉われず様々な画法を習得。仏画から戯画まで幅広いです。埼玉に美術館があるみたいです。行ってみたい!
【河鍋暁斎:幽霊絵や地獄太夫など】
http://artmatome.com/%E6%B2%B3%E9%8D%8B%E6%9A%81%E6%96%8E%E3%80%80%E3%80%90%E7%95%A5%E6%AD%B4%E3%81%A8%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%80%91/
怪談を詠んだもので最近知った、吉井勇さんの一首。話し方が少し怯えた感じなのか、唇がちょっと震えてしまっているのか、所作が艶っぽいのか………いろんな意味でドキドキ( 〃▽〃)!
『怪談を君が口より聴くときは戀がたりよりなまめかしけれ』
【追記】
暁斎は狂斎と名乗っていたらしい。名前を変えるきっかけとなったのがコチラの一件らしい(;-ω-)ノ
https://muchasgracias908.blog.fc2.com/blog-entry-101.html?sp
rohengram799 at 07:24|Permalink│Comments(0)
2018年10月03日
稲熟雲便りNo.5:秋の『怪談』
小池真理子さんの『怪談』(集英社文庫)を読みました。秋に怪談というと、飯田蛇笏の「くろがねの秋の風鈴鳴りにけり」みたいに、季節外れのもの悲しさみたいな喪のを感じますが、どちらかといえばファンタジーに近いかも?
「岬へ」「座敷」「幸福の家」「同居人」「カーディガン」「ぬばたまの」「還る」・・・稲川淳二さん的な、正統派(?)ホラーというより、人間の心が造り出した「なにか」を書いているように感じました。怖いことは怖いのだけれど。特に「カーディガン」はアヤシイものの正体がわからない不気味さ、でも気になって引き付けられつてしまうところとか、ヒャー!でしたね。
私が1番好きなのは「還る」です。昭和16年生まれの女性が語る、還暦をむかえるまでのいろんな嬉しいこと、悲しいこと、出逢いと別れ。
愛したり愛されたり、求めたり失ったり、泣いたり笑ったり、魂と呼んでもいいのでしょうけれど、一刻の休みもなく、井戸を掘り下げていくようにして、自分の意識の底の底を掘り続けていた人の心が、そんなに簡単に消えてなくなってしまうものだとは、どうしても思えなくて。いい年をしておかしいかしら。(p249)
死んだというのに、やっぱりまだ心は生きているのね。その心に衣装をまとって、粘土細工みたいに顔やら姿かたちやらを作って加えて、そうやってあちら側の世界から死者はもどってくるのね。あちら側の世界とこちら側の世界はいつも、目に見えないところでつながっていて、そのつながっていることに気づくことにできた人だけが、還ってきた人と再会を果たすことができる……そんなふうに思います。(p281)
東雅夫さんの解説もよかったです~お盆やお彼岸の時期に読みたくなる作品のひとつですわ。
https://blog.goo.ne.jp/tetokosan/e/265a5409623a3f2ddefa6d1b8623a5fa
「岬へ」「座敷」「幸福の家」「同居人」「カーディガン」「ぬばたまの」「還る」・・・稲川淳二さん的な、正統派(?)ホラーというより、人間の心が造り出した「なにか」を書いているように感じました。怖いことは怖いのだけれど。特に「カーディガン」はアヤシイものの正体がわからない不気味さ、でも気になって引き付けられつてしまうところとか、ヒャー!でしたね。
私が1番好きなのは「還る」です。昭和16年生まれの女性が語る、還暦をむかえるまでのいろんな嬉しいこと、悲しいこと、出逢いと別れ。
愛したり愛されたり、求めたり失ったり、泣いたり笑ったり、魂と呼んでもいいのでしょうけれど、一刻の休みもなく、井戸を掘り下げていくようにして、自分の意識の底の底を掘り続けていた人の心が、そんなに簡単に消えてなくなってしまうものだとは、どうしても思えなくて。いい年をしておかしいかしら。(p249)
死んだというのに、やっぱりまだ心は生きているのね。その心に衣装をまとって、粘土細工みたいに顔やら姿かたちやらを作って加えて、そうやってあちら側の世界から死者はもどってくるのね。あちら側の世界とこちら側の世界はいつも、目に見えないところでつながっていて、そのつながっていることに気づくことにできた人だけが、還ってきた人と再会を果たすことができる……そんなふうに思います。(p281)
東雅夫さんの解説もよかったです~お盆やお彼岸の時期に読みたくなる作品のひとつですわ。
https://blog.goo.ne.jp/tetokosan/e/265a5409623a3f2ddefa6d1b8623a5fa
rohengram799 at 11:10|Permalink│Comments(2)