朱夏

2019年10月24日

紅樹雲便りNo.22:きゅうてん

斎藤史(さいとう・ふみ)という人の歌集に『朱天』というのがあって、朱夏はきいたことがあるけれど、朱天とはなんぞや? 夕焼け雲も真っ赤っか〜な空のことをいうのかな?と思って調べてみたら「九天」のひとつ、とありました。


九天(きゅうてん)とは……古代中国で、天を中央と8方向の九つの方角に区分した総称。

中央を鈞天(きんてん)
東方を蒼天(そうてん)
西方を昊天(こうてん)
南方を炎天(えんてん)
北方を玄天(げんてん)
東北方を変天(へんてん)
西北方を幽天(ゆうてん)
西南方を朱天(しゅてん)
東南方を陽天(ようてん)


というそうです。『蒼天の拳』って「東方のコブシ」なのか?と思ってしまった(ーー;) 私はアニメをチラチラ見た程度で内容はほとんど知りません💦

https://mangahot.jp/site/works/b_R0002



斎藤史さんについてはコチラを。

https://kotobank.jp/word/%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%8F%B2-155315

https://www2.nhk.or.jp/archives/jinbutsu/detail.cgi?das_id=D0016010188_00000




話はかわりますが『MAMOR』最新号を買いました。一等空尉「加賀愛雪」さんという名前の方が……「やすゆき」さんと読むそうです。人名の「愛」にこんな読み方があるのか〜と。ステキな名前だ! 他の読み方には

あき・さね・ちか・ちかし・つね・なり・なる・のり・ひで・めぐむ・やす・よし・より

があるようです。


【MAMOR 】
https://www.fusosha.co.jp/magazines/detail/4910082731296

加賀さんは『メダル進呈! 隊長を勝手に表彰団』という連載記事に登場します。


rohengram799 at 00:00|この記事のURLComments(2)

2014年07月29日

美雲便りNo.31:真っ赤にもえた♪

今日は「肉の日」と「土用の丑の日」ですね~スーパーで「牛・うなぎ弁当」が売られていました。小さい頃は大好きだったうなぎですが、今はもう……鱧(はも)とか食べてみたいです!!


夏の異称に「朱夏(しゅか)」がありますが、緋色とはまた違った「赤いシリーズ」ですよね。女優の安達祐実ちゃんが(もう32歳なんですね)が吉原の花魁を演じるという記事を読んで、緋色の襦袢が浮かんだおやぢなワタクシ……『花宵道中』は女性週刊誌にマンガが連載されていたのので、たま~に立ち読みしていましたが、宮木あや子さんのデビュー小説なんですね。彼女の本は『セレモニー黒真珠』が好きですが、こちらはまだ読んだことがありません。祐実ちゃんは吉原の遊女・朝霧を演じるそうですが、むちむち系の女優さんよりスリムな彼女にあっているかも……オールヌードを体験したら、またいろんな役がこなせるようになるのではないかしらん? 秋に映画公開らしいです。


この前、浴衣を調べていた時に「女性用の褌は腰巻のもとになった」という大変おやぢ心をくすぐる文を見つけました! 古い書物の中に女は「褌(たふさぎ)」というものを着けていたと書かれているものがあるそうで……ちなみに「ふんどし」とは、両足を出すという意味で「踏み通し」「ふどし」となまって生まれたものだとか。女性は畚(もっこ)ふんどしを着用していたようです。股間に当てる短い布の両端に紐を通して結ぶもので、現代のパンツに近いものだそうです。現在和服の下着として多く用いられる長襦袢は、襦袢と腰巻が一体化したと考えられていて「吉原遊郭の遊女たちの間で流行したものが町人の女性たちの間にも広まった」んだそうです。


ふんどしは赤く、長襦袢は緋色でしょ(≧▽≦) 


この艶かしい色は、植物のアカネの根を原料とする茜染の一種で、濃く暗い赤色を茜色というのに対して、最も明るい茜色を緋色というそうです。 アカネと紫根を重ねて染め、深みを出した紫褐色を深緋(ふかひ、こきひ、こきあけ)別名は黒緋(くろあけ)、アカネに紅花の染料を重ね染めした明るい赤色は紅緋、アカネだけで染めた浅緋(あさあけ、うすあけ)などの色があるそうです。


お洗濯しすぎてだんだん色が薄くなったりもするのかしら?などと色気のないことも考えてしまう( ̄▽ ̄;)


燃えるような赤いカンナの花が咲いている道をひばりちゃんの『真赤な太陽』を口ずさみながら、のんびり帰りますヾ(・◇・)ノ




rohengram799 at 19:07|この記事のURLComments(12)
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