昨年末はいつまでも『太陽がイッパイいっぱい』が読み終わらず…年を越してから読み終わりました(((^_^;)


そして少し落ち着いてきたので、休憩時間での読書を再開!!第一作目は小路幸也さんの『東京公園』です。これが「今年は東京公演からスタートです♪」って宝塚とか舞台の観劇スタートならよりカンゲキィ~(^3^)/だったのですが…当分あり得ない事ですわ(;_;)


『東京公園』はタイトル通り、都内の公園がいくつか登場します。水元公園・日比谷公園・洗足池公園・世田谷公園・和田掘公園・行船公園・井の頭公園…。私が行ったことがあるのは日比谷公園ですが(会社の近くだった)お弁当を食べている人たちやベンチで寝ているサラリーマンなど園内の様子を「うんうん、そうだったよ~」と懐かしく思いました。


写真家を目指す大学生が主人公で、公園巡りは偶然出会った男性から「妻を尾行して写真を撮って欲しい」と頼まれたから…。小さい女の子を連れて、あちこちの公園を散歩をする綺麗な奥さん、大学生とアララな関係に!?なんて話にはならなくて(笑)なんていうのかな~文章が優しくて読みやすいです。「そんなヤツいないだろ?」と言い切れない魅力的な登場人物とエピソードがさりげなく描かれていて……。


印象的な言葉はいくつもあったのですが、私が好きなのはわりと早い段階で書かれたこの部分。


>「でもどれもまだ途中なんだよな」
僕より三つ上のヒロはよくその言葉を使う。まだ途中だと。/その言葉を僕は気に入っている。/まだ、僕たちは途中にいる。/それは常に歩いていないと、どこかへ向かっていかないと使えない表現だ。


ヘンな話ですが、ここを読んだ時に「“お金がないの”っていわないで“今貯めている途中なの”って言いなさい」と開運ナンタラの本に書いてあったのを思い出しました!!そっか~幸せなお金持ちになる途中なんだ~『クッキングパパ』でも目的の料理の途中の過程でも十分美味しいから「シチューでなく“トチュー”です(笑)」なんて言っていたような~来生たかおだって『夢の途中』を歌っているし…フム( ̄ー ̄)


家族小説でもあり、青春小説でもあり、恋愛小説でもあり……新年最初の本としては「アタリ♪」でとっても満足しました(*^^*)