椿

2018年07月20日

炎昼雲便りNo.6:白椿

今年の漢字は「暑」か「熱」で決まりではないかというような毎日。まだ7月だというのに。セミも昼間は大人しいですが、夕方には鳴いていました。ちょっと弱々しい気がしましたが(^_^;)



この夢野久作の『白椿』という話を読みました。子どもにもでなくても大人でもこんな風に考えてしまうことがなかったありますが、花には花の憂いやさだめがあるのですよねぇ・・・他の花ではなく椿を、色も赤ではなく白い椿にしたところがまたよかったです。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2301_13524.html




pixivに漫画もありました。こちらもステキです。


https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=50826778



どうぞ皆さま、お身体に気をつけてよい週末をお過ごし下さいませ。



rohengram799 at 08:14コメント(2) 

2016年10月17日

徳雲便りNo.12:秋アジサイ

今日は雨が降ったりやんだり……むし暑いです(;´д`)ゞ! 仕事で駐車場をまわっていた時に、オオカマキリが横になっていました。もう昇天された様子……カマの形がまるで両手を合わせて祈っているように見えたのはワタクシも歳をとったからでしょうか……天上には虫の楽園もあるのかしらん?



作家の藍川京先生のブログ記事で秋の紫陽花を読み、そういえばウチのマンションのアジサイも9月になっても咲いていたのがあったなぁと思いました。ただ、徐々に色あせていくのもあり……、椿のようにポトン!とおちるわけではなく、ずっとそのままの形で枯れていくのがなんとも侘しいなぁと思っていましたら、それを愛でる方々もいらしたのですね。「秋色アジサイ」というらしいです。


花をつけたままのアジサイが9月以降になって退色した姿にも、美を見いだすところが日本人でしょうか~需要もあり品種改良したものが出回っているようです。


「西安(シーアン」「カメレオン」「フェアリーアイ」「グリーンシャドウ」「アナベル」「ライムライト」「水無月」など……西安の色はつぼみの頃は明るいグリーンで、花が咲き始めると薄紫に、開いていくと紫色→ピンク色→ピンクに青が混じり薄い青紫→グリーンになっていくようです。


アジサイは色が変化していくので、花言葉も「移り気」とかありますが、いつでも育ててくれた人や見てくれるまわりの人を楽しませたくて、少しずつ変わっていくのかなぁ、なんて思いました。いつでも「私を見て!」の乙女心かも……と考えると、花に対する印象もかわるなぁ~なんてしみじみしてしまう秋の夕暮れであります。



気温の変化に体調をくずす人が増えています。私も今朝はお腹が痛い~!としばらくジタバタしておりました。しかし、仕事は休めないという……皆さまもどうぞご自愛下さいませ。





rohengram799 at 17:32コメント(4) 

2014年02月16日

紅雲便りNo.15:どうしようΣ(T▽T;)…読書しよう!!

う~ん(-""-;)……本当に困っています……今月はシフト変更をしてもらい連休にしたのに、田舎に帰ることが出来ません。電車も道路も大雪の影響で全く山梨にたどり着けないし、向こうからも出られない(兄は金曜日からおこもり状態)!! 「やっぱり帰れないから、出勤します」なんて言うのも……とりあえずはシフトのまま、明日は休ませてもらうことにしました。少し気持ちをのんびり、整理しようかな…。


今、乾ルカさんの『夏光』という、少し(?)ホラーテイストな短編集を読んでいます。私、なぜかタイトルを「ガッコウ」と思っていました。文字は「夏」と認識しているのに、気持ちは「月光」……だから「なつひかり」というふりがなに「えっ(°Д°)」いやぁ、へんな思い込みはコワイですね…気をつけよう!


この表題作品には顔の左半分にスナメリの祟りと噂される黒いアザをもった少年が出てきます。時代は戦争末期で、ひどいイジメにあっていますが、彼はこう言うのです。


「わしがなんぼ醜くても、わしの見るもんまで醜いたぁ限らんじゃろう」


ガツンときました。同じ立場だったら、そんなふうに言えるかなぁ、と考えてしまいました。



《ここからは帰宅後》
まだまだ春には遠いなぁ…なんて思うのですが、春の季語が2つも入ったこの句が最近のお気に入りです。


『片隅で椿が梅を感じてゐる』(林原耒井)


本名は林原耕三(はやしばら・こうぞう:1887年12月6日 - 1975年4月23日)は、日本の英文学者、俳人。「耒井」は‘らいせい’と読むそうです。ムズカシイ(-_-;)


椿は香る花というイメージはないのですが、どうなんでしょ? 椿と梅はそれぞれ離れた場所に植えられていて、風にのって梅の花の匂いが届いたのかなぁ……なんとなく、椿くんの片想いのイメージだけれど、好きな人の香りを身につけた椿ちゃんの心だったりして……教室の窓から部活中の彼を見るとか、コッソリ職員室の先生を見つめているとか……青春! 椿鬼奴さんがのぞいていたらちょっとコワイかも(@ ̄□ ̄@;)!!


では、皆さま、おやすみなさいまし(-_-)zzz






rohengram799 at 23:54コメント(8) 

2014年01月20日

にじ雲便りNo.19:青鬼吐息

今日は大寒((+_+)) 「大寒タマゴは滋養があり、金運アップ!」というのは以前書いた気がしますが、タマゴというと映画『ひまわり』のフライパンいっぱいのスパニッシュオムレツですね! 私は最初マンガでこの話を知りましたが、映画もレンタルして見ました。ああ、もうオトコって(´Д`)な作品…でも好きですわ(笑) それと、マッカーサー元帥とタマゴの話がありましたので、興味がありましたらコチラを。貴重なタマゴだったんだからなっ(`Δ´)とちょっとムカついたりして。


http://www.concierge.ne.jp/500_column/nostalgia_020.html



さてさて……まだまだ春は遠いなぁという気温の中でも植物は芽吹き、花を咲かせていますね。今の時期は水仙や梅、椿でしょうか? 花の名前は本当にたくさんありますが、白い椿で「窓の月」というのがあるそうです。


『人の恋路を邪魔する奴は窓の月さえ憎らしい』なんて都々逸があるそうですが、暗闇で逢い引きするふたりを照らす月がジャマなのか、コッソリのぞき見するように活けられた花がイヤなのか…イロイロありそうですな(^^;)))



窓つながりで、この前『さようなら窓』という東直子さんの本を読みました。眠れないきいちゃんのためにゆうちゃんはいつも優しく話をしてくれる。昔話の『泣いた赤鬼』についてきいちゃんはこんなことを言います。


「青鬼は、むごいよ、むごすぎる。赤鬼に、なんの相談もせずに、書き置き一枚で永遠に姿を消すなんて。あたし、青鬼の書き置きの最後の言葉、覚えてる。“ドコマデモ キミノ トモダチ”だよ。二度と会うつもりがないから、こんな残酷なこと書けるんだよ」


赤鬼が村人と友だちになりたいと言った時に「君には僕がいるじゃないか、人間の友だちなんていらないよ」というような青鬼だったら、物語は全く違う方向に進んでしまっただろうなぁ……青息吐息ならぬ青鬼吐息(´-ω-`)


ふたりの物語は12で「さようなら」してしまうのですが、お互い前向きなお別れだと思いました。



『これがいい 不動産屋の窓ガラス二人の指紋で仮契約す』(宮城県岩沼市 山田 洋子さん)


「窓」で検索していたら見つけた短歌です。まだまだ初々しいふたりが「一緒すに暮らすならこの部屋がいいね」なんて寒空の中、オデコをくっつけるようにして物件を見ている姿を想像し、ホッコリするワタクシでありました。



青息吐息とは…非常に困ったときや、きわめて苦しいときに発する元気のないため息。また、そのようなときの状態。大きな心労・苦労があるとき、心身ともに疲れ果て、苦しそうな息づかいをすることから。桃色吐息はまた別よん(^.^)



rohengram799 at 17:01コメント(6) 

2013年07月12日

うろこ雲便りNo.31:飛入乙女~愛は君

台風が石垣島に接近しているようですね~三連休を南の島で♪と楽しみに計画していた人たちはお気の毒…被害がないといいなと思います。


さて、タイトルの『飛入乙女』、飛び込み乙女だと高飛び込みですが(コワイですよね~なぜあんなことをしたいのかわかりません!!)コチラは椿の品種の1つです。昨日読んだ『花が咲く頃いた君と』(豊島ミホ)という短編集のひとつ「椿の葉に雪の積もる音がする」というお話に椿が大好きなおじいさんが出てきました。他にもいろんな名前を知りました。


下のサイトには椿なのに“白牡丹”とかあっていいのだろーか?と思ったり。まぁウニにもダイオウウニ・ミカドウニ・コウテイウニとかいるみたいなので別にたいしたことはないのかも←イヤ、なんか違う('~`;)


http://www.geocities.jp/fky_sohto/tubaki04.html


物語はおじいさんが倒れて入院、亡くなって葬儀の様子など書かれていて、自分の祖父や父が亡くなった時のことなど思い出しました。他の話も多感な時期の少年たちの気持ちがちょっとエロも入って描かれていて、共感できました。そして話は戻りますが、おじいさんはなぜそんなに椿が好きだったかというと、もうだいぶ前に亡くなった奥さんが好きな花だったから……名前は「アイ」さん。


♪愛は空 愛は海 愛は鳥 愛は花 愛は星 愛は風
愛は僕 愛は君…


ずっと忘れていた井上陽水さんの名曲『愛は君』がよみがえってきました。ラストシーンもとっても良かったです。もう、自分の肉体はあの頃には戻れないけれど、気持ちはページを開くたびによみがえる~私と祖父の思い出の植物はサルスベリ。歌と昔を思い出しますが、花も亡き人たちを偲ぶよすがになりますね。


皆さま、お身体に気をつけて有意義な週末を~(^o^)/~~




rohengram799 at 12:40コメント(4) 
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