枝松蛍

2016年08月29日

乗雲便りNo.26:電波芸者

台風10号の動向が気になりますが、テレビで何年か前の台風被害の映像を流していたりすると「えっ、今どこかでこんなことになっているの!?」とビックリしてしまいます。朝はたいていバタバタしていてながら見なので、いつの映像かをはっきり大きい文字(笑)をつけて放送してほしいですわ。被害が出ませんように。



『忘れ物が届きます』……大庭賢哉さんのメルヘンチックな表紙とタイトルにひかれて大崎梢さんの本を読みました。あら……内容はちょっとイメージしていたのとは違うわ……(・・;) 毎日の生活の中で忘れてしまった事件、あれはどう解決されたんだろう? 誰が犯人だったんだろう? 知らされていなかった真相が、時を経て意外なきっかけから解き明かされるというミステリー。「ああ、そうだったのか!」とスッキリするものもあれば、なんとも切ないものも……“本当のことを知る”って人によっては“いらないお届け物”になるよなぁ、と思いました。


今は『何様ですか?』(宝島社文庫 このミス大賞)を読んでいます。著者の枝松蛍さんは楓蛍という名前でも作品を書いているようです。高3のクールな美人、うっとおしいくらい明るくさわやかでいかにも青春してます!な女の子とクール美人に恋する男子がそれぞれ一人称で語るので、サクサク読めます。社会風刺なところもあり、クール美人な美和ちゃんのトゲと毒のある言葉に「わかる、わかる」と共感しまくり……でおばちゃんも女子高生気分に……!!


その中に《電波芸者》なる言葉が出てきました。“でんぱげいしゃ”とはなんぞや(´・ω・`)? 検索したところ《1980年代後半に放送されていた「中村敦夫の地球発○時」で、度重なる放送時間の変更に激怒した中村敦夫氏が発したのが起源とされている。》とありました。この番組は何となく見た記憶がある……!《2006年10月に週刊文春が、TBSによって世界バレーの宣伝に各方面で使いまわされた全日本女子バレーボール選手(*)たちのことを嘲ってとらえた表現。総じて「放送局の傲慢な行動に振り回される人々」を指す言葉といえよう。》……(*)は「故障を抱え、腕にギプスをしながらバラエティ番組に出演させられていた選手もいた」………なんか今でもこういう風潮ってあるような……(´-ω-`)


本職として芸に磨きをかけている芸者さんたちには本当に申し訳ない表現だと思いますが、昔はコメンテーターとかあんなにワサワサいなかったですよね? あやしげな文化人・知識人(前・都知事のあの方とか)やら評論家やら専門家が話をすることはありましたが、私がお茶の間でおせんべいを食べながらブツブツ文句言っているようなことをドヤ顔で言われるのもなぁ……ワイドショーやテレビってくだらなさに一段と磨きがかかったな( ̄0 ̄;)


今は「○○ポルノ」という表現も流行っていますね。性的な意味ではなく、やたらに感情を煽り立てる、興奮、高揚させる……という意味で使っているのだと思いますが、こういう表現ってどうなんだろう……と抵抗感があります。今年の流行語大賞にはならないでしょうが(; ̄ー ̄A)


8月も残りわずかですね。体調に気をつけてお過ごし下さいませ。


*前の記事のお返事遅れますm(__)m





rohengram799 at 16:38|PermalinkComments(6)
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