文部省唱歌

2016年03月08日

春雲便りNo.8:立ったり座ったり

『立春や一年の計修正す』(土佐清水市 山下昭文さん)


計画の見直しが早い!(笑)いつまでもダラダラと出来そうにないことを目標にしているよりずっと前向きかも……と思ってしまいました。


近くの小学校の花壇も春の花がたくさん咲いてきて、にぎやかになってきました。小学校にあるものといえば、七不思議になりやすい人体模型と二宮金次郎さんの像でしょうか?


金次郎さんの銅像自体が古くなったから…の他に「努力を尊ぶ姿勢は受け継ぎたいが、子どもが働く姿を勧めることはできない」とか「歩いて本を読むのは危険」という理由で撤去というところも多い……ときいていましたが、じゃ座って読みましょう!と座像パターンも出来たとか(笑) 私の通っていた小学校のは片方の足を前に出していかにも歩いています!だったのですが、微妙に違う像もたくさんあるみたいですね。



二宮尊徳さんについて、正直詳しくは知らず……農業の発展に尽くした人というイメージでした。江戸時代後期の農政家・思想家。父を14歳で母を16歳で亡くしたそう。伯父さんの家で苦しい農耕をしながら「論語」等を独自に学んで、青年期に家を再興。小学生向けの偉人伝を立ち読みして勉強しようかな(^^;)(;^^)


父親が健在の頃はおそらくお手伝いはしても本格的に働いてはいなかったでしょうから、あの銅像自体にちょっとムリがある……? 小学3年くらいに私は思っていました。実際の金次郎さんは成人したら身長は180センチ、体重は90キロを越える巨漢になったそうでこちらも驚きです~! 当時の日本人男性の平均身長は155センチだったらしいし……もともと大柄だったのか、農作業でたくましくなったのかしらん? ちなみに戦国時代の有名人・淀の方(信長の妹のお市の方の娘。茶々=淀の方なんですね。別人だと思っていたおバカなワタシ!)も170センチくらいあったと言われているそうです。秀吉は140センチくらいだったとか。



「二宮金次郎」という文部省唱歌があったというのも驚きました。YouTubeで視聴できます。


♪骨身を惜(をし)まず仕事をはげみ、夜なべ済まして手習(てならひ)読書、せはしい中にも撓(たゆ)まず学ぶ、手本は二宮金次郎……時代を感じますねぇ~今、お手本にしたくて歌にもしたいって誰でしょうね?



今日は朝から霧で真っ白! 花粉もたくさん飛んでそう……皆さま、お気をつけ下さい!





rohengram799 at 13:25コメント(10) 
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