備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

ようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることをチマチマと書いています。

タグ:村上春樹

映画『ドライブ・マイ・カー』に触発されて村上春樹のこの本を買うのね(* ̄∇ ̄*)


レジのおねーさんにそう思われたらイヤだなぁ、と思いつつ、他の本と一緒に『女のいない男たち』を「お願いします」とカウンターに置いたのは先月のこと。なんかエロ本を買う中学生みたいじゃないか! 映画の帯がついているのはイヤなのでそれがないのを買いましたけど。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167907082

表題作は短くてコレを映画に?と思いましたが、この本1冊が原作みたいですね。映画は見ていませんが、西島秀俊さんではちょっと若いかなぁ、というイメージを持ちました。こちらに名言集の記事がありました。なんだかんだ言ってもやはりうまいですね。短編しか読んでませんが。

https://www.haruki-m.com/meigen/onna.html


私は「イエスタディ」が一番よかったです。あのビートルズのイエスタデイを関西弁に訳す木樽という男。関西ではなく田園調布の生まれ。関西弁は一生懸命勉強して覚えた。関西まで何度か実習にも行って(爆) こんな彼の幼馴染と形式的に付き合うことになった男が主人公の話。幼馴染の女の子が見る夢が美しくてかなしくてせつない。


私は同じ夢をよく見るの。私とアキくんは船に乗っている。長い航海をする大きな船。私たちは二人だけで小さな船室にいて、それは夜遅くで、丸い窓の外には満月が見えるの。でもその月は透明なきれいな氷でできてる。そして下の半分は海に沈んでいる。『あれは月に見えるけど、実は氷でできていて、厚さはたぶん二十センチくらいのものなんだ』とアキくんは私におしえてくれる。『だから朝になって太陽が出てきたら、溶けてしまう。こうして見られるうちによく見ておくといいよ』って。その夢を何度も繰り返し見た。とても美しい夢なの。いつも同じ月。厚さはいつも二十センチ。下半分は海に沈んでいる。私はアキくんにもたれかかっていて、月は美しく光っていて、私たちは二人きりで、波の音が優しい。でも目が覚めると、いつもとても悲しい気持ちになる。もうどこにも氷の月は見えない」
栗田えりかはしばらく黙っていた。それから言った。
「私とアキくんと二人だけでそういう航海を続けていられたら、どんなに素敵だろうと思う。私たちは毎晩二人で寄り添って、丸い窓から氷でできた月を見るの。月は朝になったら溶けてしまうけれど、夜にはまたそこに姿を見せる。でもそうじゃないかもしれない。ある夜、月はもう出てこないかもしれない。そのことを思うとひどく怖い。明日自分がどんな夢を見るのか、それを考えると、身体が音を立てて縮んでいくくらい怖い」(P107〜108)


長編も読んでみようかなぁと思いつつ……いつになるかわかりません。まだら短編集があったらそちらを手に取るかも(^_^;)


虫のカブトムシと車のビートルをかけた俳句か短歌を見つけたのだけれど、メモをしなかったので何に書いてあったのかわからなくなってしまった……残念!

村上春樹氏翻訳アンソロジー『恋しくて』を読み始めました。

https://bookmeter.com/books/6997179


彼の訳がうまいのかどうかはよくわからないのですが、おかしな日本語にはなっていないと思います(笑)


「恋しくて」というとBEGINの歌を思い出します。まだお昼にメロドラマ枠があった時代に『新金色夜叉 百年の恋』という作品があって、主題歌だったのですが、新聞のテレビに関する投書欄に「歌が暗すぎてドラマに合わない」みたいな意見があったのも思い出しました。

https://sp.uta-net.com/song/1797/


本つながりで、昨日の読売新聞の書評欄で見つけた『うん古典』! いやぁ、 興味深いです! 読みたい!

https://www.shinchosha.co.jp/book/335094/


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オリンピックで着物が登場することはないのでしょうか? 櫛かんざし美術館のブログ記事で、着物を洋服にリメイクした写真を見て思いました。

https://ameblo.jp/kusikanzasi/entry-12687345570.html


かんざしで検索していた時に、Wikipediaに

「江戸の力士の中には話題性を狙って遊女のように二枚の櫛を身につけていた変わり種もいたという。」

とあって、うわぁ(o゚Д゚ノ)ノ となりました。絵草紙とかあったら見たい(笑)


かんざしに恋文……とか色っぽい話を見つけたいものです( 〃▽〃)


【櫛かんざし美術館】
http://kushikanzashi.jp/

【古都奈良かんざし美術館】
https://par-ple.jp/outing/20190226_osampo19/

フランスではエイプリルフールの4月1日に、同僚や友達同士で嘘をつきあったり、いたずらをしあったりして、Poisson d'avril」と叫ぶ……ということを知ったのは数年前。子どもたちは魚の絵を描いて、それを切り取り、イタズラしたい人の背中にこっそり貼りつけるという……。小さい子が人魚姫の格好をして父親の背中に張り付くのも可愛くないか?と妄想するワタクシヾ(@゜▽゜@)ノ 魚の形のパイやチョコを食べたりもするそうな。「美味しんぼ」で読んだスズキのパイ包みとか食べてみたい(笑)



海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪(なみ)ばかり。

曇(くも)った北海の空の下、
浪はところどころ歯をむいて、
空を呪っているのです。
いつはてるとも知れない呪。

海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪ばかり



中原中也の『北の海』(北の湖に非ず)……セクシーな人魚の腕時計の記事を見つけて、この詩を思い出しました。うるわしき百合の世界(*´∀`*)ポッ


【ユリス・ナルダン 人魚 腕時計】
https://ameblo.jp/blue-seamade/entry-12667282311.html


【人魚姫 絵本セレクション】
https://madamsteam.com/column/314



村上春樹氏が『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』で

物語を体験するというのは、他人の靴に足を入れるようなもの。世界には無数の異なった形やサイズの靴があり、その靴を履くことによって、別の誰かの目を通して世界を見ることになる

と話しているようです。ガラスの靴に赤い靴……歌を歌えば靴がなり、本を読めば胸が高鳴る(*´∀`)♪



日付が変わりました。この時間はまだまだ冷えますね。モコモコ靴下を履いて寝ることにしますわ。皆さまもどうぞ体調にお気をつけ下さい。素敵な日曜日をお過ごし下さいませ(* ^ー゜)ノ



夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫) >> https://bookmeter.com/books/5276502


【童謡 靴が鳴る】
http://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/kutsuganaru.htm

昔、週刊セブンティーンだったか、読者の投稿欄に公園のベンチにカップル(当時はアベックだったと思う)が座っていて、男性の方が苦しそうに「ヤクル……ヤクをくれっ!」と言ったら女性がバッグからヤクルトを取り出した……というネタとしか思えない話が載っていたのを、この前スーパーで「カップdeヤクルト」なるヨーグルトを見た時に突然思い出しました(笑)



カップdeヤクルト、期間限定で以前から販売されていたのですね。私は知らなくて初めて食べたのですが、飲むヤクルトより好きかも! と気に入りました。だからまたスーパーに行ったのだけれど、なくてガッカリしております……他の店にも行ってみるか……。


https://www.yamato-funtouki.jp/blog/news/13041/




ヤクルトといえば、魔太郎こと将棋の渡辺くんがヤクルトスワローズの大ファンで、今、発売中の5巻では藤井くんとの対局の他、つば九郎と渡辺夫妻の鼎段があり……魔太郎さん、スゴい嬉しそう(о´∀`о)

https://bookmeter.com/books/16416085


あと村上春樹さんの『一人称単数』という短編集の中に「ヤクルト・スワローズ詩集」というのがあるそうです。

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912394


村上春樹さんって名誉会員なんだ……知らなかった!

https://www.yakult-swallows.co.jp/pages/fanclub/honorary_member/murakami




だんだん気忙しくなってきましたが、こちらの普通の人を店員さんと間違えた話にホッコリしました。いつでも誰かを思いやれる人間でありたいものです。

https://bon-bochi.blog.ss-blog.jp/2020-11-08





追記:コメント欄の名前が空白になってしまいます。なぜかはわかりません。 こちらの管理画面ではちゃんと表示されていますが、すみません💦

自衛隊漫画『ライジングサン』最新巻を買ってきました。富士山25キロ行軍中です。第169号:富士山はムリでも富士塚に登ってみたい!で書いた富士塚は『会長・島耕作』で成子神社にあるものが出て来ていました。自分の知っているとささやかなことでも、漫画に出てくるとなんだか嬉しい😆



今は『猫だましい』を読んでいますが、専門学校時代のカウンセリングの授業を思い出すような・・・堅苦しいのではなくて「ああ、こんなこと習ったわわ~!」みたいな記憶がよみがえる感じ。またいろんな猫に関する本のあらすじなど紹介してくれるので、ありがたい‼(笑) 読んだことのない『長靴をはいた猫』はこういう話だったのかとか、童話似たような出てくる猫いろいろとか、村上春樹さんが訳した『空飛び猫』シリーズは読みたい‼と思いました🎶


「翼のある猫」というのは実在しますが、なんだろう、ファンタジーとはちょっと・・・やはり奇形になるんだろうなぁ、と思いました。羽根ではなく、キツネのしっぽみたいな感じで背中についている感じかな~? 検索したら2つしっぽのある猫の写真も見られると思います。


『猫檀家』という寺で飼われていたネコ🐱が恩返しでその寺を栄えさせる昔話があるのであるそうですが、ネコがらみの話はほっこり系もコワイ系もあってかなりバラエティーに富んでいますが、次の短い話はやはりホラーでしょうねぇ。



『ああしんど』(池田蕉園)

 よっぽど古いお話なんで御座ございますよ。私の祖父じじいの子供の時分に居りました、「三さん」という猫なんで御座ございます。三毛みけだったんで御座ございますって。
 (中略)
 随分ずいぶん永く――家に十八年も居たんで御座ございますよ。大きくなっておりましたそうです。もう、耳なんか、厚ぼったく、五分ぶぐらいになっていたそうで御座ございますよ。もう年を老とってしまっておりましたから、まるで御隠居様のようになっていたんで御座ございましょうね。
 冬、炬燵こたつの上にまあるくなって、寐ねていたんで御座ございますって。
 そして、伸のびをしまして、にゅっと高くなって、
「ああしんど」と言ったんだそうで御座ございますよ。
 屹度きっと、曾祖母おおばあさんは、炬燵こたつへ煖あたって、眼鏡を懸けて、本でも見ていたんで御座ございましょうね。
 で、吃驚びつくり致しまして、この猫は屹度きっと化けると思ったんです。それから、捨てようと思いましたけれども、幾ら捨てても帰って来るんで御座ごぎいますって。でも大人おとなしくて、何なんにも悪い事はあるんじゃありませんけれども、私の祖父じじいは、「口を利くから、怖くって怖くって、仕方がなかった。」って言っておりましたよ。
 祖父じじいは私共の知っておりました時分でも、猫は大嫌いなんで御座ございます。私共が所好すきで飼っておりましても、
「猫は化けるからな」と言ってるんで御座ございます。
 で、祖父じじいは、猫をあんまり可愛かあいがっちゃ、可いけない可いけないって言っておりましたけれど、その後ごの猫は化けるまで居た事は御座ございません。



池田 蕉園(いけだ しょうえん、1886年(明治19年)5月13日 - 1917年(大正6年)12月1日)は、明治から大正にかけての女性浮世絵師、日本画家だそうで・・・満31歳で亡くなっていました。作家さんではなかったんですね。Wikipediaで彼女の浮世絵を見ることが出来ます。しかし・・・猫が「ああしんど」とは・・・しわがれた老婆のような声だったのか、若い娘の少し媚びたような声だったのか・・・気になる(笑)


青空文庫からコピーさせていただきました。犬の話では林芙美子の『美しい犬』がとてもかなしいです・・・こちらも青空文庫で読めますので、検索してみて下さい。タイトルの意味深さにまた涙してしまいます😢



さてさて、なんだかバタバタしているうちに1月も最終日になりました。昨日は暑いくらいだったのに、今日はまた冬にもどってしまいました😨😨😨 体調を崩さないように皆さま、お気をつけ下さい。今月もおやぢネタ満載のブログにお付き合いいただき、ありがとうございました😆💕✨


また来月もよろしくお願いいたします☺☺☺


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