悪魔

2020年08月26日

親月雲便りNo.14:歩き神 寝る悪魔

「歩き神」という言葉を知りました。人をそぞろ歩きや旅にさそう神のことだそうな。いくらか暑さがやわらいで、空も高くなり、少しずつ秋の気配もしてきたので、これからがこの神さまの出番でしょうか?


さてさて、月曜日の読売新聞 こどもの詩 ですが、詩よりも選者のコメントがひゃーΣ(・ω・ノ)ノ でありました。タイトルは『弟』で、 小学3年生の男の子(だと思う)の作品。


弟は人形を抱いてねてます

きっとさみしいんだと思います

次の日

弟はわるいことをしました



選者の平田俊子さんのコメント

「悪魔の人形と寝たのでしょうか。」



ぎゃー ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル




平田俊子さんて「あなたはキツネになってわたしを食らえ」という詩の人らしい……なんとなく納得(^o^;)


http://www.haizara.net/~shimirin/on/akiko_02/poem_hyo.php?p=7



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2016年04月11日

暮雲便りNo.10:踊るMonday大作戦!

昨日と比べて今日は肌寒いですね。ベランダに桜の花びらが~! 風情がありますが、葉桜になりつあり、少しさみしい気がします。そんな時にはお菓子だ(笑) スーパーやコンビニに行けば棚には「新商品」の文字がたくさん! 「薫るブロンドショコラ」とかいう名前にひかれて買ってしまったチョコはフランス産ミルクパウダーが使用されているらしい……よくわからないけど、美味しいならいいや(笑)


薫る…といえば『伊豆の踊子』を見つけて買ってきました。ついでに『悪魔のソナタ』というタイトルの作者がオスカル様だったので、こちらも買ってしまった……!! 著者履歴を見るとオスカル・デ・ミュリエルという、メキシコシティ生まれの人だった。博士号を持ち、バイオリニストでもあるそうな……ふっ、神さまって不公平(# ̄З ̄) 待てよ、オスカル様もバイオリンを弾いていたわ♪で単純に機嫌がよくなるワタクシなのでした。



バイオリニストと言えば……千早茜さんの『あとかた』を読み終わったのですが(この本の詳しい感想はまた後日)物語の中に「フィドル」という楽器が出てきました。


「わたしが弾くのはアイリッシュとか民族音楽だから、バイオリンじゃなくてフィドルと呼ぶの。迫害されたマイノリティの音楽なの」


フィドルって?を読んでいただくと、ああ、そうなんだとわかっていただけると思うのですが、「ヴァイオリンは歌うけど、フィドルは踊るんです "A violin sings but a fiddle dances"」って名言だなぁって思いました(笑)


アイリッシュダンスとかレオ様の『タイタニック』(観ていない)にも出てきたと思いますが、私がアイルランドに興味を持ったのは宝塚で『エールの残照』という舞台が上演されたからです。天海祐希さんがトップだった時なのでかなり前だとおわかりでしょう~作品の内容はツッコミどころ満載だったのはお約束ですかね(;^_^A 


♪人を愛したゆえに散る命もあれば 愛されたゆえに生まれる命も……


谷村新司さんが「風のシャムロック」という主題歌を提供したのも話題になりました。ちなみにエールというのはアイルランドの古い呼び方で、シャムロックはクローバーに似ている葉っぱです。


『地球の歩き方 アイルランド』を買ったり、アイルランドの歌手のCDを買ったり(エンヤではない)、編みもしないアランセーターの本を見たり、ケルト美術の本を立ち読みしたり、映画『父の祈りを』や『マイケル・コリンズ』を借りたり。メチャクチャご都合主義でファンタジー過多の下手な話も書いてました……しばらくはいろいろやってましたわ(^o^;) 青池保子さんの『エロイカより愛をこめて』でもケルト美術を取り上げられたシリーズがあって、私以上に妄想力のあるオバサマが登場して大ウケしたり、皆川博子センセーの作品にもマン島のバイクレースの話があったような(マン島がアイルランドかと言われると困りますが)……嬉しかったですねぇ( 〃▽〃)



ほにゃほにゃとギネスビールをイッキ飲みしたような脳内で妄想ダンス真っ最中!のワタクシに、オタ息子が「どこかでさぁ、缶のミロ、売ってない?」ときいてきました。「菅野美穂じゃないよ」……イヤ、そこまで耳は悪くない……はず(◎-◎;) 皆さま、気温の変化に気をつけてし、いろんな面で健康的な1週間をお過ごし下さいませ!





rohengram799 at 10:12|この記事のURLComments(6)

2014年08月05日

遊雲便りNo.5:ほの字ほの字の下駄の音

今日も仕事に行く途中で浴衣姿のおねぇさんを見ました(*´∀`)♪ この前、仕事帰りに見他たおねぇさんは足の甲にペタッ!と湿布を貼っていました……鼻緒が指の間で痛い!とかはわかりますが、甲が痛いってなんだろう……スゴく目立っていました。


『夏祭りほの字ほの字の下駄の音』(恵雲)


あら、どこかで聞いたような句ですみません(^。^;) 他の方も作っているかもしれませんね(O.O;)(oo;) 、下駄を調べていたら、ヒール下駄というのがありました。合わせるとハートになるって、スゴい!と思ったので、ニノ字ではなくほの字にしてみました!!


http://blog.goo.ne.jp/rikaodesu/e/f1a1f119f946e8671cbf68f4e06785cf



『雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡』という俳句を詠んだのは6歳の時だそうです。作者は「田 捨女または、田 ステ女(でん すてじょ/すてめ」1634年(寛永11年)~ 1698年9月13日(元禄11年8月10日))。江戸時代の女流歌人・俳人。貞門派の女流六歌仙(六俳仙)の1人。 氏名は田ステで「女」は名の一部ではなく女流歌人の名に添える接尾辞なんだそうです。私、この句は一茶とか子規の句だと思っていました……うわぁ、ハズカシイ!!



『下駄買うて箪笥の上や年の暮』(永井荷風)


下駄は季語にはならないのですが、下駄の入った句はいくつかありました。新年を迎えるにあたり、新しい下駄を買って履くのを楽しみにしている感じがいいですよね。これを読んで正確には「夜に新しい靴をおろしてはいけない」と言われたのを思い出しました。はて、これはなぜ(; ̄Д ̄)?……正確には《夜履物を履いて玄関からそのまま出かけると、死ぬ》なんだそうです((((;゜Д゜)))


理由としては「昔は新しい履物を履かせて夜に玄関から出すのは死人だけだったから」「靴に限らず新しいものはまず神様に供えるものだったので、神棚の灯明を消したあとの夜にこっそり新しい物を使うとバチがあたる」そう言えば、新しい物を下ろす時は、一部を少し汚してからにするといい、と言われたような気がします。


また「夜に新しい履物=夜遠出すること自体が縁起が良くなかった」昔は夜道は真っ暗、月明かりがいつもあるとは限りませんし、提灯も遠くまでは照らせませんしね。そんな危ない時間にどうしても行かなければならないのは、よほどのことがあった場合、つまり親しい人が危篤とかお通夜などの時…という考えからだとわかると、フムフム納得です。迷信て(´・ω・`)?というのも多いですが、生活の知恵ですよね。



下駄や靴とはちょっと離れますが、西洋では「悪魔にはかかとはないとされている」そうです。かかとがないということは盗人みたいに抜き足差し足忍び足でつま先だけで歩くのか?悪魔にあの頬かむりとか……いけない、いけない! 悪魔は西洋なのよ、異人さんなのよ!←よくワカラナイ(~_~;)そして、脳内には南佳孝さんの『モンロー・ウォーク』が流れてきたぁ~!!

♪つま先立てて海へ モンロー・ウォークして行く いかした娘は誰 ジャマイカあたりのステップで~


全く悪魔の怖さが感じられなくなりました……デーモン小暮閣下のような親しみを感じてきてしまう( ̄▽ ̄;)



新しいものを用意して、新しい日の出来事を考えられるってしあわせなことだなぁと思うワタクシでした(_ _*)





rohengram799 at 16:45|この記事のURLComments(8)
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