備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

【空のお城通信〜オスカー戯言日記〜】(2010.3.17〜2021.10.31 )からタイトルを変更。(2021.11.7〜)

江戸

令月雲便りNo.18:あかべこ 💋

『残されたる江戸』という柴田流星が書いた作品があります。一年間の江戸の暮らしぶりが描かれていて、そんな風習が(´・ω`・)? の驚きやら発見やらがあって面白いです。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000342/files/2391_18586.html


この中にも書いてあった「丑紅」。「うしべに」って「あかべこ」のことじゃないのか、と安易な発想をしてしまうおやぢではありますが、もちろん違います(;´∀`)



江戸時代、暦の上で「小寒」と「大寒」を合わせた約一ヶ月間の「寒」の時期に製造された紅を「寒紅(かんべに)」といったそうです。特に良質で発色が良く、口中の虫を殺すなどの俗信や、唇の荒れに効果があるとされていたらしい。また、寒の丑の日に売り出された紅は、「寒中丑紅」あるいは「うし紅」と呼ばれ、購入金額に応じて材質や大きさの違う牛の置物が配られたそうです。


【丑紅】

http://www.isehanhonten.co.jp/beni/event.html



青空文庫から「丑べに」の一部を抜粋しました。京女より江戸の女の粋さをアツく語っています(゚∀゚*)(*゚∀゚)


『紅というもの、若い女の唇に少しばかりものしたが、かえって愛でたく、上瞼に薄っすら刷いたも風情のあるものだ。』
 
『京の女は厚化粧、白粉を頸筋にまで用いて、べには唇にばかりではなく、目じり目がしら、引眉にもこれを加うとぞいうが、江戸ッ児は女でも瀟洒たるもの、好んで多摩川の水にみがき上げた素顔素肌を誇り、強ては白粉を用いず、ただ紅のみは下唇にチョと目立たぬくらい、それも態とらしきは吾から避けて用いぬようにしている。
 女の口紅はこうしてこそ趣も深く、なかなかに捨てがたく思わるるのを、徒にコッテリと唇いっぱいにつけて、折角の愛らしい口元を、子鬼の笑ったようにしてしまうもの多きは、寧ろ天性の麗質を損ずるもの、吾儕が生粋の江戸ッ児には憚んながらそんな女は一人もいないはずだ。』



ウシのクチビルは牛タンみたいな感触らしいです。あとスープにするのはオスの方が美味しいらしい。牛タンも食べたことがないので、クチビルはもっと食べる気がしません (;´ω`)

新光雲便りNo.17:金と銀と天と

昨日は昼前から雪が散らつきはじめ、私が仕事から帰る21時過ぎにはちょっとした吹雪になっていました。風がなければまだよかったのに~!


車もほとんど通らず、ザクザクと雪を踏みしめて駅に向かう途中で転んでしまったワタクシ、どこも痛めずによかったです。そしてやれやれ、着いたわ~電車が遅れているわ~と思いながら、スマホを取り出してみるとダンナさんから「迎えに行く」LINEが・・・。


その時間が、20時40分だったんですが、私が職場を出る前には何もなかったんですよ~!「今日は迎えに来てくれないのか(´・д・`)」とちょっと悲しい気持ちで、職場を後にし駅にたどり着き、改札も抜けたのに・・・。ダンナさんに電話したら「見てなかったんでしょ~!」と言われるし・・・イヤイヤ、更衣室に入った時、着替え終わった時とか3回は見たんですよ! なんで~? 雪の影響??? 駅員さんに「すみません、出たいんですが」と言ってPASMOの金額を取り消してもらって、またザクザク歩いていつものお迎えに来てくれる場所に行きました。




帰宅してから、いつものようご飯を食べながら漫画を読んでいたら、江戸時代の天ぷらの話がありました。銀ブラならぬ銀ぷら! 割烹嶋村さんで金ぷらが食べられるそうです。



【金ぷら・銀ぷら】

https://www.jidaigeki.com/original/201302_ryouri/recipe/No06_01.html



【割烹 嶋村】

http://guidetokyo.info/history/company/company09.html


【即席懐石御料理】

https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/rekihaku/196/witness.html




雪見酒と天ぷら、そんな粋な世界を堪能する大人になりたいワタクシでした。 皆さま、風邪などひかないように気をつけて下さいね!

霜見雲便りNo.22:招き河童

今日は他店へお手伝いに~いつもより通勤時間が長くかかったので、本を一冊読み終わりました。タイトルは『湯島天神坂 如月庵へようこそ』(中島久枝)です。


内容は・・・舞台は江戸。 火事で姉と離れ離れになった少女・梅乃が身を寄せることになったのは、お宿・如月庵。 如月庵は上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にあり、知る人ぞ知る小さな宿だが、もてなしは最高。かゆいところに手の届くような気働きのある部屋係がいて、板前の料理に舌鼓を打って風呂に入れば、旅の疲れも浮世の憂さもきれいに消大変評判がいい。 梅乃は部屋係として働き始めるが、訪れるお客は、何かを抱えたワケアリの人ばかり。 おまけに奉公人達もどうもワケアリばかりらしく・・・ 個性豊かな面々に囲まれながら、梅乃のもてなしはお客の心に届くのか? そして、行方不明の姉と再会は叶うのか?


シリーズ物にしたいという終わり方でした。江戸物らしく火事に強盗にお武家様の養子縁組み、遊び人の旦那など・・・ちょっと人物像や出来事、事件など中途半端な感じがしますが、サクサク読めましたわ。


話の中に「招き猫」ならぬ「招き河童」が出てきました。検索したら結構いろんなのがありました。ちょっと欲しいかも(笑)




【招き河童】

http://kanzasiya.exblog.jp/8780574/

https://blogs.yahoo.co.jp/jh4rgh557/28187454.html?__ysp=5oub44GN5rKz56ul


【娘河童】

http://blog.goo.ne.jp/imadoki3/e/4fee902f09a00e4b2d2d62fd41cd4a9c/?st=1




日付が変わってしまった・・・「勤労感謝の日」ですね。ワタクシ、仕事はやすみにしてもらったので、自分をいたわる1日にしたいと思います(笑) おやすみなさいませ(*´~`*)


閑雲便りNo.27:旅にご用心

新聞に『江戸落語図鑑 ー落語国のいとなみー』(飯田泰子)という新刊広告がありました。飯田さんは「企画集団エド」とかいう団体の代表らしいです。


本の内容ですが、江戸を舞台にした古典落語50席を題材に、江戸人の「仕事・遊び・暮らし」を絵解きするそうです。 江戸期の版本から採録した350点の図版が掲載されているらしい。「落語の世界と江戸の雰囲気が味わえる一冊」!


第1章は「江戸のなりわい」で時そば・唐茄子屋政談・芝浜など。第2章は「江戸の遊び」で蛙茶番・寝床・笠碁・幾代餅・三十石など。第3章は「江戸の暮らし」で、たらちね・らくだ・三方一両損・かつぎやなど。
詳しい内容は下記サイトでご覧になれるかも(; ̄ー ̄A

http://www.hanmoto.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/fuyosho_1605171658_1.pdf



豆知識のコラムには「江戸の資源再生を担う屑屋」「葭町の千束屋は派遣の大手」「江戸時代の料理屋」「駕籠屋の種類と運賃」「へっついと左官屋さん」など興味深い項目がたくさんあるのですが、「旅行用心集に見る旅のこしらえ」が大変気になりました!


江戸時代の八隅蘆庵が文化7(1810)年に表したのが『旅行用心集』で、『現代訳 旅行用心集』(桜井正信監訳)も八坂書房から2001年に発行されていました。なぜこれを作ろうと思ったのが、それは話せば長い……(^o^;)

「私は若いときから旅行が好きであちこちの国に行った。それを知っている知人が旅行に出かける際にいろいろ聞いてくる。これまではそのたびに書いて渡していたが、最近は歳をとって面倒になった。断るわけにもいかないので、これまでのものを集めたり新たに書き起こしたりして、旅の助けになるようなことを小冊子にまとめることにした。 人の役に立つように印刷して『旅行用心集』と名付けるようになった次第である。」


自分のことは自分ですること、 食事に不満があっても文句を言わずに食べること、 土地によっては習慣の違いなどから気にくわない扱いを受けることがあっても、心得ておくこと。

旅行中は思わぬトラブルに見舞われることがあり、旅先では家に居るときのように適切に対処することは難しい。このように長い旅は言い表せないほどの苦労があるが「可愛い子には旅をさせ」だ!旅の経験のない人は旅の苦労を知らず、旅はひたすら楽しく物見遊山のためだけにするものだと思っている。そのため人情に疎く自分勝手な人間になってしまう。きっと陰で後ろ指を指されて笑われていることも多いだろう。


かなりカットしましたが、以上のような内容が序文にあり、本文はまた細かくいろんなことが書いてあるらしいです~内容が気になる方は『旅行用心集』で検索するとたくさん出てきますので、おヒマな時に読んでみて下さいませ。


「色町の案内書吉原細見」も気にはなりますが、これは以前『じょなめけ』という蔦屋重三郎を主人公にしたマンガを読んでいたので大丈夫です~「吉原細見(よしわらさいけん)」は遊郭のガイドブックですよん( 〃▽〃)



もう夏休みの旅行計画を立てている方もいるでしょうか? カラッとした夏の暑さに早くやって来て欲しいジメジメした夜です~皆さま、体調をくずされませんように。




春雲便りNo.16:春炬燵

『毎日のうたた寝によき春炬燵』(滝沢伊代次)



この句のように春のお彼岸が近くなっても、コタツは片付けられません~今日もゴロゴロしましょーかと思っていたら、あったかくならない……壊れた( ̄□ ̄;)!!………そんなことがあったので、新しくコタツを買ってきました! もうないかも?と思っていましたが、K'sデンキにはいくつか残っていました。よかった! 多分、GWくらいまで片付けないと思います。皆さまがコタツを片付けるのはいつ頃でしょうか?



さてさて、買い出し(笑)の前にダンナと映画『家族はつらいよ』を観てきました。水曜日はレディースデーということで、現役バリバリ乙女の制服姿の女の子やかつては乙女の私の母親世代の方もグループでにぎやかに映画館に足を運んでいました。もちろん私たちのような夫婦もチラホラと。


テーマが家族を扱ったものだからか、今までになく座席がうまっていました。私にはちょっとあざとく笑いをとっている感じがしましたが、ダンナは満足していた様子でした(´∇`)



映画の中で鰻重を頼む場面があったのですが、江戸の人たちは鰻とお茶漬けが大好きだったとか。「江戸自慢蒲焼茶漬番付」には、江戸で人気だった茶漬け店が紹介されていて、当時人気のお茶漬けは「七色茶漬け」。具材は、旬の野菜を使った7種類の漬物(大根の味噌漬け、大根の葉の塩漬け、きゅうりの糠漬け、茄子の糠漬け、人参の糠漬け、カブの糠漬け、奈良漬け)で、それを好みに合わせてご飯の上にのせて頂く、ごくシンプルなお茶漬け……美味しそう!



ひとりご飯の時には簡単にお茶漬けサラサラがいいですね。私は野沢菜のお茶漬けが食べたい……よし!明日はお茶漬けだ(≧∇≦)




メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

オスカー

QRコード
QRコード