成人式

2019年01月15日

萌月雲便りNo.16:品性~ポプラの葉

本当なら今日が「成人の日」ってやっぱり思ってしまう。今日だったら月曜日に有休を取って土日月火の4連休に出来たのに!と思った人もいるかも?(^-^;


昨日は新聞にいつものようにサントリーの広告で伊集院静さんの「君に乾杯!」がありました。今年のタイトルは「ヤンチャでも困った大人でもかまわない。」。


【これだけは覚えていて欲しい。真の大人は自分だけのために生きない。お金がすべてと決して思わない。品性を得ることは人生の最高の宝物だ。】


昨日のニュースで見た、どうすればそんな格好をしようと思うのかという、バカの見本市みたいな人間たちにこの言葉は届くのでしょうか? 一生、そのスタイル(外見、服装)で生き抜けるならそれはそれでエライ!と思うけれど、また中途半端にチャラい格好で生活していくんだろうなぁ。




読売新聞の編集手帳に新川和江さんの『名づけられた葉』の一部が引用されていました。自分がポプラとプラタナスを混同していたことに気づきました。私もやっぱりアホな新成人と五十歩百歩なのかも……反省m(_ _;m)三(m;_ _)m




『名づけられた葉』  新川 和江


ポプラの木には ポプラの葉
何千何万芽をふいて
緑の小さな手をひろげ
いっしんにひらひらさせても
ひとつひとつのてのひらに
載せられる名はみな同じ <ポプラの葉>


わたしも
いちまいの葉にすぎないけれど
あつい血の樹液をもつ
にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に
不安げにしがみついた
おさない葉っぱにすぎないけれど
わたしは呼ばれる
わたしだけの名で 朝に夕に


だからわたし 考えなければならない
誰のまねでもない
葉脈の走らせ方を 刻み(きざみ)のいれ方を
せいいっぱい緑をかがやかせて
うつくしく散る法を
名づけられた葉なのだから 考えなければならない
どんなに風がつよくとも




rohengram799 at 08:58コメント(2) 

2019年01月14日

萌月雲便りNo.15:福引き (-ω- ?)

1/5付けの利根新報(朝刊と一緒に配達された)に『24時間テレビチャリティー 利根町に福祉バスを贈呈』の見出しがありました。記事によりますと


【24時間テレビの寄付金であたる「福祉車輌」のリフト付きバス(時価約4百万円)が、利根町社会福祉協議会(佐々木喜章会長・町長兼務)に当たった。12月12日公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会今村司会長からの当選目録があった。佐々木会長が7回目抽選で射止めたもの。】


なんか文章がおかしいところがあるような気がするけど、それはおいといて………抽選なんだ!とビックリ。あんなにいろいろ言っているから、ある程度自分たちでそれぞれの地方の福祉状況を把握して、優先順位を決めているのかと思っていました。



この記事を書いていたらドン!と突き上げるような地震が!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!! その後少し揺れておさまりましたが、関東の皆さま、大丈夫でしたか?


各地の成人式、やはりおバカさんがたくさんいたようですね。20歳だろうと18歳だろうと、常識のないヤツは減らない気がします。




追記:

市内在住の方ふたりの小説がそれぞれ紹介されていたのだけれど、『ふたつの月』の作者名が違っていました。「三埜小雪」さんが「山埜小雪」さんになっていた……ちゃんとチェックしないのかしら? 作者にも失礼ですよね。



rohengram799 at 13:36コメント(2) 

2016年01月09日

祥雲便りNo.5:東京ダモイ

『成人の日の盛装の仮装めく』(佐藤琴)


《成人式「きちんとした服装で」奇抜な衣装に苦情》
北九州市は、10日に北九州メディアドーム(小倉北区)で開く成人式に参加する出席者に対し、「きちんとした服装」で参加するよう、異例の呼びかけを行った。


イヤイヤ、もう小学生の入学式ではあるまいし……北九州市のサイトには「成人式を迎えるにあたって」なんて項目があり、振袖を着た場合の立ち振舞いとかまであって、なんなんだろう……と思ってしまいました。選挙権18歳からは本当にいいのか?と頭を抱えてしまいます。北九州市以外でもこういう注意をしている自治体はあるのでしょうか?

*****

『戦争を知らぬこの子や成人の日』(黒川悦子)


今日は『東京ダモイ』(鏑木蓮)という2006年に第52回江戸川乱歩賞を受賞した小説を読んでいます。ダモイやラーゲリという言葉を聞いたことがある若者も多いと思いますが、シベリア抑留に関連したミステリーです。

氷点下50度の俘虜収容所でのシベリア抑留の中で鴻山中尉が首を一刀両断にされた死体となって発見される。犯人は判らずじまい。そして58年後、死体の発見者であり日本に戻った高津元二等兵がシベリア抑留生活を詠んだ俳句集を自費出版しようとしていた時期に、俘虜収容所で看護婦(あえてこの字にしました)ロシア人女性マリアが舞鶴港で死体となり発見され、彼女と同行していた日本人男性は行方不明になり、高津も姿を消してしまう。二つの事件に関わりはあるのか。当時のことを綴った高津の句集が事件をつなぐ手がかりとなり……極寒の地で何が起こったのか? 

ロシア語のдомой(ダモイ)は本来「家に」という意味で、それを広く解釈して「故郷に・国に」という意味にも使われます。動詞を伴わずに単独で使われた場合は「帰る」の意味であることが多いですが、一緒に使う動詞によって「家に(電話する)」「家に(荷物を送る)」などの意味にも使うそうです。またдавай(ダヴァイ)は、動詞даватьの命令形です。この動詞自体が様々な意味を持つので、その命令形も文脈によって色々な意味になるそうです。シベリア抑留体験者の方が書かれた文章でこの言葉が出てきたものがありました。


【私達が一番先に耳にしたロシヤ語が『ダワイ』と『ダモイ』でした。『ダワイ』は実に使用範囲の広い便利な言葉である。○○をせよ・○○しろ。と命令するのも「ダワイ」持っている品物をこちらに「よこせ」も「ダワイ」。
急げ!も「ダワイ・ベストレ」寝ろ!も「ダワイ・スパーチ」此所へ「ダワイ・シュダー」全ての動詞の上につけて使える様である。(これは私の体験の上からります。単に「(何かを)くれ」という意味のこともありますし、相手の動作を促す場合や、一緒に何かをしようという呼びかけ、相手の提案に対する同意の意味で使われることもあります。】


香月泰男の描いた『青の太陽』マンガの『凍りの掌(て)』同じくマンガで読んだ辺見じゅん著の『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』など……シベリア抑留関係のものはほんの少しは読んだことのある私ですが、この作品からまだまだ感じとらねばならぬことがたくさんあるようです。作品中に出てくる俳句は作者オリジナルだと思いますが《閻王も白き火を吐く凍原や》など極寒の地であることが絵的にもよくわかる表現だと思いました。どんなラストが待っているのか……明日にかけてじっくり読んでいきます。


今日から三連休の方もいらっしゃるでしょうか、風邪などひきませんようにあたたかくしてお過ごし下さいませ。





rohengram799 at 18:07コメント(8) 

2015年01月12日

福雲便りNo.10:ハゲしい問い( ̄~ ̄;)

私の住む場所では昨日が成人式だったようで……はぁヤレヤレ、と職場から駅に向かう途中でヨッパライ軍団に遭遇してしまいました。騒ぐ輩に寝そべる輩……休日出勤の帰りと思われるおじさんたちも呆れていました。パトカーが巡回していましたが、注意する様子もなく……ただでさえグッタリして帰宅するのに、ウンザリもプラスされてしまいました(´;ω;`)


昨日の記事で雪だるまの話をチラリと書きましたが、浮世絵にも雪を題材にした作品が多いようで鈴木春信という絵師の作品に「雪の門辺で別れを告げる男女」とか「雪おろし」「雪の湯帰り」とかあって、タイトルだけでホォ~!などと妄想の雪転がしをしていました。その中に大変ワタクシの心をひきつけるタイトルがありました。それは『雪で犬を作る二人の禿』です。


ええっ! 雪で犬を作るなんて、雪像ではないですか~なかなかのレベル! そしてそれを「二人のハゲが作るなんてっ!!」とハゲしく胸が高鳴ってしまいました。これは是非とも見てみたい~!!で検索してみました。その結果……あら( ・◇・)? 描かれているのは綺麗な着物姿のおねーさんと狛犬みたいな雪像。………「禿」は「ハゲ」ではなく「かむろ」だったのか(;・∀・)


しかし……「禿」がどうしてツルンツルンな頭とおかっぱヘアと(浮世絵のおねえさん方は違いますが)同じ漢字なのか? いろいろ調べてみましたが、はっきりしたことは何もわかりませんでした。Yahoo!知恵袋にあったこの回答が一番納得?するかな…というものでした。


室町時代から江戸時代末期に起こった髪型。
首の周りくらいまで髪を短く切りそろえる。
かぶろ・きりかぶろ(切り禿)ともいう。禿の語義は頭毛の脱落すること、はげることでそれから髪を短く切ることを言ったと考えられている。
後にはもっぱら童女の髪として長く行われ、江戸時代の遊女の召使少女を禿と呼ぶのも童女の髪名が転用されたと考えられる。
{参考文献}理容・美容学習事典(1968年度版)



しかし、一度「かむろ」でない方の読み方がインプットされてしまうと「遊女と二人の禿」の文字を目にすると「キレイなおねーさんと二人のおっさん」の図になってしまい……♪やめろと言われても 今では遅すぎた 激しい妄想の風に 巻き込まれたら最後さ~ です(^。^;)



明日はちゃんと仕事しよう……では(・ω・)ノ






rohengram799 at 13:11コメント(8) 

2015年01月11日

福雲便りNo.9:ユキ詰まりました(; ̄ー ̄A

『道にはずむ成人の日の紙コップ』(秋元不死男)



はずむのはポップコーンか気持ちだけでいいんだけど……と思う、この一句。成人式は「大人の七五三」とも揶揄されていますが、七五三の子どもたちの方が素直に言うことをきくような……今年の成人式の話題はサワヤカなものがあるでしょうか?


今は「二十歳になったら成人」で年齢が基準になっていますが、世界ではその地域の人たちが定めた成人の儀式を行っているという国もありますよね。昔は日本も「1日に60キロの柴を刈って12キロ売り歩けたら一人前の男である」みたいな、年齢に関係なく、その行為が出来れば成人として認めるといったものがあったようです。これらの儀式は成年式・成女式などと呼ばれていたらしいです。現代で「成人として認められるもの」を年齢以外で決めるとしたら、何になるんでしょうね? 


明治以降になると、男子は兵役につく義務を課せられました。兵役につくためには徴兵検査を受ける必要があります。この徴兵検査が成人式の意味をもち、成人式制定のきっかけとなったそうです。戦後、兵役の義務がなくなったので、1948年の《国民の祝日に関する法律》によって「成人の日」は正式な祝日に……今はちっともhappyにならない1月の第2月曜日になっていますが(~_~;)



ワタクシの成人式はもう30年も前になってしまいましたが(バブルの恩恵はなかった…!)やはり成人式には着物でしょ!な親世代(笑)私も着物姿になりましまわ、オホホ。朱色の地に御所車やら手鞠やらの文様だった気がします。父の運転する車で親戚の家をまわりましたわ。あの頃はお腹にバスタオルを巻くくらいにはクビレがあったのに、今は……(´;ω;`)


着物の文様に「雪もち南天」とか「雪もち椿」とか、雪がのっかっているものがありますね。これはしなやかな枝葉が雪の重みに耐える姿をデザインしたものだそうです。「柳に雪折(ゆきおれ)なし」という言葉は、柳の枝はよくしなうので、雪が積もっても曲がるだけで、堅い木のように折れることがないことから、柔らかくしなやかな物は、堅くて強い物に比べて、かえって長持ちする、という意味で、しなやかにしたたかにいきましょうか、という意味にもなるようです。



「雪もち」で検索すると、和菓子が出てきたりしますが、雪の種類に『もち雪(餅雪)』ってあるんですね。融解が始まっていて、水分を多く含む雪のこと。雪の塊は餅のように柔らかく自由に形状を変えられるので、雪玉や雪だるまなどがつくりやすいそうです。「雪だるまの作り方」なるマニュアルによれば「まず手のひらで雪玉を作り、やわらかい雪の上で転がす。まんべんなく雪が付くように転がしていくと、雪玉はどんどん大きくなるので、ほどよい大きさを二つ作り、ひとつにもうひとつを重ねる。」の だそうです。


『源氏物語』の「朝顔」の段に「童女を庭へおろして雪まろげをさせた」とあるそうで……「雪まろげ」とは雪玉を転がし大きくする遊びらしいので、雪だるまの原形かも。


ついでに雪の家紋を調べてみました。思ったよりたくさんあってビックリ( ̄▽ ̄;)


http://kamondb.com/sizen/yuki.html



タイトルがいまいち思いつかず…雪の話で行き詰まった結果がアレです(O.O;)(oo;) 明日は私も仕事が休み~皆さまもゆっくり過ごせますように!!






rohengram799 at 19:46コメント(8) 
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