本谷有希子

2010年09月09日

ひつじ雲便り200:泣かないことは罪なのか?

週刊モーニングの巻末近くに、劇団を持つ本谷有希子さんのコラムというかエッセイがあります。今週は、おばあちゃんが亡くなったという話でした。


自分をとてもかわいがってくれて、お小遣いもくれたおばあちゃん。でもボケてしまった。ボケたことで、私のことも忘れちゃった…とおばあちゃんへの心配も薄れていき、実際葬式に出席しても、初七日が過ぎても泣いていないという本谷さん。


中途半端な書き方だから、皆さまには今ひとつ状況が伝わらないかもしれないけれど(すみません)誰かが亡くなった時や葬式で泣かないのはいけないことなのだでしょうか?したり顔で「悲し過ぎると涙がでないのよ」などと言うつもりもないけど、卒業式でも泣かないのは、なんだか「人でなし」みたいに言われたしなぁ…。


悲しいとか悲しくないとかを涙で判断してほしくないし、人のかなしみについて土足で上がり込むような、親切めいた慰めとか説教じみた話もイヤ(-_-;)泣きたい時に好きなだけ、ただただ泣かせてほしい…余計な言葉はいらないから。でもコレはワガママで、古代エジプトみたいに「泣き女」にならないといけないのかなぁ…。


あれやこれやがいつも以上に脳内宇宙を駆け巡る…これが『秋の気配』?






rohengram799 at 14:22コメント(5) 
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