木手塩

2014年01月23日

にじ雲便りNo.22:おやぢの器

昨日は「ショートケーキの日」でしたね←カレンダーを見て下さい~22の上に15(イチゴ)があります! ヘビイチゴを焼酎につけたものが実家にありましたが、なにか役にたったのかしらん?と思いつつ、イチゴ食べたい!イチゴ、イチゴでカチカチしていたら「イチゴノキ」というのがありました。ストロベリーキャンドルは知っていましたが、イチゴノキは初めて! ちょっとお菓子の名前っぽい?


○○の木っていろいろありますが、今まで1番ショーゲキ的だったのは「ドロノキ」です。ゴムの木のドロバージョンみたいなヤツというか…(;^_^A



さてさて、『思い出探偵2』を読んでいたら「おおびら」という郷土料理名が出てきました。大平(おおびら)とは木曽地方の郷土料理で(新潟でも食べられるとか)里芋・鶏肉・しらたき・椎茸・人参・大根・昆布などが入ったお吸い物のことを言いうそうで、冠婚葬祭の時には必ず出される馴染みの深い料理。祝いの時には扇形に切り、不祝儀の時には短冊に切るらしいです。そして「木手塩(きでしお)」と呼ばれる大平専用の漆器に盛るんだそうです。


http://nakanorisan.com/modules/tinyd2/index.php?id=74


専用の器というところで、なぜか「人間の魂の専用の器が身体なのかしらん?」などと思ってしまいました。亡くなられた詩人の吉野弘さんの『漢字喜遊曲』に


器の中の 哭。
割れる器の嘆声か
人という名の器のもろさを
哭(な)く声か。


というのがあって、それを思い出したのかもしれません。


幸(さいわ)いの中の人知れぬ辛(つら)さ 
そして時に
辛さを忘れてもいる幸い。


漢字一文字から何を連想するかで、己の器がどんなものか、世間様にわかってしまいそうでコワイ…!





rohengram799 at 21:23|この記事のURLComments(8)
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