昆虫採集

2016年08月03日

乗雲便りNo.3:ヒトリシズカ

『握りつぶすならその蝉殻を下さい』(大木あまり)



セミの鳴き声がうるさい~!!と思っていた時に、この俳句を読んで“いのち”に対する自分の傲慢さにちょっとばかり凹んだワタクシです。うるさく鳴き声が出せるまでの期間を耐え抜いてきたんだよなぁ……と思う余裕がないってイヤだわ。


セミの種類はたくさんあって、そのひとつにチッチゼミというのがいました。文字通りチッチッ…と鳴くようです。舌打ちしているヤンキーなセミのイメージしか浮かんできません~! 今も昆虫採集するこどもたちはいるのかしらん?



昨日は二男がもってきてくれた本から4冊目『ヒトリシズカ』(誉田哲也)を読みました。カバー裏の《本書は、あなたに新しい興奮をもたらす。それは、第一章「闇一重」で幕を開ける。男が拳銃で撃たれて死亡する。犯人逮捕が間近となった矢先、司法解剖をした法医学者から連絡が入る。心臓に達していた銃弾は、一度止まってからまた動いたというのだ―。第二章 「蛍蜘蛛」で驚愕、第四章「罪時雨」で唖然(以下略)》とあり、煽ってんなぁ~という印象が強く……確かにおおっ!?という展開で、本当にこんなことがあるのか?みたいな感想が半分、続編があったら面白かったかも、という気持ちが半分……WOWOWでドラマ化されたみたいですね。各章のタイトルは字面が美しく内容にあっているなと思う反面、「死舞盃(しまいさかずき)」「腐屍蝶(ふしちょう)」とかは暴走族か!とツッコミを入れたくなりました。ネタバレもありますが、興味がありましたら下記をお読み下さいませ。

http://www.ice-heart.com/entry/2015/02/22/203000



「ヒトリシズカ」は本の表紙にも描いてありますが、なんとなく不思議な花……ポケモンをやっている人は、言葉からフシギバナを思い出すかしら? こちらはラフレシアだけれど(笑) 「フタリシズカ」もありました。私の祖父は「静」という名前でした。亡くなった時に角膜をふたりの方に提供しているので「フタリシズカ」ときくと祖父を思い出します。
http://www.hana300.com/hitori.html



今日から月額980円で本が読み放題になるAmazonのサービスがスタート!だそうですね。私は電子書籍ってう~ん、とあまり馴染めなくて、やっぱり小説でも漫画でも紙だろ、紙!って思ってしまうんですよね。紙質の違い、手触りとか、カバーを外した時のお遊び(漫画に多いかな)とか……手間暇かけた装丁の美しさとか楽しみたいので、紙の本には生き残ってほしいです。






rohengram799 at 10:45|PermalinkComments(8)