仕事帰りにコンビニに……飲料コーナーの『洋梨オ・レ』が『用なし、俺』と自虐飲料に思えてしまったワタクシです。洋梨はあんまり好きじゃないので買わないからいいんですけど。



『左手に告げるなかれ』を読み終わりました……が、なんだかスゴく疲れたというかガッカリした一冊でした。登場人物はみんな生理的にキモチワルイというのではないけれど、魅力がなくて(ワルの魅力もナシ)お付き合いしたくないし、友だちにもなりたくない。主人公も不倫相手も「はぁ?」な性格で内容もなんだよ、こいつらは……って感じ。今まで読んだ江戸川乱歩賞受賞作品の中では全く評価出来ない(私には…ですよ)一冊になりましたわ。時間を返して欲しいくらいだ……!!



そんな本の中で「ほぉ!」と思った部分があります。それはこの文章です。



……銭湯で親父のケツ見て、俺、すっげぇ悲しくなっちまった。男の年齢って、眉間や背中に出るもんと巷じゃいわれてっけど、あれって絶対、間違ってる。ケツだよ、ケツに出るんだ。冷蔵庫に放り込まれたまま忘れられて萎(しな)びちまったピーマンを連想するような、そんなケツしてた。子供のころ見た親父のそれは、息子の俺がいうと気色悪いけどよォ、厚みがあってイカシてたんだ。それがいつのまにか萎びたピーマンだもんなぁ、あれ見たとき、俺、誰だって人間は年をとるもんなんだ、いつか必ず死ぬんだって、ひどく当たり前のことなんだけどォ、初めて気づかされた気がした。……



ちなみにこれは犯人に関係するヒントにもならないし、特になくてもかまわないようなエピソードの中でのセリフです( ̄0 ̄;)



「桃尻」ではなく「ピーマン尻」……でも確かにそうかも……と読みながら、ここはヘンに納得してしまいました~!!



今月もあと2週間、何冊オモローな本に出会えるでしょうか? 明日は日曜日、皆さま、楽しくお過ごし下さいませ。



*前の記事のお返事は月曜日になります。ごめんなさい!