棘の街

2012年12月17日

サバ雲便りNo.49:黄泉カエル・緊張

昨日と比べて今日のこの寒さはなんでしょう(;o;)寒暖の差が激しい毎日、折れ線グラフが頭の中に浮かんできます…そして朝令暮改のウチの会社も連想したりして(--;)指揮系統の統一の無さは会社崩壊に繋がると思うのですが、親会社がでーん!!とあるから大丈夫♪と思っているのか…いつこのあやしげな船から脱出するか?そんなことばかり考えるワタクシです。


来年は巳年、ヘビもカエルもどこかで冬眠しているでしょうか?多少デフォルメされ、キャラクターになると可愛いカエルですが『連続殺人鬼 カエル男』(中山七里)になるといけません!!もう「あ~なんですの、これは!?」な小説でした。現実に起こったいくつもの事件(光市母子殺害事件や神戸の酒鬼薔薇聖斗事件などなど)や社会的な問題もたくさん…読み物としては本当におもしろいのですが(-_-;)


ある日、入居者の少ないマンションの13階の非常階段に、女性が一人吊されているのが発見されます。裸で口からフックをつけてつり下げられていた女性の身体には、その死体をカエルに見立てた犯行声明ありました。それは子どもが書いたようなメモ。数日にはスクラップ工場で…再び同一人物による犯行声明が!!自分の住む市内で起こる、猟奇的な殺人事件。犯人の異常さに声を呑む警察と市民。三人目の死体も発見され、町は混乱と恐怖に支配され……((((;゚Д゚))))ううっ!自分の近くでこんなことがあったらと考えただけで、気分はアラスカ、シベリアです!!


そして、いろんな意味で映像化してほしくない作品ですね~特定の職業や人物に今以上の偏見がうまれそうで…。『棘の街』(堂場瞬一)という警察小説も読みました。こちらは「なんかダラダラしていてメロドラマっぽいなぁ」「読まなくてもよかったな~」(大変失礼な発言!!)と思っていたら、仲村トオル主演でドラマになっていました~奥さま方には好評だったかも(((^_^;)


カエルの話で検索した時に気になった痩せ蛙と浅利の話…カエルよりもお父上との思い出にグッときました。皆さまもぜひ最後までお読み下さいませm(__)m




rohengram799 at 15:20コメント(12) 
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