柿の日

2012年10月26日

あかね雲便りNo.192:嘘の色

今日は《柿の日》だそうですな~正岡子規が例の「柿」の句を詠んだ日だからだそうで(((^^;)


『柿たわわ きれいな嘘が あるような』(坪内稔典)


この「きれいな嘘」って真っ赤な嘘に対抗したのかな?って思いました。柿の実のあのなんとも言えない渋いオレンジ色というのか~アレは小娘のすぐバレるようなウソではなく、人生経験を積んだ飲み屋のおかみさんが相手のことを思ってつく嘘のような気がします。本当は好きなんだけど「ごめんなさい、待っている人がいるの…」だからあなたとはお付き合いできないわ、みたいな(^.^)


こんな妄想竹をスクスク育てているワタクシも、あと半年したら誕生日がやってきます。来年のことをいうと鬼が笑うなんて言いますが、怒られないならいいや(^-^)50歳を一区切りに考えている私、先日『あちこちを修繕しつつ使いいる廃棄間近き機械ぞ我は』(首藤隆司)という短歌を見つけて「私もこんな状態かも(;´д`)」とため息……多分更年期なんでしょう、最近は耳鳴りの回数が増えました。オタ息子には「カチカチやめたらよくなるよ~」と言われていますが「イヤだ~!!」と返事をしています。


そうそう、今度から父の書いた俳句もどきや戯れ言には「涼雲」(りょううん)を、ワタクシの駄作には「恵雲」(けいうん)と書かせていただくことにしました。ひとつよろしくお願いいたしますm(__)m


『嘘の色 選べるものなら柿色に とろりと残る罪の甘さ』(恵雲)


皆さま、楽しい週末を(*^^*)




rohengram799 at 20:50コメント(14) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ