星の流れに

2011年10月24日

ひつじ雲便り526:夜想

『さざなみ情話』(乙川優三郎)に続いて『夜想』(貫井徳郎)を読み終わりました。


うーん、文字にすると安っぽくなってしまいますが、どちらも「死と再生の物語」ではないかと…声高に文章で語っているわけではありませんが、「今日も明日も生き続けてやるぜ!」そんな活力をもらいました。


『夜想』では、残留思念を読み取れる、女子大生(しかも美人だ!)が登場するのですが、その力を他人のために役立てたいと思っているのに、それを実現しようとすればするほどあやしい宗教みたいになってしまって…(;_;)


私など「霊感・山勘・第六感」って一体なんですか?ってくらい、ニブイので、そういう力に憧れもしますが、実際あったらスゴく困るものなんでしょうね。


自分の意志に関係なく、持ち物から念が流れ込んでくるのはこわいです。他人の意識が入ってくるのも、自分の意識が流れていくのもイヤ~(~_~;)


『彩乃ちゃんのお告げ』(橋本紡)も小学生なのに「教祖さま」と呼ばれる女の子の話なんですが、なんだかせつなかったです。


よく政治家とかお抱えの占い師がいるとききますが、日本に限ってはいないような…もし、占い師に頼って今の政治だったらどうしようもないですもんね(-_-;)


♪星の流れに身を占って~…星占いが一番当たるのかしら!?(笑)




rohengram799 at 01:18コメント(14)トラックバック(0) 
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