本棚の神様

2011年05月16日

第487号:たまたま「卵」に縁がありまして(^ー^)

『暖かやわれにも卵産めさうな』


新聞にあった俳句、作者の年齢はわかりませんが、漫画だったら「クスッ」と擬音が書かれそうな~ほのぼの感がただよいますね(*^^*)


ちょうど昨日『卵の緒』という瀬尾まいこさんの話を読んだところなので「卵」に敏感になっていたのかも!
瀬尾さんの本は初めて読みましたが、加納朋子さんと同様にハマりましたっ♪なんでこんな面白い本に今まで気がつかなかった!?って思いました。


最近はどろどろのメロドラマ系より小学生、中学生、高校生くらいのビミョーな年頃のコが主人公の話を好んで読むようになったのですが、この作品も主人公は小学生で自分は捨て子だと思っている男の子。その証拠にヘソの緒を見せてくれなくて、卵で産んだと…秋吉久美子が「卵で産みたい」と言ったのを思い出しましたよ(笑)

そんなお母さんだけど、ものすごい愛情があふれているのです。再婚し、妊娠したお母さん。「今度は卵で産まないの?」という息子に「この話をするのは最初で最後。たぶん育夫以外には話さない」と大事な話をする場面は、やっぱりお鼻がツーンとしてしまう(T-T)

そして、赤ちゃんを扱うのは難しいからと言って、卵に顔を描き名前もつけ「練習しよう」という新しいお父さんもまたイイ!!

『家族』って血のつながり、遺伝子のつながりだけじゃないんだよなぁ、とあらためて実感しました。そしてなぜかミッターマイヤーのことを思い出す(((^_^;)

彼には子どもがいなかったのだけれど、大バカヤローの親友の子どもプラス従卒まで面倒をみることになるのですが(銀河英雄伝説をお読み下さい)奥さんはもちろん他人だし…でも『家族』としてみんな幸せに暮らす…はず。本編にその子どもが成長する様子は書かれていないので、同人誌で楽しむしかないのですわ(((^_^;)

瀬尾さんの作品に『図書館の神様』というのがあって、なんか私、漫画持っていなかった?と思ったら『本棚の神様』でした( ̄▽ ̄;)

第392号:本棚の神様



rohengram799 at 11:37コメント(15) 

2011年01月26日

第392号:本棚の神様

小川洋子さんの『博士の愛した数式』を途中でほおり投げたワタクシ、いまは『博士の本棚』を読んでいます。なぜひとさまの本棚が気になるのか~のぞき見感覚があるのか!? オタ息子がお気に入りのポール・オースターの本もいくつか紹介されていて、どれも面白そう!

そして漫画では深沢かすみさんの『本棚の神様』を見つけて購入しました。 さまざまな事情を抱えた人々が出会った一冊の本との物語。

7つの物語に登場する本は有名だけれど、私は読んでいないものばかり~『人形の家』『ガラスの動物園』『風立ちぬ』など~本の紹介コラムと作品解説もあります。解説はちょっと国語の先生っぽい感じも(((^_^;)

あと、まるでナイト2000のようにしゃべる鞄とヒゲの司書さんの漫画『鞄図書館』も読みました。時々『戦う司書』になったりしながら旅をしています(笑)

作者の芳崎せいむさんは他に『金魚屋古書店』という古漫画専門店の話を描いています。実在の漫画作品が登場するので、知っている作品があると「おお~!!」と思わず声をあげてしまいます(^-^)v


ところで、皆さまの本棚はどんな感じですか?綺麗に整理整頓されているのかな~普通はそうだよね(-_-;)
ウチの本棚は、ダンナの医療関係の本が一番上の棚にあって、そこから下の棚はぐにゃぐにゃ~ぐちゃぐちゃですわ。新書に漫画に文庫に…節操なく並んでいます。そして、押し入れにテーブルの上、コタツのまわり、トイレ、流し台の引き出しにも本が入っています。片付けないと~(´д`)



rohengram799 at 08:11コメント(11) 
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