木原敏江

2019年02月03日

令月雲便りNo.5:思い出の(イメージ)アルバム

今日は節分👹 豆を年の数だけ食べるのは絶対ムリ~お腹を壊してしまう!


年末から「平成を振り返る」特集がテレビや新聞、雑誌で目立ちますが、私は昭和を振り返りたくなる~というか、学生時代のあんなことやこんなことを思い出すようになりました。多分、今の情報社会(この言葉も古いような)についていけないのでしょう(´;ω;`)



今はアニメや漫画のドラマCDが発売されていますが、昔はイメージアルバムなるものが発売されていていました。LPレコードですね(笑)


山岸涼子さんが聖徳太子を描いた【日出処の天子】は、ドラマ仕立てではなく最初から錫杖の音と重低音の読経のようなものが流れてきて、夜中に聞くとヒャー!となりましたねぇ(笑) 専門学校時代、カウンセリングの授業を担当していた先生が厩戸さんと蝦夷の別れの場面について話していたのを思い出します。地面がビキピキってひび割れるのですが、その亀裂の入り方が云々…と言っておりました。吹き出しが四角いのも特徴的な作品でしたわ。

https://www.waxpend.com/items/10537



木原敏江さんの【摩利と新吾】は旧制高等学校を舞台にした話で、作品中で歌われていた校歌が入っていました。「北紀行」という歌を知ったのもこのアルバムからです。

http://www.billboard-japan.com/goods/detail/155801


当時、女子高生だったワタクシ、今のように「腐女子」だの「BL」だのといった言葉はありませんでしたが「お耽美」の世界に生きていましたので、そちら方面のお話を書いて楽しんでおりました。まだまだお子さまでしたので、内容などあってないようなものです(オヤジギャグではない)が、オソロシイことに木原先生にファンレターと一緒にそれを送ってしまったことも←すみません、バカです………でもその後、私の好きなキャラのおねーさまの名前がちょっとだけ似た名前で登場したのと、私が「うふふ(*ノωノ)」と思っていたカップリングで、その構図も「ウヒャ(*゚∀゚)」な表紙の回があったこともあり、ひとりで喜んでおりました←ハイ、おバカさんです(-ω-;) 今でも木原先生の作品は好きです♪(´ε`*)



青池保子さんの【エロイカより愛をこめて】はドラマ部分がありました。エロイカは野沢那智さんだったか!(笑)

https://blogs.yahoo.co.jp/marohoiz/16272089.html?__ysp=44Ko44Ot44Kk44Kr44KI44KK5oSb44KS44GT44KB44GmIOOCpOODoeODvOOCuOOCouODq%2BODkOODoA%3D%3D


B面(笑)の最後の♪背中にグッド・ラックは好きでした(*´∀`)♪

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/from-eroica-with-love/entry-10351538725.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D



あと、当時文通していた女の子が萩尾望都さんのイメージアルバムをカセットテープにダビングしてくれて、その中で一番印象的だったのが♪ターコイズ・ブルーカラー スフィンクスの目~ という歌詞の曲だったんですね。でもそのアルバムのタイトルが全く思い出せなくて………読書メーターでつぶやいてみたらすぐ探して下さった方がいて(本当に有難い!)【エトランゼ】だとわかりました。


https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/luna-raitin/entry-12142966497.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D




自分で検索してもわからなかったので(調べ方がヘタだったのでしょう)本当に感謝であります(о´∀`о)


イメージアルバムを探している時に、私が見つけて「なんじゃこりゃ!?」と思った記事がコチラです。まさかの【明太子の缶詰め】Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!!

https://blog.goo.ne.jp/hayatinocans/e/128ebb3af510e23c10f5ba7f05374f07



rohengram799 at 10:12コメント(4) 

2015年10月30日

暁雲便りNo.13:千年鬼

時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか ……



西條奈加さんの『千年鬼(せんねんき)』を読み終わりました。ラストシーンで小田和正さんの某生保会社のコマーシャルで流れていた「たしかなこと」のこのフレーズがうかんできましたわ……!!



みどり色の髪をした赤い子どもの鬼が小さい女の子を背負って走る表紙だったので、昔話的なかるーい鬼とのファンタジーかと思っていたら違った……7つの連作短編集でそれぞれの作品の前に内容を暗示するかのような詩(?)が書かれています。



《鬼の芽は、鬼でなく人に宿る
怨み辛みを糧として
ときにゆっくりと ときにひと息に 身内にそだつ
やがてその実がはじければ 額に二本の角をもつ 人鬼(ひとおに)となる
げに恐ろしきは 鬼ではなく この人鬼なり》



さまざまな時代の人物の元に、自分たちは過去世(かこぜ)を見せる過去見の鬼だと言う3人の子ども(実はひとりの鬼)が現れます。「三粒の豆」「鬼姫さま」「忘れの呪文」「隻腕の鬼」そして「小鬼と民」で、小さな不満を糧にして憎しみを育てるという鬼の芽を集めはじめたきっかけや、同行している黒鬼の役割がわかるのです。そして「千年の罪」「最後の鬼の芽」と物語りは続きます。



『地獄とは、希望(のぞみ)の絶えた世界です。希望のないまま無為に時を過ごす。それこそが地獄というものなのです。』



小鬼と少女の「希望」はなんだったのか……ぜひぜひ読んでみて下さいませ。小林糸さんの人物イラストも味があり、ステキです。私は徳間文庫のを買いました。舞台を日本ではなくヨーロッパとかしてアニメで見てみたい……なんて思いました。




鬼の話というと木原敏江さんの「鬼の泉」とか「大江山花伝」とかのマンガとか思い出しますが、「泣いた赤鬼」の続編というのを読んだことがあります。もちろん、創作で作者も違いますし、本屋さんにもありません~! 青鬼のおかげで村人と楽しく交流していた赤鬼、そこに黒鬼がやってきて、青鬼の乱暴ぶりは赤鬼のためのウソだったと村人にバラしてしまい、赤鬼は責められ、またひとりぼっちになってしまうという、なんとも後味の悪いものでした。


赤鬼と仲良くなった村人は事実を知った時に、みんな赤鬼を卑怯だ!と責めるか、そうまでして仲良くなりたかったと思うか……気持ちはわかるけどもう今まで通りにはお付き合いできないになるのか……バラした時期が何十年も経っていたら「ナニ言ってンの?」かもしれませんが、数年しか経っていなかったら、う~ん……青鬼さんの気持ちを踏みにじるかのような展開になんともモヤモヤした気分になりました。こんな続編はいらんわ~青鬼さんが戻ってきて、みんな仲良く暮らしました、という話はどこかにないものかしら?




♪いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのままで 見つめていること




10月最後の金曜日、どうぞおだやかな1日になりますように。





rohengram799 at 09:15コメント(8) 

2015年03月16日

咲雲便りNo.16:母の北上

森絵都さんの『母の北上』がNHKラジオで放送されたそうです。これは私も読んだ短編集『異国のおじさんを伴う』に収録されています。


主人公の「僕」は結婚していて、2年前に父親が亡くなってからはあまり実家にいかない生活を送っていました。たまに実家に帰省すると、母親の生活拠点が北へ北へと移動していることに気付きます。陽当たりも居心地も良いリビング・ダイニングが母の定位置だったはずなのに、その北にある洋間を定位置にし、とうとう今年の正月には家の北端にある、かつては物置代わりだった狭い和室まで移動していて……「僕」がリビングへ移動しようとすると母は止めに入る……( ̄~ ̄;)


しばらく外出していた「僕」はひらめいた(・∀・) 「リビングやダイニングには父親との思い出の品が溢れ返っていて、それを見るのが辛いから部屋を移動しているのでは? 新しい趣味を見つけて新しい思い出を作ってみたら?」という意味のことを言ったのだけれど、それは違った(´;ω;`)


母親の頼みで家電ショップへ行くと、そこで蛍光灯や電球をいくつも購入……( -_・)? もしや……そーなんです!! 実家の天井が高いせいで電球が切れても交換できなくて、母親はまだ電球が点く部屋へ移動していただけなのです……普段めったに使わない部屋ほど電球が切れるのは遅くなりますからね。


自立できていないみたいでなかなか息子に本音を言えなかった母親ですが、彼女には「友達以上恋人未満」のケンさんという気になる人がいて、そのノロケ話はよく喋るのでした(´∇`)



このお母さんの気持ち、わかる!! ウチもリビングは天井が高くて、脚立に乗って換えるのがコワイ私は、ダンナや子どもがいないと何も出来ません。LEDすればいいのでしょうが、まだまだ踏み切れない我が家です。実家でも電池切れの目覚まし時計とかありましたわ。コンビニ的な店屋が近くにあったのですが、閉店してしまい……電気屋さんはあるけど、電池だけ買いに行くのも億劫という感じだったようです。取り合えず他にも時計はたくさんあったし(((^^;)ほのぼの感もありながら、考えることも多い作品でしたわ。



さてさて「北上」と言いますと、小林旭さんが歌っていた『北帰行』ってありますよね。


♪窓は夜露にぬれて みやこすでに遠のく
北へ帰る旅人ひとり なみだ流れてやまず


私がこの歌を初めて聞いたのは『摩利と新吾』という木原敏江さんのマンガのイメージアルバム(LP)でした。今で言うとマンガやアニメのキャラクターソングみたいなヤツですかね~他に『日出処の天子』(山岸涼子さんの聖徳太子を主人公にしたマンガ・いきなりお経?が流れて夜中に聞くと怖かった!)と『エロイカより愛をこめて』(青池保子さんのマンガ・私は少佐が好きです!)を買いました。今どこにあるんだろ('_'?)


Wikipediaによると《北帰行(ほっきこう) は1961年(昭和36年)にヒットした日本の歌謡曲である。歌手小林旭。原歌は、旧制旅順高等学校(旅高)の愛唱歌(広義の寮歌)。》とあって、読み方は「きたきこう」ではなく「ほっきこう」なのね、『摩利と真吾』も旧制高校・バンカラなエピソード満載で寮歌もあったわ~だからこのオリジナルの他にこの歌もあったのね!!と30年(もっとか?)経って納得できました(; ̄ー ̄A


http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/hokukiko.html



木の芽時です、「母の北帰行」が「母の奇行」にならないように十分気をつけたいと思います( ̄▽ ̄;)




rohengram799 at 14:15コメント(9) 

2014年11月01日

琥珀雲便りNo.1:イカすNovember

しとしと雨の土曜日になりました。月始め、三連休の方には残念な初日に……( ´△`)


私の中では11月は琥珀色のイメージなので、今月は「琥珀」を使おう!と思っていました(´∇`) 琥珀とは、数千万年~数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもので、いわば「樹脂の化石」。映画『ジュラシック・パーク』は、琥珀の中に閉じ込められた恐竜の血液を吸った蚊の化石から、恐竜のDNAを抽出し絶滅した恐竜を現代に蘇らせるという話だったとか?(見ていないので失礼)


「琥」の文字は、中国において虎が死後に石になったものだと信じられていたことに由来するそうで、人名で「琥雲(こゆく)」と読ませるらしいですね~書や陶芸の大先生の名前みたいですな( ̄▽ ̄;)


木原敏江先生のマンガに『ベルンシュタイン』という作品ががあるのですが、これは先生が1984年に東欧を旅行した時にガイドさんが琥珀のことをベルンシュタインと言うのだと教えてくれたことがきっかけになっています。ドレスデンからプラハに向かうツアーバスの車窓を眺めているうちに「……ねぇ ちいさな流星ように こんなふうに見知らぬ国を走り抜けていくと お話が浮かんでくるね」……その時の空想物語の完成形が『ベルンシュタイン』というステキな作品になったワケです~!


話は琥珀からハズレますが、中学や高校の音楽で『わが祖国』(モルダウ)って習いましたよね? 合唱コンクールで私も歌いましたわ。「モルダウってきれいねー」と感動して口にしたところ、プラハを案内してくれた日本びいきのツアーガイドさん(ドレスデンの方とは別人)はちょっと悲しそうにこう言ったそうです。


「……この川はブルタヴァ川です チェコの人はモルダウとは呼びません」


チェコは今までもいろんな大国に踏みにじられた歴史を持つ国(東欧諸国はだいたいそうですが)、モルダウはその外国式の呼び方だったのです……異国を旅する時、その国・その土地の歴史を知らないと無用に人を傷つけてしまうのですね。この旅行記の他エッセイなども載っているのは『夢占舟(ゆめうらぶね)』という本ですが、発行が1986年なので皆さまが目にする機会はなかなかないかもしれません(´;ω;`)



さてさて……琥珀色よりちょっと落ち着いた色がセピア色という感覚だったワタクシ、これを機会にセピアも調べてみたのですが、Wikipediaでいきなりショーゲキの文章が…『セピア(sepia)は、イカ墨のこと。また、イカ墨由来の黒褐色をも意味する。』( ̄□ ̄;)!! 「かつてモノクロ写真などにこの色のインクが用いられたために、古い写真は褪色し淡い褐色になった。それを見て昔を懐かしむことから、現在では懐古趣味をあらわす代名詞としても用いられる。」うんうん、セピア色の思い出とか使うもんね!でも、もともと"sepia"には「イカの墨」の意味があって、さらにギリシア、スペインやイタリアなど一部の国ではコウイカそのものをも指す…んだそうです。日本では「イカスミ=セピア」は成立していないですね。イカスミは東洋的でセピアは西洋的、前者は狭い茶室で「一期一会」後者は華やかなティータイムで「スコーンも美味しくてよ(*^O^*)」な……あ、違う(´・ω・`)?



今年も後2ヶ月になりましたが、体重と白髪の増加以外は変化のない相変わらずのワタクシです。どうぞまたよろしくお付き合いくださいませ。





rohengram799 at 16:15コメント(8) 

2013年10月16日

しらす雲便りNo.37:アンタの薔薇ぁど

台風お見舞い申し上げます。伊豆大島の被害状況をニュースで見聞きしましたが……。今回の台風で、被害にあわれた方々の生活が早く落ち着きますように。行方不明の方々が一刻も早く見つかりますように。救助の方々が二次災害に巻き込まれませんように。亡くなられた方々のご冥福を祈ります。


千葉はお昼頃には雨もやみました。下の子は電車が止まっていたので、早く出掛けたのに着いたのはお昼だったそうです!マンション9階の窓ガラスが割れた!という貼り紙がありましたが(12階建て・ウチは6階)植木かなにか飛ばされてきたのでしょうか?←部屋ではなくエレベーターホールのガラスでした!


実家に電話をしたらまた2階の一部が雨漏りになってしまったようですが、母は元気そうでした。本当は明日、病院にいく予定だったのに「十三夜だからいろいろ売らないと」といって明後日にかえてもらったと言っていました。そんなにお客さんもこないのですが、やはり店をあけるのが生きがいになっているようです。


この前、秋薔薇の話を書きましたが、今日は『ベルばら』でおなじみ、深田恭子が「私は生まれ変わり(*^^*)」(今でもそう発言しているのか?)というマリー・アントワネットさまの命日であります。


昔、遠藤周作さんの書かれた小説を読んだことがありますが、大体の情報は『ベルサイユのばら』からなワタクシ(笑)今回ちょっと調べて見たら、当時のおフランスでは入浴習慣がなかったけれどオーストリア時代から入浴していたので、嫁いでからも習慣にしていたとか。また、当時のヨーロッパお貴族さまが愛用していたムスクや動物系香料を混ぜた非常に濃厚な東洋風の香りよりはお気に召さなかったらしく、薔薇やスミレ、ハーブなどの植物系香料から作られる、現代の香水に近い物を愛用していたそう。お気に入りの香水は晩年を過ごしたタンプル塔へ持ち込まれていたそうです。獄中生活もそれなりに優雅だったのでしょうか?


王妃さまの愛人・フェルゼン伯爵の肖像画を見たことがありますが「アレ、こんな人がよかったの?」という感想…当時はハンサムだったのかしらん?


今回のタイトルはツイストの『あんたのバラード』と木原敏江さんの漫画『薔薇ぁど』をあわせてみました。両方、懐かしい…!フェルゼン伯が、ガニマタでスタンドマイクを持ち♪あんたにあげた愛の日々を~今さら返せとは言わないわ~と熱唱する姿を想像しながら今日は仕事をしてしまいました!





rohengram799 at 19:03コメント(0) 
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