新井素子

2016年10月11日

徳雲便りNo.8:あき風

今日は朝寝坊しましたわ~急に涼しくなったからでしょうか、なんだかいつも以上にボーッとした1日になってしまいました。いつも仕事に行くのに利用するバス停で、おしゃべりなオバサンに会うこともなく、定刻通りに乗車しました。が、なぜかひとつ前のバス停で降車してしまいました……目の前にいた人が席を立ったので、つられるように自分も降りなくちゃ!と焦ってしまいました(O.O;)(oo;)


その時読んでいたのは『ゆめ結び むすめ髪結い夢暦』(倉本由布)という薄い本(笑) 代々八丁堀与力をつとめる浅岡家の娘・卯野は、髪を結うことが大好きで、きれいなものに目がない。武家の娘らしくないと母や周囲にたしなめられながらも、新しい髪型を試したり、町ゆく女たちの髪を眺めるのが何よりの楽しみ♪ しかしある日、当主である兄ちゃんが、付け火の濡れ衣を着せられ……兄ちゃんは真面目すぎて、かわいい奥さんがいるのにもかかわらず、自害してしまうのです。おいおい……って感じですわ。


シリーズ化したい雰囲気の終わり方でしたが、最初から主人公を髪結いにするんだ!という意図がみえみえで、無理矢理、兄ちゃんを退場させたように思えたので、う~ん、私的にはどうも好きになれない……。いろんな人物設定も、なんだかなぁで、火付けの犯人もやっぱりね、だったし。ジュニア小説というか少女小説では新井素子さんたちと同時期にデビューして、作家としてはベテランさんらしいのですが、なんかツメが甘いというか、なんというか……。


江戸時代には女性の専門職は髪結い、またはお産婆くらいしかなかったので、妻の収入で楽な暮らしをする亭主を指す「髪結いの亭主」という言葉ができたそうです。ダンナさんも髪結いという場合もモチロンあったと思いますが。あと「橋火消」といって、江戸では髪結いが橋梁の消防を担当していたこともあったようです。



帰りに当たり付き自販機で新商品を買ったら、ピカピカっと「当たり」♪ (#^ー°)v……しかし30秒以内に欲しい商品を決めてボタンを押さねばならない! なんか焦ってとりあえず目についたココアを押してみました!



なんだかいろいろありましたが、また頑張れそうな気がしてきました(笑) ちょっとバタバタしているので、前の記事のお返事など遅れます。申し訳ありません。皆さまもどうぞお身体に気をつけて下さいませ。




rohengram799 at 22:28|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2014年05月16日

浮き雲便りNo.9:悪魔くん

なんだかんだとツッコミを入れながら、嵐の大野くん主演の『死神くん』を見ているワタクシ(ダンナがドラマを録画している)、今日は放送がなくてツマラナイ(# ̄З ̄)


先週はライバル(?)の悪魔くんが登場したのですが、なんとゆーかダサい…演技云々の前に見た目が……衣装もカツラも安っぽい!悪魔ならもっとカッコイイ!ビジュアルでお願いしたいのですが…『悪魔の花嫁』のデイモスみたいな(≧▽≦) デビルマンとブラック・デビルは遠慮しますわ!


ところで、タスマニア・デビルって動物がいますが(時々ウォンバットと言ってしまうおバカさんはワタシ)「デビル顔面潰瘍性疾患」という病気が流行り、2008年5月には絶滅危惧種に指定されたそうですね。デビルの顔面や頚部に癌が発生し、約半年余りで餓死をしてしまうと言う不治の病で、非常に珍しい感染性の癌だと言われているそうです。お互いに噛み合うデビルの性質が災いし、感染を広めてしまったようです。写真を見ましたが、これは……酷いです( TДT)


植物の世界にもデビルと名前がついたものがありました。『デビルフラワー』です←そのまんまやないか~(*^)/☆(+。+*)


http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ta-gyou/te/debiruhurawa-/debiruhurawa-.html


「ブラック・キャット」という別名から新井素子さんの小説(コバルト文庫でシリーズ化されていた)を思い出してしまいましたが(そういえば横溝作品の『悪魔の手毬唄』未読のままだわ)夕暮れ時に見たらコワイかも((((;゜Д゜))) 『死神くん』にはマーガレットの花が出てきたのですが、ダンナが「マーガレットってオレンジじゃないの?」と言いました……えっと、どの花と勘違いしているのかな(・_・?)ワカラナイ…!


デビル、デビルと考えていたら「デビル雅美」さんがうかんできました。ジャガー横田さんも好きでしたが、デビル雅美さんも好きだった(^^;))) でも悪役ではなく悪女に憧れていた田舎の小学生でした。


皆さまは悪魔と契約することなく、スバラシイ週末を(*´∀`)♪






rohengram799 at 18:23|PermalinkComments(10)

2012年10月06日

あかね雲便りNo.172:きりん(そう“ぞう”)のつばさ

今日は近くの小学校で運動会でした。最近はビールぐびぐび、ピザを注文の親がいるとききますが、本当なんでしょうか?マナーの悪い大人はいつの時代もいますが、何のための運動会かと思ってしまいますね。


さて、今回のタイトルに「あら?」と某有名小説を連想されたアナタ、全く関係ないので申し訳ない…私、小説は読んでいないし映画も見ていないです(--;)


ちょっと「あらばしり」という言葉を調べていたら、この題名の歌集を出している「久々湊盈子」という歌人を知りました。なんて読むの?と思いましたが('~`;)「くくみなと・えいこ」さんです!!


『ポスターに笑い続ける候補者の野心というを秋雨が打つ』


風刺のきいたこの歌なんかは今の時期にピッタリだと思いませんか?(((^^;)キリンが登場するのはコチラになります。


『叶うならばキリン飼いたしわれに見えぬ明日を眺めて鳴かず動ぜず』


“鳴かず動ぜず”だけの生き物なら他にもいると思いますが“明日を眺め”る長~い首を持つのはキリンだけではないかと…キリンをこんなふうに捉えたことがなかった私にはとても新鮮な作品でした。


実際、キリンをペットとして飼うことは出来るのか?環境が整えば許可がおりるのかしら?ゾウとかライオンも可能なのかしら?エサ代とか考えたらクラクラしそうなので、ラブリーなぬいぐるみとかで我慢しようっと( ̄▽ ̄;)


昔読んだ新井素子さんの小説に「きりんそう」が出てきたのですが、私は想像上の植物だとずっと思っていました…が、あるんですね!菊みたいな花でした。黄輪草とも書くとか…そしてアキノキリンソウもありましたが、違う種属になるみたいです。植物の世界も奥が深い(~_~;)


私は明日も仕事ですが、皆さまは楽しい三連休を(^-^)/




rohengram799 at 19:40|PermalinkComments(7)

2010年10月29日

第316号:ビブリオさん、読書週間ですね

昔むかし『土器王紀』というゲームソフトがあって(私は結構気に入っていたのですが)ビブリオという登場人物がいました。


最近、このビブリオという言葉はフランス語で『書物』を意味すると知り、そういえば図書館のような資料室みたいなところにいたな~と思い出しました。


来月3日には、大学生がお気に入りの本を持ち寄って内容を紹介しあい、どの本が一番読みたくなったかを決める《ビブリオバトル》が開催されるそうですね。


東京国際フォーラムで行われる《すてきな言葉と出会う祭典》のイベントの1つらしいですが、どんな本が選ばれるのか、楽しみですな~☆☆☆


私は『四日間の奇蹟』(浅倉卓弥)『償い』(矢口敦子)『噂』(荻原浩)『骸の爪』(道尾秀介)の四冊を新たに購入したのに、まだ『博士の愛した数式』を読み終わっていません…(´Д`)


先日は新聞で、谷口ジローさんの川上弘美さんの対談を読み、ああ、谷口さんの漫画が買いたい!!などとまた思ってしまいました…( ̄▽ ̄;)


話がまたそれますが、新井素子さんが現在日本SF作家クラブ会長だと知り、はぁ~と時の流れを感じました(笑)


私が新井素子さんを読んだのはコバルト文庫の『星へ行く船』とか『ブラック・キャット』だったので、懐かしすぎる!!





rohengram799 at 15:20|PermalinkComments(4)