林原耕三

2014年02月16日

紅雲便りNo.15:どうしようΣ(T▽T;)…読書しよう!!

う~ん(-""-;)……本当に困っています……今月はシフト変更をしてもらい連休にしたのに、田舎に帰ることが出来ません。電車も道路も大雪の影響で全く山梨にたどり着けないし、向こうからも出られない(兄は金曜日からおこもり状態)!! 「やっぱり帰れないから、出勤します」なんて言うのも……とりあえずはシフトのまま、明日は休ませてもらうことにしました。少し気持ちをのんびり、整理しようかな…。


今、乾ルカさんの『夏光』という、少し(?)ホラーテイストな短編集を読んでいます。私、なぜかタイトルを「ガッコウ」と思っていました。文字は「夏」と認識しているのに、気持ちは「月光」……だから「なつひかり」というふりがなに「えっ(°Д°)」いやぁ、へんな思い込みはコワイですね…気をつけよう!


この表題作品には顔の左半分にスナメリの祟りと噂される黒いアザをもった少年が出てきます。時代は戦争末期で、ひどいイジメにあっていますが、彼はこう言うのです。


「わしがなんぼ醜くても、わしの見るもんまで醜いたぁ限らんじゃろう」


ガツンときました。同じ立場だったら、そんなふうに言えるかなぁ、と考えてしまいました。



《ここからは帰宅後》
まだまだ春には遠いなぁ…なんて思うのですが、春の季語が2つも入ったこの句が最近のお気に入りです。


『片隅で椿が梅を感じてゐる』(林原耒井)


本名は林原耕三(はやしばら・こうぞう:1887年12月6日 - 1975年4月23日)は、日本の英文学者、俳人。「耒井」は‘らいせい’と読むそうです。ムズカシイ(-_-;)


椿は香る花というイメージはないのですが、どうなんでしょ? 椿と梅はそれぞれ離れた場所に植えられていて、風にのって梅の花の匂いが届いたのかなぁ……なんとなく、椿くんの片想いのイメージだけれど、好きな人の香りを身につけた椿ちゃんの心だったりして……教室の窓から部活中の彼を見るとか、コッソリ職員室の先生を見つめているとか……青春! 椿鬼奴さんがのぞいていたらちょっとコワイかも(@ ̄□ ̄@;)!!


では、皆さま、おやすみなさいまし(-_-)zzz






rohengram799 at 23:54コメント(8) 
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