樹木希林

2018年09月17日

菊咲雲便りNo.10:好きにさせてよ

樹木希林さんの訃報、やっぱりショックですね。なんかずーっとあのまま、それこそ妖怪みたいに永遠に生き続ける方なのではないかと思っていました。


2年前の1月、新聞に載っていた宝島社の広告を思い出した方もたくさんいるのでは・・・私も当時書いた記事を読み返しました。(祥雲便りNo.3:最後の欲
2016/01/05 )

http://tkj.jp/company/ad/2016/



樹木さんの終活、「最後の欲」は叶えられたでしょうか? 合掌。





「死ぬときぐらい好きにさせてよ」

人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまぁ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。



rohengram799 at 08:00|PermalinkComments(4)

2016年10月04日

徳雲便りNo.2:かぼちゃの鼓動

今日は夏に戻ったかのような暑さ……明け方はヒンヤリするし、ムシムシする日も多かったし……身体のだるさがいつまでたってもとれないですね。


昨日は読みかけのままだった『まんぷく長屋 食欲文学傑作選』を読み終わりました。全部で7作品。おどろおどろしたものも恋愛っぽいものも時代小説もあり……かなりバラエティに富んでいました。私が気にいったのは火坂雅志さんの「羊羮合戦」。このタイトルで小学館文庫から短編集が出ていました。火坂さんの名前は知っていましたが、読んだことがなかったので、こういう感じなのか~となんとなく雰囲気がつかめてよかったです。内容は……秀吉の“紅羊羮”を超える羊羮を作れ、と直江兼続から来年の関白主催の花見の会での上杉家の羊羮作りをすることになった庄九郎の話。羊羮なんて作ったこともないのに……! 漫画(&パチンコ)の『花の慶次』でお知り合い(笑)になった、前田景勝さまや直江くんが登場したこともあり、親しみが持てましたわ。読みやすかったし、ラストも悪くなかったし……今度は長編を読んでみたいです。



新聞では大隅教授のノーベル賞受賞の記事が大きく載っていましたね。地道にコツコツ、日本人の研究熱心さが実を結び、認められたようで昨年に続き、本当に喜ばしいことです。内容を理解しているかと言われると困りますが、身体の不思議さにう~ん!となります。


不思議といえば、海外での評価も高い、前衛芸術家の草間弥生さんもナゾめいています。見れば見るほど樹木希林さんに似ている……と思います。来年2月に国立新美術館で個展を開くそうで、その会見の記事がありました。個展のタイトルは『草間弥生 わが永遠の魂』。現在87歳。草間さんは車椅子で登壇し「私の芸術が評価され、愛されるよう死にものぐるいで戦っている」「私が死んだ後も、私の創造への意欲と芸術への希望、情熱を少しでも感じていただければ、それに勝る喜びはない」と涙ぐみながら話されたそうです。年齢のこともあり、いつまで創作出来るかという不安もあるのでしょう。草間さんの作品というと、すぐ水玉かぼちゃを思い浮かべてしまいますが、その作品の中に息づく魂をずっと感じていたいなぁと思いました。「かぼちゃの鼓動」は永遠……!


絵画や陶芸だけでなく、あらゆる芸術作品の命の輝きを自分の中に取り込み、また次の世代に渡していきたいと思った秋の朝でありました。



台風の進路が気になります。備えあれば憂いなし、どうぞお気をつけ下さい!





rohengram799 at 10:19|PermalinkComments(10)

2016年01月05日

祥雲便りNo.3:最後の欲

『孫が言う 向こうの爺ちゃん 一万円』(75歳、男性)



この孫は何歳なのかしら? 一万円お年玉をあげてもいいかな、という年齢は高校生じゃないと……と考えるワタクシ。これは「もっと欲しいなぁ~チラッ!」なんでしょうねぇ……けっして「こんなにもらうと困るんだよね」ではないのがせつなくかなしいシルバー川柳であります(´;ω;`)


あとジャニーズのいい年齢の人たちがヒガシやマッチから「お年玉をもらった!」とか言うのもなんだかなぁ……やめて欲しいですわ。だから二十歳過ぎて大学卒業しても「お年玉は?」と半分本気で要求する輩が出てくるのではないかと思うのですが( ̄~ ̄;)



さてさて、ワタクシは自分にお年玉だぜ!で昨日はいつもより早く家を出て、本屋にGO!でありました。いやぁ、ガッツリ買いましたよ~全部で11冊! やっぱり本屋の子に生まれたかったな~! 少しずつ本の感想などもまた書いていきたいと思いますが、今は野口卓さんのご隠居さんシリーズ3作目『犬の証言』を読んでいます。犬が生まれ変わった落語や鬼子母神、ミミズク、雁風呂など、それぞれが題材の話や記事など前に読んだな~と懐かしい友に再会したような気持ちになりました。記憶ってやっぱり薄れていくので、少し間をあけて別の本で同じような内容を読むことで定着率が高くなるのかも……まぁ私の場合、いろいろ混ざっちゃってカオスになりつつありますが(; ̄ー ̄A)




読売新聞朝刊にドーンと見開きで宝島社の広告がありました。ミレイの《オフィーリア》に扮したであろう、樹木希林さん……素晴らしい人選にデザイン! やるな~宝島社(≧▽≦) これを見て「ああ、あの絵がモデルだな」とすぐわかるのも本やらマンガやら読んできたおかげだわ~ふりがながなくても漢字が読めたし(笑) 以下、その文面です。



「死ぬときぐらい好きにさせてよ」

人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまぁ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。





この紙面は捨てないで保存しておこう……新聞も隅々まで読まないので、購読料がムダに感じていましたがこういうものに出逢ってしまうと、やっぱり継続してしまう(^o^;)



欲望まみれのワタクシ、仕事にいってきまーすヾ(´ー`)ノ



宝島社のプレスリリースより<樹木希林さんコメント>です。

宝島社の企業広告はこれまで目にしたことがあり、かなり記憶に残っています。
それはすごいことだと思い、お受けしようと思いました。
「生きるのも日常、死んでいくのも日常」
死は特別なものとして捉えられているが、死というのは悪いことではない。
そういったことを伝えていくのもひとつの役目なのかなと思いました。




【宝島社の広告】

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000005069.html




rohengram799 at 12:30|PermalinkComments(16)

2011年05月20日

第492号:月曜日の水玉模様のかぼちゃ

「もしもし、そこのステキなアナタ、水玉模様で思い出すのはどなた?」って訊きたくなる本のタイトルですが(^.^)


加納朋子さんの小説を探していたら、何冊かあって…単純に月曜日から読むための本を探していたので「キミに決めた!!」でした♪


わざわざ曜日指定されているのは、そう、ネクタイのデザインです。カンのいい人はすぐわかるでしょうね。そして海部サンの水玉ネクタイを懐かしく思い出したはず(笑)


主人公陶子ちゃんというOLさんで、水玉ネクタイの萩クンと迷コンビよろしく(((^^;)日常のなに出来事の中に潜む謎というか疑問!?を解決するというか自分が納得するまで調べるというのか~(^-^)v
ミステリー好きな人たちには謎解きにはならないのだろうけれど、私にはなんとなく実はこうなのでは!?と思いながら読み、当たらずも遠からずだとフフン♪な気分になれる、ありがたい本です(^з^)-☆


ところどころ『魔法飛行』を連想させるモチーフもあり…月曜日から日曜日まで、一日一話って感じで読むつもりが昨日読み終わってしまいました。


しかし、水玉模様って不思議ですよね。大きさや色の組み合わせ、散らばり具合でかなり印象が変わりますし、布地プリント以外の水玉もたくさんあるし…。


草間彌生さまの水玉かぼちゃとか、まさに「魔法にかけられた」的な(~_~)でも欲しい!!そして知らなかったのですが、小説も読んでみたいです。『クリストファー男娼窟』!(他にもありますが) 第10回野性時代新人文学賞していました。


ふと思ったのですが、草間さまって、岡本太郎氏と樹木希林さんを足して2で割ったようなお顔ではないかと…私だけかしら(-_-;)


《草間彌生さま公式サイト》

http://www.yayoi-kusama.jp/




rohengram799 at 11:44|PermalinkComments(10)
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