新年度
2018年04月02日
清和雲便りNo.1:適怨清和
4月になりました。ダンナさんが「今日から新年度かぁ~」とつぶやいておりました。
今月のお便りのタイトルは、旧暦4月の異名のひとつ「清和月」から。小学校の時、この名前の男性教諭がいましたが、名前負けというか、依怙贔屓するイヤな担任でしたわ。
「適怨清和」は「てきえんせいわ」と読みます。
意味は「恨めしいほどに素晴らしく、清らかで整っていること」。「適怨」はこの上なく素晴らしいために、恨めしい気持ちが生まれること。「清和」は清らかで整っていること。
妄想エロおやぢなワタクシには似つかわしくないですが(-ω-;)・・・最初、この四字熟語を見た時に「怨み事もほどほどにして、心を清らかにして平和に過ごしなさいよ」という教訓めいたものだと思っていました~おバカさん過ぎる・・・でも、日々こういう素晴らしい、キラキラしたナニかをたくさん見つけていきたいと思います。
あと「鳥待ち月」という異名もありました。この言葉にピッタリではないかというブログ記事を見つけましたので、お読み下さいませ。
http://sanpobito.blog.jp/archives/59726703.html
今月もどうぞよろしくお願いいたしますヾ(´ー`)ノ
今月のお便りのタイトルは、旧暦4月の異名のひとつ「清和月」から。小学校の時、この名前の男性教諭がいましたが、名前負けというか、依怙贔屓するイヤな担任でしたわ。
「適怨清和」は「てきえんせいわ」と読みます。
意味は「恨めしいほどに素晴らしく、清らかで整っていること」。「適怨」はこの上なく素晴らしいために、恨めしい気持ちが生まれること。「清和」は清らかで整っていること。
妄想エロおやぢなワタクシには似つかわしくないですが(-ω-;)・・・最初、この四字熟語を見た時に「怨み事もほどほどにして、心を清らかにして平和に過ごしなさいよ」という教訓めいたものだと思っていました~おバカさん過ぎる・・・でも、日々こういう素晴らしい、キラキラしたナニかをたくさん見つけていきたいと思います。
あと「鳥待ち月」という異名もありました。この言葉にピッタリではないかというブログ記事を見つけましたので、お読み下さいませ。
http://sanpobito.blog.jp/archives/59726703.html
今月もどうぞよろしくお願いいたしますヾ(´ー`)ノ
2016年05月24日
香雲便りNo.26:なんでありま(で)すの?
「当たり前田のクラッカー」と同じ使い方(?)で「なんですか?」のかわりに「なんで有馬の人形筆」というのがあるらしい……「有馬の人形筆」ってナニ(´・ω・`)?
《日本最古の歴史書「古事記」には、奈良時代、三十六代孝徳天皇がお妃に御子がないのを嘆かれ、有馬温泉に逗留されたところ間もなく、めでたくご懐妊され、お生まれになったのが有間皇子であると記されています。
人形筆は、この故事にちなみ、室町時代に神戸の伊助という筆職人が創作したのが始まりとされ、古くから有馬の名物として、子宝授与の縁起物として作られてきました。》
赤ちゃんの髪の毛で筆を作るというのは聞いたことがありましたが、それ以前のお話(?)だったのか……!
http://www.arimahude.com/
二葉亭四迷の『余が言文一致の由來』とかいう本に、こんな記述があるようです。
「べらぼうめ、南瓜畑に落こちた凧ぢやあるめえし、乙うひつからんだことを云ひなさんな」とか、「井戸の釣瓶ぢやあるめえし、上げたり下げたりして貰ふめえぜえ」とか、「紙幟(のぼり)の鍾馗といふもめツけへした中揚底で折がわりい」とか、乃至は「腹は北山しぐれ」の、「何で有馬の人形筆」のといつた類で、いかにも下品であるが、併しポエチカルだ。
ポエチカル……poetical[po'εt kl]:非常に空想的な,詩の,詩的な,詩人の……という意味らしい。結構、西洋かぶれ(古い!)な人だったのかしら? 「いかにも下品」と言われると……こんな風に威勢よく切り返せるのは頭のよい証拠みたいに思えるけどなぁ。地口とか楽しいのに……関心がありましたらひつじ雲便り443:言葉遊びをお読み下さいませ。
おやじギャグではありませんが、新聞の「こどもの詩」にこんなカワイイ作品がありました。確かにそうだね~大事に長く使ってね(´∇`)
『新しい年度』
田中陽奈子ちゃん(保育園に通う4才)
あたらしい ねんどになるの?
ならないよ いままでとおなじ
粘土をつかうんだよ
《日本最古の歴史書「古事記」には、奈良時代、三十六代孝徳天皇がお妃に御子がないのを嘆かれ、有馬温泉に逗留されたところ間もなく、めでたくご懐妊され、お生まれになったのが有間皇子であると記されています。
人形筆は、この故事にちなみ、室町時代に神戸の伊助という筆職人が創作したのが始まりとされ、古くから有馬の名物として、子宝授与の縁起物として作られてきました。》
赤ちゃんの髪の毛で筆を作るというのは聞いたことがありましたが、それ以前のお話(?)だったのか……!
http://www.arimahude.com/
二葉亭四迷の『余が言文一致の由來』とかいう本に、こんな記述があるようです。
「べらぼうめ、南瓜畑に落こちた凧ぢやあるめえし、乙うひつからんだことを云ひなさんな」とか、「井戸の釣瓶ぢやあるめえし、上げたり下げたりして貰ふめえぜえ」とか、「紙幟(のぼり)の鍾馗といふもめツけへした中揚底で折がわりい」とか、乃至は「腹は北山しぐれ」の、「何で有馬の人形筆」のといつた類で、いかにも下品であるが、併しポエチカルだ。
ポエチカル……poetical[po'εt kl]:非常に空想的な,詩の,詩的な,詩人の……という意味らしい。結構、西洋かぶれ(古い!)な人だったのかしら? 「いかにも下品」と言われると……こんな風に威勢よく切り返せるのは頭のよい証拠みたいに思えるけどなぁ。地口とか楽しいのに……関心がありましたらひつじ雲便り443:言葉遊びをお読み下さいませ。
おやじギャグではありませんが、新聞の「こどもの詩」にこんなカワイイ作品がありました。確かにそうだね~大事に長く使ってね(´∇`)
『新しい年度』
田中陽奈子ちゃん(保育園に通う4才)
あたらしい ねんどになるの?
ならないよ いままでとおなじ
粘土をつかうんだよ