服装検査

2017年06月14日

さくも便りNo.9:ボンタン

今日は『マウンドの神様』というアンソロジーを読みました。タイトルから結構、硬派な野球短編集ではないかと期待していたのですが、ちょっとラノベっぽい? また小説オンリーでなくエッセイが入っていて、これも私にはちょっと、う~ん・・・単独ならエッセイも面白く読めたのですが。


【収録作品(掲載順)】
あさのあつこ「梅里駅前商店街の熱い風」
朝倉宏景 「絶対的最後」
荻原 宏 「わが家の高校球児」 (エッセイ)
早見和真 「あの日、監督ががうなずいていれば、僕は――」
東川篤哉 「カープレッドより真っ赤な嘘」
宮下奈都 「空くじなしの宝くじ」(エッセイ)
額賀 澪 「肩車の権利」
須賀しのぶ 「甲子園に帰る」



須賀さんの作品は親の都合で満州に渡った野球少年の話で、満州国で野球!のイメージがなかったので、当時の軍や学校のことなど、フムフムとなりました。浅倉・早見・額賀の三氏の作品の雰囲気がよかったので、こういう作品を集めて欲しかったです。


東川さんのはプロ野球ファンの心理をコミカルに描いた作品。選手のサイン入りユニフォームを強奪する事件が起こり、それに便乗して殺人事件が・・・なんですが、このユニフォーム強奪事件が『プロ野球版ボンタン狩り』と言われて・・・ボンタン狩り! 時代を感じます(^^;)))



ボンタンはボンタン飴ではなくて、ダボっとした学生ズボンのことです。短ラン(短い学生服)にボンタン、なぜあんな服装が流行ったのか・・・そしてなぜそれを奪おうとしたのか。文中に


いったい当時の男子高校生は、どんな欲求不満を抱えて、あんなアホな闘いに明け暮れていたのやら。


とあって、笑いましたわ。女学生も丈の短いセーラー服に長いスカートとかが不良でした。たまに膝下20センチくらいのスカートの子を見ると「今どき珍しい!」と思ってしまいます。ちなみに私は女子高で服装検査の時にスカート丈を測る棒を先生が持っていました。


あと、ヤクルトファンの警部が出てくるのですが、天才打者の話で盛り上がっている場面で「若松」の名前をあげる~今の人は若松と言われても(´・ω・`)?
ではないかしらん? 私も野球に興味はなかったので「ヤクルトの若松 ヤクルトの野菜ジュース」のコマーシャルで、若松さんを思い出すくらいです。



甲子園がらみの暑苦しいくらいのアンソロジーを期待していたので、不完全燃焼気味・・・ああ、『男どアホウ甲子園』が読みたい~!




*前の記事のお返事も含め、しばらくお返事遅れます。ごめんなさいm(__)m



rohengram799 at 22:44|PermalinkComments(4)TrackBack(0)
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