空のお城通信~オスカー戯言日記~

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山口恵以子さんの『月下上海』を読み終わりました! この作品で松本清張賞を受賞した山田さん、「水で割った酒は飲まぬよう父の遺言で言われてる」ので賞金は全て酒代(^◇^)と言っていたそうですね。


昭和17年10月、八島財閥令嬢にして当代の人気画家・八島多江子は、戦時統制化の日本を離れ、上海にやってきました。そこで、招聘元である中日文化協会に潜入し岸と名乗っていた憲兵大尉・槙庸平から、民族資本家・夏方震に接近し、重慶に逃れた蒋介石政権と通じている証拠を探すように強要されます。「協力を断れば、8年前の事件の真相をマスコミに公表する」と……。8年前、多江子が夫・瑠偉とその愛人によって殺されかける有名な事件が起きました。愛人は取り調べ中に自殺し、瑠偉は証拠不十分で釈放されたものの、親元の伯爵家から除籍され、満州へ……。そして奇跡的に一命を取り留め留めた多江子は、スキャンダルを武器に人気画家へのし上がったのですが、その真相は、愛人と外地へ駆け落ちしようとした夫を許せなかった彼女が、他殺に見せかけて自殺を図ったのです……。


情熱的で頭もよくて美しくて、たくましい……! 登場する男性陣もいろんなタイプがいて(笑)まだテレビにメロドラマ枠があったら絶対見たかったと思う展開でしたわ。ラストも余韻があったし、彼女の装いもまたステキだったので映像で見たい!歴史に詳しければ、上海の街並みとかリアルにうかんできて、もっと深く当時のことを考えて物語に幅を持たせて深い読み方も出来たのだろうと思います。上海事変とかナニ?って検索しましたよ……第一次、第二次があったなんて習った記憶もない(-_-;)


漫画では森川久美さんのの『蘇州夜曲』や『南京路(ナンキンロード)に花吹雪』『Shang-hai 1945』なんかを読みましたが、当時は今よりもっとものしらずだったので、ただ雰囲気で読み流していた感じ……。また読んでみたいけれど、今は古本屋にでもいかないと見つからない作品だろうなぁ。



さてさて、今日は《女子大生の日》だそうですね。1913年のこの日、東北帝国大学(現在の東北大学)が女子受験生3人の合格を発表し、日本初の女子大生が誕生しました。そのうちの一人は日本最初の女性理学博士となった黒田チカさんだったそうです。


黒田さんは明治17(1884)年、佐賀県生まれ。進歩的な父のもとに育ち、佐賀師範学校女子部卒業後の1年間の義務奉職の後、当時の女子にとっての最高学府であった東京の女子高等師範学校理科に入学。理科の実験は学校でなければできないと考えたのが理由だそう。卒業の頃には化学に興味を持つようになり、更なる進学を希望しましたが、そのころ帝国大学は女子に門戸を閉ざしていました。


しかし大正2(1913)年に、東北帝国大学が初めて女子の受け入れを決めます。すでに女高師の研究科を修了して助教授になっていたのですが、母校の教官の推薦を受け、東北帝国大学理科大学化学科を受験。黒田さんはこのとき29歳! 世間も新聞も大騒ぎをし、文部省は女子を入学させることに対して不快感を示す書状を東北帝大に送付したそうです……学問への意欲を奪い取るような、こんな時代もあったのですね。



私が小学生の頃は、四年制大学に進学するおねーさんなんて、町内にひとりいるかいないかで「本当に頭のいい人!」という認識でした。それがいつの間にかチャラチャラした派手な遊び好きなおねーちゃんたちになってしまって……(´;ω;`) 女子大生ブーム、あれは何がキッカケだったんでしょうか? そして今でもこのブームの余熱はあるんでしょうか?



女子大生になることもなく、すっかりおばちゃんになったワタクシ、山口恵以子さんのようにコツコツと毎日文章を書いて作家になる日を夢見ていたら、何かが違ったかも……なんて白昼夢をみています。暑さのせいね( ̄0 ̄;)




昨日はむし暑くて、すべてにおいて集中力のかけた1日になってしまったワタクシです(;´д`)



さてさて、昨日最後に書いた「黄色い羽根」ですが、「社会を明るくする運動」(第156号:社会を明るくする運動)関係でいいのかな?という記事を見つけました。残念ながらあまり浸透していない気がしますが……。

http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=kosa_osamusan&id=68539557



さてさて……本棚を片付けていたら『銀河英雄伝説読本』(1997年3月発行)が出てきました~懐かしい! 『なでし子物語』の感想にチラリと書いた「自由・自主・自尊・自律」はこの小説に出てきます(笑) 月刊アニメージュ別冊キャラ 1994年1月号掲載の漫画家の藤田和日郎さんとの対談も再録されていました。


藤田:前に友人と、小説のさし絵というものは、その作家が一番書きたかったところを描いてはいけないんじゃないかと、話したことがあったんです。作家が渾身の力を込めて書いた描写をさし絵によって補うとは何事であるか。それは、その作家に対する侮辱になるんじゃないかと思うんです。それに、文章で想像するほうが小説の楽しみ、何倍にもなりますよね。それを、漫画のさし絵は読書にはっきりとしたイメージを押しつけてしまうんです。限定しとしまうんですね、イメージを。それが作家の書いたイメージと違う場合だってありうる。

田中:うーん。まあ僕の場合は、イメージが違っていたりすると、むしろその違いが面白いと思うもので。この人は、こういう具合にとらえていたのか、というところがわかって、それはそれで面白いですね。微妙なところですね。



ラノベなんかはさし絵イラストがないと読めない!!のもありますが(偏見かしら…)自分が読む本はさし絵がないタイプの方が多いですね。定番の昔話絵本なんかでこの絵はあんまり好きじゃないなぁ…とかはあるかな~? なかなかイメージ出来ない船艦とか宇宙空間とかが描かれていると大変助かりますケド(^。^;)



マンガの『デスノート』大好きですが、映画、アニメ、舞台ときて今度はテレビドラマ……キャストもなんだよ(# ̄З ̄)でしたが、あらすじがまたヒドイ! 夜神月(やがみ・らいと)はどこにでもいるような大学生←イヤイヤ、優秀なイケメンですが? 弥海砂が所属する「イチゴBERRY」のライブに行く以外は学業とアルバイトに精を出す日々だ……誰だよ、こんな話にしたのはっ(`Δ´) そんな主人公ならエルとの頭脳戦には絶対ならないしだろ~!!……藤原竜也のライトくんも優秀には見えなかったけど、ドラマの彼はもっと残念……やっぱり安易な実写はイヤだわ。



話はかわりますが、昔「プリンセス」という月刊誌にイケスミチエコさんが『孔雀の微笑』というファッションモデルの真樹を主人公にした話を連載していて、とても好きだったのですが、最終回がアシスタントさんのペン入れだったんですよね。今だと表紙や目次に印刷されてしまって「休載します、ごめんなさい!」で変わりに新人さんの作品が載ったりして穴埋めされるんですが、昔は違ったのかしら? なんか理由は書いてあったと思うんですが。似てはいてもやっぱり違和感があって、コミックスになる時に書き直して収録されるかも!!と期待していましたが、そのままだった記憶が………最終回だったので本当にガッカリしました。


コミックスになる時に漫画家さんが手を加えることもありますね。多分このマンガも知らないでしょうが(月刊LaLa連載)森川久美さんの『南京路に花吹雪』の最終回が本誌掲載時とコミックスの時に違っていて、私は本誌のインパクトがとても強くて好きだったのでえっ(~O~;)でした。でも森川先生は本当はこう描きたかったのかなぁとか、いろいろ考えた若かりしあの頃が懐かしい……。


小説に関しては単行本(ハードカバー)は買わないので、文庫発売時に加筆・修正されていてもわからないし、文庫が初読みになるので問題はありません(* ̄ー ̄)



今日は「ナシの日」台風の進路が気にはなりますが、イヤな気分はナシで、楽しい土曜日にいたしましょう(*´∀`)ノ




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